デンマークの企業で見つけた日本との接点(その2)
前回のコラムで書いた日本との共通点。調べると、さらに多くの接点が見つかりました。前回の記事はこちら。https://note.mu/sonasona/n/nebe99b2c54ea?fbclid=IwAR0nFTnqS7BhLjVjTBfO_YQrdnGFEKg-QrozabFXvhk2gwUaNvQ1H9et1QE
デンマークのブランディング会社「コントラプンクト」の哲学という記事(下記参照)の中で、デンマークのデザインはバウハウス(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9)の影響を受けており、バウハウスは設立にあたり日本の伝統建築に影響を受けたという。
https://bulan.co/swings/about_bauhaus/
さらに調べていくと、「バウハウスと茶の湯」という本を見つけた。
これは当時バウハウスで学んだ日本人、山脇道子の記した本。
この記事によると、著書の中でで彼女はこう書いている。
「私は茶の湯の世界に生まれ育った人間です。そんな私が、何もしらないまっさらな頭でバウハウスに学びはじめて、あっと思ったことがありました。それは、 バウハウスと茶の湯 はとても似ているということです。突拍子もないことに聞こえるかもしれませんが、いずれの世界にも共通しているのは、シンプルかつ機能的であることを良しとし、材質の特性をできるだけそのまま生かそうとする姿勢です。このことに気づいた時、バウハウスでやっていけると初めて自信を持てたような気がしました」
デンマークに来て、考え方への共感や、感覚的なしっくり感を感じていたが、こうした世界の捉え方や視点の共通点が日本人である私にこれほどの心地よさを感じさせてくれるのだと実感した。
そして、企業訪問2社目。
昆虫食の会社、その名も「バギングデンマーク」。人口増、食糧難を見込んで昆虫食を研究するスタートアップ。
おっと、時間がないので、この会社訪問記事はまた次回。
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