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リモートワークになったので形骸化していた「消防計画」を見直してみた
こんにちは。N川むすびです。今回のnoteは同じバックオフィス「involve」チームの「おいも」氏が、今まさに関心の高いリモートワーク下での消防計画について記事を書いてくれました!
ぜひ、ご覧ください~👍
※記事の内容は当社管轄の消防署における事例となります。自社において問題がないかは各管轄の消防署にご確認ください。
1.リモートワークになって消防計画が変更になりました
はじめまして。
現在N川むすびさんと同じ総務部に所属しております、おいもです。
先月「消防・防災届」の変更を行ってきました。
本題に入る前に、まず弊社のお話になりますが、
弊社は、2020年の4月に発令された緊急事態宣言からリモートワークをメインにする働き方に舵を切り、オフィスの減床、オフィスに出勤する社員も減り働き方がガラッと変わりました。
それに伴って、「消防計画」を更新していたのですがとある疑問がわいてきました。
2.リモート下での消防計画の疑問点...
資料を修正していくなかで
「当社はリモートワークだから、防災時の担当者1名を決めても意味ないんじゃない?」
私は週に何度かオフィスで作業がありますが、オフラインで1年近く顔を合わせていない人もざらにいます。ほかの人も数か月に1度とかの頻度なので、特定の人物を防災の担当者にするのは計画としては意味を成しません。
そこで消防庁に連絡をして確認を取りながら修正を行いました。
■「特定の個人」じゃなくて良い。「特定範囲のだれか」で良い
電話をかけ当社の状況を伝えると、丁寧なアドバイスをいただけました。
その結果、以下のように書き換えることになりました。
Before: ○○事業部 山田太郎さん
After :出勤者
どうやら、「災害発生時に誰が何の役割を果たせばよいかわかるようになっていれば良い」らしく、
当社は基本的に総務部の誰かはオフィスに出社しているので、災害発生時の「出勤者」がその役割を分担することにしました。
これであれば特定の個人ではなくても対応できます。
また、部署単位やチーム単位で担当を割り当てることで、その中の誰か災害発生時に柔軟に対応することができます。
ただしこの場合、担当に割り振った部署・チームにあらかじめ認識させなければ機能しないので、社内アナウンスし周知するなど注意が必要です。
社内掲示用に作成した役割表
3.提出
後は、避難経路などの書類を添付して直接、管轄の消防署に提出。
受理された後、無事更新手続きを終えました。
まとめ
消防計画内の災害時の担当者欄を、
「出勤者」にすることで誰がオフィスにいても柔軟に対応できるように変更いたしました。
他にも出社率の高い事業部・チームを災害時の担当者とすることも可能だそうです。
当社と同じくリモートワーク中心の環境下で、「みんなバリバリ自宅作業してます!」という企業において、この記事が参考になれば幸いです。
このnoteでは定期的に、「全社の取り組み」「総務部の活動」を発信しております。
「これはどうやってますか?」「ウチはこうやってますよ~」などコメントいただけますと励みになります。
#バックオフィス , #総務 , #リモートワーク , #テレワーク , #消防計画 ,
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