ワーママ必見!【後編】“つみたて”は「預金」→「投資」の時代、同じ“つみたて”でも将来は大きな差となる。~つみたて投資で必須のルール3選~
これだけ「つみたて投資」が話題になっていても、
まだまだ「つみたて投資」をしていない人が多いです。
忙しいワーママ、子育て中の方こそ、「つみたて」は放っておけるのでお薦めです。
子育てには食費、教育費、衣服費・・、お金が掛かります。
今回は後編、ワーママでもできる!「つみたて投資で必須のルール3選」をお送りします。
それでは一緒に見ていきましょう。
目次
1,ポイント3つ!
投資には運用期間別で方法が異なります。
貯蓄や定期預金に変わる、つみたて投資の活用にはポイントが3つあります。
「当たり前だ」と思われると思いますが、できている人は意外と少ないかもしれません。
(「なぜ預金ではなく投資が必要か」については、前回の記事でご確認ください)
◆長期大前提であること
まず1つ目は、投資される方はご理解されていると思いますが、
投資に回す資金は生活費ではなく、余裕資金であることが大前提です。
今すぐ生活に必要な資金ではありません。
15年位の長期を前提に、定期預金等で放置できる、
将来のために貯める資金をつみたて投資に回します。
またつみたてNISAの場合、非課税期間は20年です。
せっかく非課税枠を使うので、途中で解約しては勿体ないです。
「貯金」ではなくて「投資」だと、値動きが気になってしまう方がいらっしゃいます。
日々の値動きに左右されることなく、放っておくのがコツです。
定期預金の場合、毎月積み立てる金額を設定して、
銀行口座から引き落とされる仕組みになっていると思います。
同様につみたて投資についても、毎月購入する金額を決め、購入設定することができます。
◆手数料が安い商品
2つ目は、手数料が安い商品を選ぶことです。
NISA枠の場合、手数料の安いインデックス投資を選べるようになっています。
手数料には2つの種類があります。
・購入手数料:買う時に掛かる費用
・信託報酬:運用期間合いつき掛かるランニング費用(証券会社・運用会社・受託会社)
信託報酬は運用しながら毎月引かれ、手数料を取られている意識があまりありません。
けど確実に毎月費用が発生し、差し引かれています。
2つの手数料、信託報酬と購入手数料の安い商品を選びましょう。
(投資できる金額)ー(手数料)=運用額です。
運用できる金額が大きい程、良いということはご理解いただけると思います。
◆時間分散
3つ目は、時間分散です。
投資なので日々値動きがあり、毎日金額が変わります。
相場は上がるか下がるか、プロの方でも予想すること難しいと言われています。
毎月定期的につみたて購入できていれば、高い時も安い時も購入することができます。
つみたて購入の設定をおこなえば、値段が下がった上がったと一喜一憂せず、
自動的に購入できてしまいます。
下がったからと怖くなって買わずにいたら、機会損失になってしまいます。
感情に左右されず忘れてしまう位がちょうど良く、
数年に1度のタイミングでチェックしましょう。
2.チェックした時に下がっていたら・・
数年に1度の定期チェックの時、投資額より値下がりしていても焦ってはいけません。
「いまは下がっている時なんだ~、そのうち上がるでしょう!」と放置しましょう。
3.一時的な損(含み損)が気になる人は・・?
投資に慣れていないと、貯めているつみたて資産が損していると、
損が気になって見過ごせなかったり、ドキドキする方もいると思います。
これだけ動画等でたくさん言われていても、
どれだけ言われてもいざが下がっていると、「焦って売却してしまう」人がいます。
焦って売ってしまう=狼狽売りするくらいなら、
定期的にチェックすることもやめてしまいましょう。
下がっている時は買い増しのチャンスではありますが、売りのタイミングではありません。
4.どこの証券会社が良いか
圧倒的にネット証券が2つの理由で圧倒的にお薦めです。
・価格:人件費や店舗のテナント・オフィス関連費用が削減できるため、
購入時の手数料が安くなっています。
・商品数:たくさんの商品があります。ネット系は200~300本以上。来店型は5~30本くらい。
来店すると、営業さんのトークに載せられてしまうので、
(顧客が儲かるかではなくて、営業が数字の取れる商品を案内してくるため)、
ネットが使える方はネットがお薦めです。
私はNISAのつみたて&長期投資は楽天証券、SBI証券は中期的な目的で運用しています。
以前は大手証券会社を使っていました。
いまは口座を持っていますが、運用していません。
5.まとめ
つみたて投資はポイント3つ!
・長期投資
・手数料の安いインデックス商品(できればネット証券)
・時間分散
投資に慣れていない方の多くは、「損している」という状態が耐えられません。
「損が耐えられない、慣れていない」という自負のある方は、
できるだけ放置して忘れてしまいましょう。
これだけ「つみたて投資」が話題になっていても、
まだまだ「つみたて投資」をしていない方が本当に多いです。
サラリーマンで子育て中の忙しいママだからこそ、始めの設定だけで放っておけばOK。
国の推奨する非課税(利益に税金がかからない)枠を上手に活用して、
効率よく資産運用して増やしていきましょう。
*非課税ではない場合、利益に対して20%税金が掛かります。
*今回はFPとしてお送りしました。投資は自己責任でお願い致します。
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