2024年1月のよんだ みた きいた
2月4日は誕生日だ。今日で37歳になった。30代も残り丸3年、そうか、40歳も見えてきているのか。すごい。社会的にも家庭でも、責任がどんどん増えていく。大きくなっていく。減ることはない。
自分らしさとは、自分のために行動するときに発揮されるものではない。誰かのために、社会のために自分を使うときにのみ発揮される。それがようやくわかったので、30代の残り3年間も走っていける(はず)。できれば上の世代にも下の世代にも足を引っ張らず、老害にならず、そうこなくっちゃと思えるようなことを。クリスト・アンド・ジャンヌ・クロードは生涯ずっとかっこよかった。細野晴臣はいまが一番尖っている。少し感傷的だが、今日くらいは真心ブラザーズの「マイ・バック・ページ」を聴こうか。
よんだ
1.クリエイティブデモクラシー/公共とデザイン
非常に読み応えがあり、そうだそうだと頷ける内容。著者3人の思考と行動を辿ること、エツィオ・マンズィーニをはじめとした「これはしっかり調べなくては」という論者を何人か知れたこと、国内外の事例に触れられたこと。
いま進めているいくつかの事業において、ヒントが多い一冊だった。
1月に読了できたのはこの一冊だけだった。他には「事務に踊る人々」「日々の政治」などを読み進めている。
みた
1.君たちはどう生きるか
まだ映画館でやってたんだ!と思いつつも、昨年夏に子供を連れて大失敗したのがずっと気がかりだったのでようやく観ることができた。インコたちがかわいい。
2.DUNE
深夜に眠れなくなったのでprime video。スマホの小さな画面で観る。ティモシー・シャラメが好きな人にはどう映るんだろう。砂虫が強すぎる。
きいた
1.Loney Dear /ALL THINGS GO
スウェーデンのシンガーソングライター、ロニーディアの新作。彼のファンになってからもう15年以上経つ。そしてコンスタントに新作をリリースしてくれる奇跡。今作は特に素晴らしい。「BATTLE」という曲を聴いていると涙が出てくる。
2.森ゆに/solitary
森ゆにさんの音楽が好きで、好んで家で聴いている。背筋がスッと伸び、空気が洗われるような心地がする。深く刺さってすぐ抜けてしまうような強烈な味はないが、長く穏やかに触れられて、忘れられなくなる。
3.安田成美/風の谷のナウシカ(2024version)
ずいぶん疲れた夜に運転しながら、そういえばと思い車のなかで大音量で聴いたところ、疲れが吹き飛んだ。なんというとてつもないアレンジ。細野さんの意地を見せつけられた。どこの国の音楽なんだろう。でも、日本らしさもあるのかもしれない。繰り返し聴きたい。
1月は個人的にいろいろ起こり、新しいコンテンツに触れる時間が少なかった。2月も忙しくなりそうだ。