40過ぎてライブにハマる②
40過ぎて、仕事もそこそこしか出来ないことに気づき、なんか時間あるし、気になる音楽ライブに行き出したらハマる、の続き。
まず、ハマったきっかけはなんだ。
と辿っていけば、コロナだった。
ライブが中止になった時期に?
そう。
コロナ禍真っ只中の頃、私も仕事が減り、自宅待機も多くなり、する事ない、コロナ禍で活躍できるスキルもない。出かけられない。
YouTubeみて、Twitterみて、過ごすかーという典型的なダメな生活していた。
そして、気づく。
一日外に出ないのはまずい。体力が落ちる。
そこで
家の近くにある、川沿いをただ歩いてもどる、を午前中にしはじめた。
おじいちゃんみたいな生活。
そのウォーニングの際に音楽を聴こうとなり、
ならイイイヤホン買おう、となり
いいイヤホンかったら、色々聞くようになり
今に至る。
そんな中で聴いた
2アーティストが私の寝ていた音楽魂を
起こしてくれた。
1つ目は
サカナクション。
コロナ禍でライブ映像の配信をたくさんやってくれたことも、ありyoutube生活に楽しみができた。
そういや、昔
サカナクション、好きだったな。
ネイティブダンサー聴いた時、当時これは好きだー!!ってなったしよく聴いてた。
でも、そこから少し音楽聴くこと自体から離れてたし、サカナクションもしょっちゅうメディアに出るタイプのアーティストではないので
頭の片隅にあったくらい。
でも、配信見出したらやっぱり、良い。
うん、やっぱり好きだな、と思ってみあさって、21年の12月リアルライブが復帰すると聞き、チケットを取った。
久しぶりのライブ空間、自分を曝け出すのに少し時間がかかったけど、後半踊りまくってた。
気持ちいい!!音楽、ライブ最高!!
ここから、『よし、行けるライブ、行きたいライブ、気になるライブは全部いこう』
という頭にシフトされる
もう一つは小沢健二。
コロナ初期かな?で小沢くんが、Twitterか
なんかで、
『LIFE』一気視聴をしましょうと。
世界中にいる小沢健二リスナーが
小沢くんと一緒に同じタイミングで
名盤『LIFE』スタートしてみんなで一緒に
LIFE聴きましょうと。
Twitterとかで感想を言い合いましょうと。
これが自分になんかとてもささった。
小沢健二、90年当時よく聴いてた。
小沢健二を聞いてる自分、オシャレで好きだった(笑)
でも、その流行の発信地は東京、いや
『渋谷』。
私のような地方民にはそうそう行ける場所でもなく
今のようにSNSもないし、少し遅れて本とかCDとかでしか情報はこない。積極的に情報取りに行かないといつライブかあるのか、チケット発売なのか、わからない。
チケットは必死に10時に電話でとるか、
ぴあに朝から並んだりしないといけなかった。
そもそも、情報をくれる音楽友達もおらず、(今より同じ音楽を好きな人と繋がるのは難易度高かった)いつも情報に出遅れていた感じがあった。
だから大好きな当時はライブに行ったことがなかった小沢健二。
『LIFE』一気聴きで、
一緒聞いてる人たちがsnsでたくさん反応してる。私もつぶやいた。どこかの小沢くんファンが反応してくれる。
東京にいなくても、小沢くんが今発信した言葉にすぐ反応できる。
すごい。あの時の十代後半の自分が
行けなかった、あのライブに行きたい!
そんな時、小沢健二、コロナで延期なったライブを再開、リセール分を発売する事を知り。
ポチッと。
迎えた当日。
何にも派手な装飾のないステージ
なのに始まったら派手になるあのステージ
新しいものから懐かしいものまで、
あの3時間弱は自分にとって圧倒的に特別だった。
色んなものが消化されたし、この幸せさを
また味わいたいとおもった。
この2組がいなければ、コロナがなければ
わたしはこんなにライブに行ってなかったかもしれない。
ほんとにアーティストは誰かを救っている。
人に影響をら与えている。
凄いお仕事だな。
ありがとうしかない。
そんなことをフェスに行くために乗った
新幹線の中でかいている。
このフェスの感想もまた、きっと書くだろな。
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