山菜に感謝
鎌などでスパッと切ると、切り口からザッと水が流れおちる。
若いころは山に入ってそんな蕗をたくさん摂り、そのまま樽に塩漬けして、一年を通して食べていたものですが、最近では道の駅や産直市場などで買い求めるようになりました。
鶏肉や豚肉、さつま揚げや筍などとも合いますが、我が家では笹かまと煮付けるのが定番です。
そしてこちらは先日、久しぶりに手に入った浜防風。袋から出すと、爽やかな海の香りが広がりました。で、まずは皿に盛って記念撮影。海辺の街に住んでいたころはよく食べましたが、乱獲などで最近はほどんど目にすることがなくなってしまった山菜です。
海辺の砂浜に自生するのに山菜とはこれいかに、なんてことはさておいて、こちらは、さっと湯がいて酢味噌和えに。シャキっとした歯ごたえもあって、ありがたく、美味しくいただきました。
食べる機会は減ってきたものの、今年は4月のはじめにパスタにしたフキノトウからはじまって、天ぷらにしたウド、炊き込みご飯にした根曲がり竹、そして酢味噌和えした浜防風と、今年も山菜の季節を迎えることができたことに感謝です。