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美容の価値について考えている

「最近note更新してないね」とお客様から言われた。しかも立て続けに三人にも。「最近」という言葉に優しさを感じる。実際には5年も更新していないのだから(「雨とランプ」のアカウントは1年前に止まっている。そして、ログインのパスワードが思い出せずにいて、自分のずさんな管理に悩みが芽生えている)。

雨とランプがオープンして5年が経った。オープン時期から変わらずに来てくださる方もいれば、もう随分と顔を見ていない人もいる。3年ほど顔を見ていなかったのにまた通うようになった人もいる。
たくさんの方に足を運んでくれて(中には道外から来てくださった方もいた!)、5年の月日を過ごすことができた。本当にありがとうございます。

吉田さん来てないけれど元気かな無邪気なくせ毛に悩んでないかな

久石ソナ『サウンドスケープに飛び乗って』

髪や頭皮のお悩みを共有し、施術をして、喜んでいただき、また来ていただき、新たに生まれたお悩みを共有して、施術をして・・・というサイクルの中で美容の価値とはどこにあるのか、とふと考える。

皆で作る「作」の価値。

時代は常に変化していきます。
作り手だけでは無く、お客様とともに作り上げるのが酒の真の価値である、という意味を銘に込めた「作」。
酒造りの伝統を重んじつつも、刻々と変化を続ける時代と共に、人々の多様な価値観や思考と向き合いながらいつも進化を続ける酒でありたいと思っています。

https://seizaburo.jp/zaku/

清水清三郎商店株式会社の『作』という日本酒の価値の考え方。
この考え方がとても好きで、作り手やお酒だけでその価値を図っているわけではない。お客様の口にお酒が運ばれた瞬間、広がる風味や香りがその瞬間に価値が生まれるのだ。
これは美容でも感じる。カットなどの技術やカウンセリングのトーク力などそこに価値があるのではない。それを体験したお客様がどのように感じるか、そこに価値の生まれる場所があるのだと感じる。

価値が生まれた瞬間、人の感情は揺れている。良い方向でも悪い方向でも、感情を揺らすのは、美容で言えば、技術や接客、アフターケアなのかもしれない。様々な要因が絡まって、美容の価値はその人その人に生まれては残るのだと感じる。

美容は目まぐるしい業界だ。新しい商品はもちろんのこと、技術や流行だって激流だと常に感じる。正真正銘、荒波に飲まれることだってある。
アンテナを張っていても向けていない景色はいつのまにか様変わりしている。それが美容の世界だとこの業界に入って痛感する。
けれどもそれはあらゆるかたちで価値になる可能性が点在しているということなのだと同時に感じる。
その価値によって人の感情が揺れる時、私たち美容師のモチベーションへと繋がるのだ。
感情と感情を結び、また新たな価値を見出す旅を始めるのである。


**店舗情報**
【雨とランプ】
〒063-0811 北海道札幌市西区琴似1条7丁目3−24

【凪の旅先】
〒060-0033  北海道札幌市中央区北3条東3丁目1−29 酒井ビル 2階
※ヘアドネーションカットは「凪の旅先」にて受付中(平日限定)

⏰ 営業時間:
平日:10:00〜19:00
土曜・祝日:9:00〜18:00
日曜日:9:00〜17:00
📅 定休日:第2/第3月曜日

ご予約・ご質問はInstagramのDMからお気軽にどうぞ!

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