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夏の登山


毎年お盆は外して夏山にいきますが、最近の駐車場争奪戦、テント予約争奪戦にうんざりしてアルプスから遠ざかってましたが、やっぱり山の空気を吸いたいので、9月に入ってから穂高に行ってきました。

新穂高から、双六にしようか、槍か蝶にしようか迷いましたが、8年ほど行っていない涸沢から、奥穂から北穂コースを回る事にしました。

上高地は、今年の暑い予報でもまあまあ涼しかったですが、太陽が出るまでの間だけでした。
ほんと久しぶりなので、明神岳や横尾尾根の思い出を懐かしみながら歩きました。
常念の一ノ俣谷なんかも秋のシーズンには楽しかった思い出です。

北穂か奥穂のテント場まで上がりたかったですが、これには勝てないので涸沢でのんびりする事にしました。
以前はカレーやら焼き肉、豚汁なんかを作りましたが、今はこう言うのも良いですね。

翌日は、穂高岳山荘で日の出が見たかったので朝3時に出発しました。
山の地形は全然変わっていないので、暗い中でも記憶と照らし合わせながら登るのは楽しかったです。

日の出までには、なんとか間に合ったので朝ごはん休憩しながら、日の出を待ちました。
やっぱり山での日の出は気持ちの良いものですね。
この空気の匂いと音を楽しみに登っていると言っても過言ではないです。

奥穂に登って振り返ると、涸沢岳から北穂までと、槍ヶ岳が見えて、これからの行程が楽しみになります。


やはりこの稜線は、北鎌や西穂〜奥穂間ほどでは無いですが、油断するとそれなりの結果になるので、緊張して歩く事が出来、充実しました。

1番最初にここを歩いた人は、どのような心持ちでここを歩いたのでしょうかね。

北穂に着いたので、カレーとコーヒーを頂きました。
山の上で、この様な食事が出来るなんてありがたいです。

涸沢に降りても、飲んで食べるんですけどね。

その日の晩も、翌朝も良い色を楽しむ事が出来ました。

久しぶりでしたが、ほんと楽しい山登りでした。

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