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冬生まれの私が冬のどこか好きなのか。

まずクリスマスがあること。街がとても煌びやかで美しくなる。度が過ぎるものもあったりするけれど、遠目に見るととても美しい。中でも一番好きなイベントはクリスマスマーケットだ。クリスマスを楽しもうといろんな人が集まってくる。日本人だけではなく、いろんな国の人が。寒空の下であるはずなのに、不思議と温かく感じるのがとても不思議なところ。

次にバレンタインのチョコレートの催事。世界のチョコレート、カカオ、タブレットが集まってくる。人が多くてちょっと困ったりもするけれど、自分へのご褒美を買い込むのにピッタリだ。特別誰かにあげたりはしないけれど、一緒にチョコレートを楽しめたら最高だろうなとは思う。
今年もひっそりチョコ売り場に行こう。

そして、冬は温かい食べ物がとてもおいしい。熱燗、お鍋、おでん、シチュー、カレーライス、ラーメン、ホットコーヒー、ホットカクテル…、いろんな温かいレシピが溢れる。現に今もアマレットを入れたホットミルクを飲んでいる。寒いからこそ楽しめる料理、ほっとできる時間、楽しみたいね。

あと、寒く透き通った空気だからこそ見えるあの星空はたまらない。朧月も粋ではあるが、すっきりとした月と辺りを輝く星たちの存在も忘れてはならない。飲んだ帰り道や、寒さで寂しさを感じるときに空を見上げてみてほしい。きっと美しいものが見つかるだろう。運が良ければ流れ星が見えるかもしれない。
…ただ足元には気を付けて。

最後に、冬はこれから暖かくなる以外はない。これから始めるのだ…という準備期間な印象がある。春で全てが始まり、夏は気持ちが沸き上がり、秋はそれを少しずつ沈めていき、冬でゆっくりと蓄える。また春に向けてひっそりとエネルギーを蓄えていくのだ。

どの季節も美しいけれど、切なさと期待が入り混じる、冬が好きだ。



May the wind be ever at your back

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