畳ってどうやって作っているの?
和風の旅館に泊まっている時にふと思った。
そこは畳の部屋で、畳が10畳くらいあった。
ちなみに、1畳という広さは、まさに畳1つ分のことを指していて、1.62㎡以上。
以上っていうのは、地方によって、1.82だったり、1.65だったりまちまちで、不動産の規則には、1.62㎡以上って書いてあるみたい。
で、畳を見ていて思ったんだけど、「これ、どうやって作ってるんだ?」
まあ今は機械で作っているんだろうけど、どうやって作ってんの、これ。
まず原料なんだ。→草?
どうやって織ってるの?→なんていうか、1本の長〜い草をウネウネと織ってる感じ?
厚さってどのくらいなの?→2、3㎝かな?
はい、ではネットサーフィン!!
こういう時は動画でみた方が理解しやすいから、YouTubeだね。
でも、畳でYT検索したら、「畳 フローリング」で予測変換されたよ。
やっぱり、畳よりフローリングがいいって言うので、変える人多いんだね。なんだか日本人として、ちょっとさみしい気持ちになりました!
まあそれはさておき、畳の作り方!
まず、原料。これは「い草(いぐさ)」と言うもの。
これを、今は機械で織っている。機織りみたいなイメージですね。昔は手でウネウネ織ってたと思うと、気が遠くなるし、そもそも良くやろうとしたよねって感じ。
なるほど、こう言う風に作るのね。
で、手でやるとなるとこんな感じみたい。
き、気が遠くなる・・・。
普段何気なく使っていたり、見ている畳は、こんな風に作られていたんだね。
ちなみに、畳のしき方にも、色々種類があるそうな。
なんだか、畳って、きちっと敷いている感じではなくて、チグハグな感じで敷いているって感じませんか?
あれはわざとで、1枚の畳に角が集中しないように分散しているそうな。
なぜかと言うと、角が集まって十時になると、「四つ辻」を連想させ、「四」→「死」を連想させるから、縁起が悪いとされてきた。
なので、良い時は、角を集中させないように「祝儀敷き」。
お葬式など不幸があった時は、角を集中させ、「不祝儀敷き」ってしたんだって。
ちなみに、「四つ辻」って言うのは、十字路のこと。(辻も十字路のことね。十字路って、角が4つできるでしょ?だから四つ辻)
今日も勉強になりました。
まさか畳の作り方から、畳の敷き方にまで考えが及ぶことができるとは!ラッキー!!