
Noteをまだ書きたくなかったHossynoがデザインを学び直ししている話
はじめにオブはじめに
Noteユーザーのみなさんどうも初めまして。
Hossyno(ほしの)と申します。
X(Twitter)やInstaから飛んできた方には、いつも通りこんにちは。
飛んで来てくれてありがとう!大好きよ!←
さてこれからここで読めるのは主に、
「氷河期世代バリバリの四十路(そろそろアラフィフ目前よ)女が2024年に帯状疱疹→離婚→インハウスデザイナー職契約満了→肺炎→毒親(母)死亡→Uターン移住を経て、1か月何もしない"さなぎ期間"後にデザインスクール「デザイントースト」で学び直しを始めた話や、フリーランスデザイナーを目指したり女性専用宿坊(またはゲストハウス)立ち上げに臨む進捗話です。
過去の回想はよいけど、”過去を生きる”のは現実逃避。
ここでは"今"と"未来"の話をしていきたい。
ホーム画面にも盛り込みましたが、
「氷河期世代が氷河に閉ざされた現状を
嘆いて愚痴って
悔しさで落とした涙で
氷河の地層を増やして深く埋もれていくのではなく、
氷の壁は叩いて削って壊せばいい。
雪の大地は雪を掘って、かち割って、太陽に任せて溶かせばいい。
”氷河期世代の温暖化”を目指していく」
こんな感じでささやかにエンパワーメントを
積み重ねていければと考えています。
氷河を大河にしてやるぜというきもち。(でかい)(だいぶでかい)
タイトルの「氷河のくにから」も、
私は別に北欧に住んでいる訳ではありませんが、
氷と雪に閉ざされ閉鎖的な側面をもつ雪国と
永久凍土じみた不遇に泣かされている氷河期世代を
掛けて名付けてみました。
どちらも強く作用しているのは「現状維持バイアス」ですからね。
そんな訳で!
デザインは私の生きる今後の人生の要素のひとつであり、
デザインの学び直しはすなわち「武器の磨き直し」であると
捉えてください。
武器、めっちゃ研いでいきます。
私の研ぎ石、氷河期世代なだけに
いつもどこでもザラザラでしたし、
研ぎ石の上にも三年いれば暖まると言いますしね!
次からやっとデザインの話とHossynoが作った習作の
咀嚼メモに入ります!笑うとこ笑っていって!!!
お酒の会社のインハウスデザイナー職時代
2024年12月初旬まで某卸売企業内でインハウスデザイナー職(派遣)として
営業部で働いていた、ほしの。
最初は営業事務(兼デザインもちょっとやってね)という位置づけでした。
主にお酒を売っている企業様で、とにかくドリンクメニュー・フードメニュー・POP・ポスター・短冊・テーブルテント・ショップカード等々作りました。変わったところでは祝い樽のデザインも初めてやりました。(笑)
コロナ禍は事務仕事が止まってしまったため、リモート勤務で
デザイン専任という位置に変えていただいたので恵まれていたと思います。
専任で制作しているうちに、デザイン依頼もかなり多岐にわたり増え、
やりがいバッテリーはいつもビンビンでしたね。
有料デザインサービスを何度か提案もしました。

その頃の上層部のご厚意により6年続けましたが、残念ながら派遣法と
企業としての経営判断により契約満了となりました。
知らされた直後は、
「えっ、私からデザイン取り上げるの?」
「あのメンバーで大丈夫?(心配)」
「正気か????」
というのが本音でした。(笑)
私も人間ですから(笑)
一緒に働いた社員さん達には惜しまれましたが、
作成データやテンプレートや商材撮影機材、制作のアプローチ方法etc.を
残せたのでよかったと思うことにしました。
派遣法については別件で怒り節をがっつり書き斬りたいと思います。(笑)
ここでは省略。
なんやかんや考えてUターン移住・さなぎ期間
そうなのよ。
各方面にデザイン職退職を告げると
「えっ、あんなにやったのに?」
「辞めさせるひとが間違ってる・・・」
Uターン移住を告げると
「えっ、ほしのさんほど東京を謳歌してるひともいないのに?!」
「田舎がやっぱり合わないと思ったらまたおいで」
各々の観点からの感想・激励を受けました。
Uターン移住前に(11月頃か)飲食店運営企業のインハウスデザイナー職に応募して面接まで行きましたが志望動機がなかなか話せなかったんです。結果、落ちましたがこれを受けて体調を崩して肺炎にも罹り、
よくよく内観しました。
「私、もう別の働き方・生き方をしたいのかもしれないな…」
「正社員とか契約とか派遣とかバイトとかカテゴリ・年齢・境遇で与えられたり取り上げられるような仕事ではなく、"一生ものの務め"を身につけなければならないな…」
と気づいたわけです。
東京とデザイン職への「しがみつき」を一旦手放してみようと考えました。
資料やポートフォリオを提出し面接予定になっていた進行中の応募を
全て断りました。
そして、かねてより温めていた地方移住と女性専用宿坊立ち上げを念頭に
置いて準備したいと青森県弘前市の叔父に相談し、おKをもらったのでした。
Xでは既に書いていますが、退職してから一旦姫路に飛んで女性オーナーが経営する海辺のゲストハウス「ASTERISK+」さんと「臨済宗妙心寺派松壽山不徹寺」さんにお邪魔して人生の洗濯と人生相談をしてきました。
打ち明けているうちにまあ~鼻水が出るほどビッショビショに泣きましたし、色々悔しかったのだと思い知りました。
デザイナー退職してしおれかけていた私にも「生きる力」と「再構築」のエネルギーが戻り始めました。
この頃の事も丁寧に敬愛込めて書きたいから今は省略。

