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筋書きのない昼夜逆転劇になんか泣きそうな5月

今月は更にギリギリになってしまった定期note。新月と低気圧で鈍る頭を何とか回して参ります。タイトルは岡崎体育の なにをやってもあかんわ から。烏合の衆のそれ以下の以下の以下という歌詞にちょっと安心するし、昼夜逆転に劇とつけるだけで言葉のネガティブさが薄まる。発明だと思う。

とにかく新月がつらい。だいたい自分がネガティブになる時は新月から上弦にかけてが多いことに気づいた。月齢カレンダーのおかげだ。だからしばらく月末にnote書くとこんな代物しか出てこないかもしれない。来月から満月の日に書くか。

見たいものを追いかけてはほとんど見逃すくせに、見たものの内容は忘れて見逃したもののことばかり長期記憶で覚えてしまうのも先月までと変わらない。お笑い実力刃のラランド回とか。レコーダーに溜まった関ジャムや朝ドラはリビングでしか見られないので、昼夜逆転でリビングにいる時間が短くなると必然的に見る時間がとれなくなる。

昼夜逆転は父に言わせれば時差があるから日本人の生活ではないらしい。劣ってると言われ育った訳ではないが、自分を劣ってると思い込んで楽をしている。寝る前に 今日の自分はここがダメだった などと反省会をするとそのネガティブイメージが脳に強く反映されるから良くないと知っても、今日はあれとこれを見ていない……と思いながら寝る。だから見てないもののことばかり覚えてしまうんだよ

完全にエンタメのリボ払い状態で、見たいものの一覧に対して使える時間が足りない。無職なのに。更に悪いことに別に一覧に入っていないVtuberの切り抜き動画とかを見てしまい、より足りなくなる。深夜4時半に3分の切り抜き動画をタップする瞬間だけは、その動画を見ることで30分のアニメを5時までに見られなくなることに気づかない。これはいつ終わる。前にも書いたぞ。

そんな有様なのに脳トレアプリを入れた。毎日続けて「その調子ですね!」なんて言われると、単純だからアプリを消そうと思えなくなってしまう。脳トレアプリに時間を費やすほどYouTubeやTVerでいつも見ていたものに時間が回せなくなる。

久しぶりに太鼓の達人をやったら明らかに下手になっていた。しかもこれまでは叩けない原因が腕の筋肉のなさだと思っていたが、今月は脳だった。譜面を認識してその通りに腕を動かす脳の回路が細くなっていると思った。音ゲー欲が再燃してプロセカをインストールしたが端末を置いてプレーする場所は作れないしそもそも時間がない。ロングスリーパーな自分が恨めしいが睡眠を削らないことでしか健康を保てないのでそこには納得してもいる。

先月せっせとゴールデンカムイを読めと書いたが、無料公開中には読む時間が作れず、無料公開が終わってから1日1話ずつチケットで読み始める始末。イッキ読みした方が楽しめるのにこのザマだ。

メリッサが引退する今日になって未だに3Dお披露目を見ていない。昼夜逆転なりに早起きしてお披露目見るのとnoteを書く時間を捻出しようと思って目覚ましをかけたが普通に止めて寝飛ばした。

科博のポケモン化石展に行きたいと思ったのはGW頃なのにまだチケットをとっていない。北斎展も同じ。日本科学未来館のロボット展も同じ。行きたい気持ちに体力と財布がついてこない。毛穴の目立ってきた顔を見て、着実に近づく老いを自覚する。

見たいと思っていたのに、ネットの評判が悪いのを知ってバブルをスルーした。少し後ろめたさがある。

そろそろ30分経ったので頑張ってハンドルを切り、ポジティブなことも書きたい。ネガティブなことは無尽蔵に書けてしまうので……

友達とすみだ水族館に行ってペンギンを愛でる。むっちり体型のバジルだけは見分けがつくようになった。さすがガチムチNo.1。

ゲスの極み乙女。のBest trackを聴いてめちゃくちゃ潤った。来月のライブがさらに楽しみになった。どうか中止になりませんように。

三浦大知神のファーストテイクを見て、やはり彼は信仰の対象に値すると確信する。あまりにも美しい。

ハケンアニメ面白かった。登場人物みんな好きになるタイプの作品だし、作品内のアニメでバイクに乗るシーンがあって当然のようにAKIRAオマージュが出てきた。ニヤッとした。
一番響いたセリフは王子の 書くことの壁は書くことでしか越えられない 。この執筆も何かの壁を越えるためと思えばアツい使命感みたいなものが湧いてくる。

桑田佳祐氏の新曲で歌われる反戦や子供を守りたいという強固な祈りは、彼らにしか出せないものだと思った。変態紳士クラブの新曲の方がよっぽど世の中の世知辛さの解像度が高い。成り上がり根性よりやるせなさと侘しさが余裕で上回るしみったれたヒップホップがヒット曲になる時代は、本格的に景気の悪さが音楽にまで侵食してきてる感じがしてどうにも腑に落ちない。

景気の良い時は暗い曲(80年代と中森明菜)、景気の悪い時は明るい曲(2000年のLOVEマシーン)という定説ももはや崩れ、景気が悪くて暗い曲、というのが現在な気がする。なにやってもうまくいかない とか。

髭男のライブを配信で買って、あまりの歌の上手さと満ち足りた音を浴びて震える。寝転がってバリサク吹く人類いちゃいけんって。ただし髭男も歌詞の中で抜け出せと何度も言っている。3曲くらいあった。よほど窮屈なのだろうし、窮屈なことを歌うほど共感されるのだろう。彼の内省はパーソナルなものであると同時に、時代の音楽として普遍的でもある。つまり、髭男は、無敵。(ここで1時間)

サントリーが燃えても自民党は燃えない。これを読んだ人が選挙に行きますように。

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