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扉を開ける


指先の水滴すらも口にできずに過ごした、6日間。

もしかしたら、すこしだけ
息がラクだったかもしれない "酸素ハウス"。

どんなに息が続かず 足が揺らいで倒れても
みずからハウスの扉を開けて
これまで日々巡っていたあちらこちらを
ただ一心に 訪ねて歩く旅をしていた。

もう、動かなくていいよと
道を遮りたくなる想いをほどき
本人の望む道を信じて見守ることは
修行のようでもありました。


すべてを受け入れ いまを生き
一滴も余すことなく
自身のいのちの道を果たした姿

とってもうつくしくて
神々しくて かっこよかったよ cheroくん


Memorial Cathedral for World Peace @ Hiroshima


5th Jan 2023




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