弘前市にUターン移住してさなぎ期間に入ってから。
地元紙に封入のチラシやPOP広告を見ているうちに様々な気づきがあり、
起業家セミナーなどを受け、起業の助走期間としてフリーランスデザイナーを開始しようと考えました。
そのためには「今までの知識スキルに体系的な隙間が存在しているのは間違いないからまずそこを埋めていこう」と決めたのでした。
求職者でもあるため、まずは求職者支援訓練の各コースを吟味しました。
しかし、二十代の頃受講してテキストだけ増えて実践につながりにくかったことや転職につながりにくかった事、今後何等かの別の知識を吸収したいと考えた時のために一旦とっておくことにしました。
Webデザインと印刷の知識それぞれに自信のない要素があるため、両方を実戦的に補って確信を持って「デザインできます」と言えるようにならなければなりませんでした。
そこで受講期間やシラバス、スクールやマネージャーさんのマインドがしっくりくると感じたのが「デザイントースト」さんでした。
立春の日、まさに「思い立つ」!ビビりながら即入会!
2025年2月3日、立春。
午後イチでオンライン面談をしていただきました。
前職時代のポートフォリオをお見せして、私の中の体系的な知識の不安を相談しやすいと再認識。勢いで入会するべきか3時間悩んで2時間で手続きして決済を済ませ、超絶慌てて当日の月曜デザイン講評会に出席しました。
結果。
意欲的な受講生のデザインプレゼンと親身な講評コメントを聞くに至り、来週からモリモリ作れそうと私も気持ちが高まりました。
いよいよ作った!課題2でにゅるんとしたキャラメルのばし!



ね!!!!!
濃厚な自我が見えますね!!!(大の字)(笑うなら笑ってくれ、供養よ)
ほろにがい言い訳だけさせてもらうと、一か月半ぶりにAdobeツールに触れて、しかも食いしん坊ほしのちゃん、シフトギアアゲアゲのスイーツデザインときたら突っ走るしかなくね??!!!!?ないです!!←
課題3で架空の保育園Webデザイン!生成AIで気持ち悪い写真をたくさんみた!

Fireflyで架空の保育園の写真を生成しまくったけど、傾向として真正面の顔より横顔や俯く顔は特に顔が溶けて描写されてしまう。
「遊んでいる」などのふわっとしたプロンプトより、「正面を向いて笑顔」などわかりやすいプロンプトの方が確実性を上げられた。
前職でまったくデザインしたことのなかった、人物イメージに触れるようになって経験値をちょっぴり積んだ。
あと、講評で気づかされたのは「余白」。
私には余白が必要だと。(たぶん人生にも足りてない)(財布に余白はある)
これまでの手癖かもしれないレベルでレイアウト内に要素を盛り込んでしまう。次の課題5でも念頭に置かねばならないなと考える。
インパクトと余白と女性みの狭間で(つらい)

課題5は架空の英会話教室のチラシデザイン。
指定カラーのピンクとベージュを駆使し、指定画像使用と指定文言を盛り込んでいく実践型の課題。写真に女性がメインで写っているところや、カフェ風インテリアでレッスン♪なオシャな雰囲気からして「大人かわいい」系に
せにゃならんのです。(白目)
実は前職時代からボヤいていたのですが、特にナイト業態から指定されてくる「女性らしいデザインで」の文言が大の苦手だった。
毎回眉がピクンピクンとした。
同様にガールズバーやゆるふわおしゃかわカフェのメニューもだった。
他のデザインよりリテイク機会が多かった。
「お前らの思う"女らしさ"ってなんや!!!」
「お前主観の概念”女”にハメようとすんなや!!!」
「桜咲かせてふわっとピンク乗せさせといたらええと思うなや!!!」
と北野映画レベルでブチギレ気味に修正しては力業でOKをもぎ取っていた。
(あの頃の同僚ならわかってくれる)
そんな悪夢を脇に寄せつつ、忌避感をその横に押し込めつつ、
主観を捨ててロジカルに効果的に配色・配置・余白を取ることを念じながらデザインした。
なんとか通ったのでほっと一息ついて見直してから気づいたけれど、
恐らく去年見た映画「Barbie」でダサピンク・フェミニンへの忌避感は解毒されていたのかもしれない。
「自分らしくあること」「男らしさ・女らしさの呪いから抜けること」を
しっかり腹落ち出来てきたのだと思う。主観を抜く、とてもだいじ。
ほらもうここで4259文字よ!凝り性ね!
という訳で2月に提出した課題と経緯をやっと総括できた…
さなぎ期間を経て確信したけれど、6年も専任していただけあって、
デザインは私のマインド・生活・おそらくは今後の人生も左右していく。
だいじなだいじな武器であり防具であり、他の何かを研ぐ研ぎ石でもある。
今後も等身大で氷の壁を壊し、雪の大地を割りながらデザインと向き合っていく。
ほら、4450文字まできた。
長い、終わろう。ワインを飲む余暇がなくなる。
【文責:Hossyno(ほしの)】