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草野さんのこと―リストラーズにハマってから感じたメンバーの印象(その5)
公式Xに聞きたい曲のリクエストができる、リクエストリストラーズというハッシュタグがあります。
そのリクエストリストラーズでの昭和歌謡を考えていると、まずリードの第一候補に上がってくるのが草野さんです。
思いつく曲、思いつく曲どれもこれも、草野さんなら歌えるよなーと思えてしまうのです。
脳内再生を試みてもどれもこれも草野さんが普通に歌いだす…リクエストリストラーズのハッシュタグで上げた何曲かの中でも、まず草野さんの歌声でイメージが出来てしまったものもありました。
実際に草野さんなんでも歌っています。
パワフルな歌声で布施明さんとか尾崎紀世彦さんとか松崎しげるさんとか、歌唱力と肺活量が必要な歌をパワフルに歌い上げ。
物まねではないはずなのに、最早そうとしか聞こえない和田アキ子さんの曲とか。
ハモネプでもおなじみの光GENJIの『ガラスの十代』では高めの若々しい歌声で、見た目とのギャップで見る人を驚かせて。
『銀河鉄道999』『Marionette』では英語の発音の良さ(やっぱり、ネイティブ?)や、『プレイバックpart2』『勝手にシンドバッド』での滑舌の良さとか。
『俺ら東京さ行ぐだ』ではラップ調の演歌まで。
どの曲でも、リードを取る時の草野さんは分かりやすく、くっきりとした歌声をきかせてくれます。
ところが、これがコーラスになると一気にまわりに溶け込んで、印象的なフレーズ(例えば『Marionette』や『フレンズ』での「わんわわわー」『チャンピオン』の「ダバダバダバダバダダッ」他にも色々…)以外では「自己主張?なにそれ?」という感じの個性を抑えた歌声でまわりに馴染んでいます。(これはリストラーズの皆さん全員に言えることですね)
ダンスや振り付けになると、ちょっと困ったようなかわいい笑顔が見られます。
なぜか膝と肘が伸び切らない感じのリーダーのダンスを見ていると、こちらも笑顔になります。
『仮面舞踏会』『Romanticがとまらない』のような激しいダンスも常に一生懸命という感じで踊っておられます。
※なるべく音質の良いものをと思ったら公式外でした。
『Romanticが止まらない』(公式外) https://youtu.be/jFYBpSbXOyg
『赤鬼と青鬼のタンゴ』での「心浮かれた」笑顔全開の、澤田さんとのリモートダンスも印象的です。
リーダーと呼ばれている草野さん、彼が5人を集めた、もしくは彼の元に5人が集まったのはやはりその人柄に惹かれて、というところが大きいのではないでしょうか。
過去のリサイタル映像を見ていても、進んで盛り上げ役に回り 、リードボーカルを務めていても、途中でのリード交代や、振り付けで他のメンバーには目立つ動きが割り振られていて、決して一人だけ目立つという形になっていないように見えます。他のメンバーのリード曲よりもその傾向は強いように感じます。
じっくり聞かせる感じの曲でも、ところどころに入る「ちょっとくすっとさせる」印象的なフレーズはたいてい草野さんの担当です。
他のメンバーに花を持たせて、自分は笑われ役に徹しているような気がしています。
これだけの歌唱力があるのだから、それこそ自分で、どんっとメインボーカルに座っていてもいいような気がしますが、そうしないところがリーダーのリーダーたる所以でしょうか。
リーダーがそういう草野さんだったからこそ、大学時代からずっと同じ6人での活動が続いて来たのだと思います。
20年間、本業を持ち、家庭を持ち、メンバーの地方赴任もあり、リーダーの海外赴任もあり、コロナ禍で活動範囲の縮小を迫られ…それでも、6人でずっと一緒に活動を続けて来ました。
アマチュアの趣味の活動なのですから、何か大きな変化があれば、そこで途切れてしまってもおかしくなかったと思います。
でも活動は続いていた。
そして私たちも皆さんの活動を知ることになり、ファンになれました。
~皆様が笑顔になれる時間/空間の提供を目指して~というリストラーズの活動理念を実現させて、現在70000人を超えるチャンネル登録者を笑顔にしてくれる。
そんなリストラーズのメンバーを強く結びつけている扇の要が、草野さんなんだと思います。
海外赴任中の草野さんのご帰国を心待ちにしております。