花のワルツ。(自分的対話論)
進まないのよね、
村治佳織さんが弾いている「花のワルツ」のギター用採譜。
いや、進んでるんだけど、でんでん虫くらいに遅いのね。でんでん虫に失礼なくらい;;。能力の限界。。。
五線譜とタブ譜を併記できる、A4で5段書ける原稿用紙で8ページくらいまで出来たんだけど、今日までで曲の半分くらいかな。
もう、こりゃ苦行だなって思ったら、あ、そうか。これって、写経だよなって、思った。手本が無いので、聞き取った言葉を文字で写すのと同様に音をね、音符で書き記す。
完成した原稿の写真を撮って掲載して、今回からかっこよく始めようと思ってたんだけど、もう少し時間がかかるな。
ただ、こうした作業も、音楽と自分、ギターと自分という、対話の一種。
しかし、今バレエ観てんのよね。くるみ割り人形のものを中心に。勿論、ネット上だけど;;。何でそんなことをって、ワルツを知る為だったんだけど、バレエ観始めたら止まらない。
こんなに楽しいものだなんて、全く知らなかった。
EuroArtsChannel
Tchaikovsky - The Nutcracker, Ballet in two acts | Mariinsky Theatre (HD 1080p)
他にもいっぱいあるのね。当然。ただ、この動画では音楽が始まってまだ舞台の幕が開く前の客席をカメラが色々抜いてるんだけど、
3分04秒くらいのあたりで、一人の少女がさ、自分のくるみ割り人形のぬいぐるみを舞台に向けて手を一杯に伸ばして掲げながら、まっすぐにその開く前の幕を観てるの。
僕はそれを見ながら、非常に胸にせまるものがあった。
客席を抜いたシーンはそこまでに色々あって、みんな色々な表情で開く前の舞台を観てる。様々な想いをのせて、舞台は始まり、そして幕は降りるのだけど、その物語は終わらない。
僕だけではなく多くの人が、その物語の中で、生きている。
(2020年現在、譜面は完成しています)