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海賊メタルの話

海賊メタルのオリジネイターがアルバムを来月にリリース予定なのでワクワクしてる。

新曲を聴いてわかるのはいつも通りだろうということだ。

最高じゃないか。


Running Wildはドイツの海賊メタルバンド。

1stと2ndは海賊じゃなかったけど、3rdから海賊をやっている。

船長のロルフ・カスパレック(ロックン・ロルフ)以外はメンバーは定まらず、ヨルグ・マイケル、ステファン・シュヴァルツマン、ヤンス・ベッカー、シロ・ハーマンなどドイツのメタルバンドでよく聞く名前の人たちが在籍してた。

船長は2009年に1回解散宣言をしてラストライブアルバムを出したけど、2011年に復活している。


Running Wildが最高なところは「どのアルバムを聴いても同じ感想しか出ない」だろう。

どのアルバムを聴いても「かっこいいなぁ」「海賊だなぁ」以外の感想が出ない。

Motorhead、AC/DCのような安心感で聴ける最高のバンドなのよ。


そのスタイルをリスペクトしている海賊がいくらかいる。

スコットランドの酔っ払い海賊、Alestorm。

ボーカルのクリストファー・ボウズは別のバンドのGloryhammerで「ダンディーの暗黒皇帝、ザーゴラックス」でもある。


海賊メタルバンドではないけど、トリビュート曲を作ったのはOrden Ogan。

最初に聴いたときに「っぽい!っぽい!」ってずっと言ってた。


スウェーデンの海賊、Blazon StoneはRunning Wildなんじゃないかと思うくらいの海賊。

バンド名もRunning Wildの6thアルバムからとられているという徹底した海賊っぷり。

今年リリースのこのアルバムから加入したボーカルがロルフ船長そっくりなので、よりRunning Wildになってる。


海賊メタルバンドではないけれど、Running Wild味を感じるドイツのStormwarrior。

2008年のアルバム『Heading Northe』は名盤。


サンディエゴの海賊はアコースティックなスタイル。

Korpiklaaniのカバーをやってたりする。


海賊メタルってちゃんと言葉として存在してるんですよ。

ランニング・ワイルドっぽかったり、海賊の恰好して歌ってればだいたい海賊メタル認定される。

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