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そもんずが絵を描き続ける理由(β版)【そもんずラジオ|全文無料】
こんにちは、そもんずです。
さて、そもんずが絵を描き始めたのは、ちょうど2年前。
フォロワーさんの似顔絵を描いたのが始まりです。
みなさん、最初はアイコンにしていただけたのものの、数日で元のアイコンに変えられてしまっていたわけです。
(なぜかって?そりゃ、絵を見ていただければおわかりかと思いますw)
— そもんず (@somonsism) May 15, 2018
正直、絵に自信があったわけでもなく、小学生の頃に多少、コンクールで賞をもらったくらいで、その後描いたことも、習ったこともありませんでした。
でも、そのときに、こんなコメントをいただいたのです。
「自分には何もない。給与も安いし、派遣で時間を売っているだけ。好きな音楽でメシが食えることもないし」
というなんとも、寂しいコメントでした。
そこでこう思ったわけです。
「そうだ!いいこと思いついた。このめちゃくちゃ苦手な絵で、自分がサラリーマン並みに安定して収益を稼げるようになったら、夢を見捨てがちな方の希望になるかもしれない。そして、今はそれほど好きなことでなくても、やれば好きになるということも証明できるかもしれない」
というわけで、そもんずアートプロジェクトはスタートしました。
このnoteは、みなさんが何か新しいことや諦めてきた夢を再スタートするためのきっかけになればと思い、晒しておきます(苦笑)
プロジェクトはシンプルで
「5年以内にアートだけで生活ができるレベル(年収400万円)に持っていき、アートがとっても楽しい状態を作り出す」
というものでした。
そこで、アクションプランを立てました。
1:世界最高峰を見にゆこう
2:テクニックを学ぼう
3:とにかく描いてみよう
4:フィードバックを受けよう
5:マーケティングをしよう(これから)
1、世界最高峰を見にゆこう
まずは、第1ステップは、世界最高峰を見にゆこうです。
というわけで、色々な絵を見に行ってきました。
この2年程度ですが、覚えている限りでいくと、こんなところに行ってきました。細かい展示会や美術館はもっと行ったと思います。
フランス(ルーブル美術館、オルセー美術館)、イギリス(大英博物館、ナショナルギャラリー)、スペイン(ピカソ美術館、ミロ美術館、バルセロナ現代美術館)、アメリカ(メトロポリタン美術館、MOMA、MIT博物館)、インド(ナショナルミュージアム)、日本(ムンク展、未来と芸術展、武田双雲個展)
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世界の名作として残っているものの共通点や自分の作品に近いものは何か?というものを探す旅でもあったかもしれません。
個人的に、すごく気になったのはレオナルド・ダ・ヴィンチとピカソとMIT美術館で見た生物の組織のアートでした。自分の中のインプットとして出すには圧倒的にレベルが不足しているので、探究は続きました。
2、テクニックを学ぼう
テクニックを学ぶには、アートスクールに行くのが鉄則ではあるのですが、料理なども最近はYoutubeで学んで作れちゃうじゃん!ということに気づいていたので、「よし、すべてオンラインで学んで実践しちゃおう」という発想で、世界のアーティストの制作過程を描いた動画を片っ端からみていって、自分が気になったものを全て真似してみるということからスタートしました。
インスタグラムでは、世界のアーティストがたくさんいて彼らの作品からどうやって描いているのか?素材は何か?などたくさんの知見を得ることができました。
アートの構図や色彩などについての基本もYoutubeで学びつつ、芸大の学生をテーマにした「ブルーピリオド」などの漫画も読みながら、欠けている部分をつめていきます。
さらに、アート業界についても知りたいなと思ったので、アート業界についての本を片っ端から読み漁りつつ、「ギャラリーフェイク」みたいな漫画でも楽しみながら知識をインプットしました。
3:とにかく描いてみよう
あとは、とにかく能書きを垂れずに、描き続けることです。
最初は、画用紙に描き続けましたが、半年から1年くらい経つと、キャンバス地に描いてみたいなあと思うようになってきました。
プロから見たら、まあ、とんでもなく下手なのはわかっているのですが(苦笑)、絵というのは別に99%が興味をもたなくても、1%の人がとんでもなく評価してくれたら成立するわけです。と思って、描き続けました。
週末、作成したアートたち。
— そもんず (@somonsism) June 21, 2020
インスタでも投票受付中。 pic.twitter.com/AwD4OVMsVn
週末の時間を楽しみながら、月に5本くらいのペースで描いていきました。とにかく、興味をもって自分が描きたいと思ってから描くということにしています。
4:フィードバックを受けよう
次にどれだけ下手くそでも、フィードバックを受け続けることです。
歌手でも、歌がうまい人もいれば、下手でも人気のある人もいる。
これは、僕が大好きな元ザ・ブルーハーツの甲本ヒロトのコトバなのですが、「うまいか下手かは関係ない。ただ、自分がやりたいこと(ロック)をするだけ。その結果、ファンがついてくれたり、武道館でコンサートをするようになっても、それはおまけでしかない。僕にとっては、中学生のときに最高にロックが好きになって、ホウキをもってロックの真似事をしていたときから、そこがゴールなんです」というものがあります。
甲本ヒロトの歌は好き嫌いあるでしょうが、でも、うまい下手でいうと下手かもしれません。でも、人の心を動かせる。
その違いは何かというと「情熱がこもっているかどうか」「その人しか出せないものを出せているか」だと考えたわけです。そして、一人がとっても良いと思ってくれたら、それで成立する。
だから、最初からフィードバックの嵐の中に入っていこうと思ったわけです。
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幸いにも、僕のフォロワーさんは、とても優しい方が多く、たくさんのフィードバックをいただけるので、創作活動の強い励みになっています。
5:マーケティングをしよう(これから)
マーケティングは実は、SNSを使ってフィードバックを受けているのもマーケティングの一貫なのですが、まだ本気を出していません。
出せる作品が増えてきたところで、施策をしっかりと実施してゆくので、そのときまでお待ちくださいね(笑)
■まとめ
そもんずが絵を描き続ける理由について、ざっとまとめてみました。
アートをスタートしたときには、まずはお試しでと始めましたが、すでに自分の趣味の中でもかなり大きなスペースを占めるものになっていまして、アートショップでアートグッズを購入するのが何よりも楽しみで、美術館や他のアーティストの作品をみるのが趣味になっています(笑
好きなことがないという人でも、何か1つのことに深く取り組んでいけば、今までは見えなかったものが見えてきて、好きになるんだろうな、と思っています。
次に、アートについて学んで実践してみた途中理解としては、
・アートのうまい下手はあるけど、うまいという理由で売れるわけではない
・自分のテイストとストーリーを作り込むこと
・マーケティング戦略をしっかり作り込めば、ニーズは拾える
ということです。
まだ「アートだけで飯が食えるようになる」までには、時間がかかりますが、なんとかなるんだろうなと思っています。
今後とも、ゆるーくご支援いただけると嬉しいです。
追伸:私自信がアートをするようになってから、勝手に子供達も自分で描くようになりました。子供に何かを学ばせたいなら「親が自分で楽しく何かを学んでいることが一番です」ということを常に言っているのですが、それを一部だけ証明できているようで嬉しい限りです。
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↑10歳の娘が描いた作品
そもんず
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