【経年変化】イルビゾンテ ペンケース
こんばんは。僕です。
今日は匿名美容師マーノさんの美容室にカットしてもらいに行ってきました。
僕は職人さんの技術オタクなので、その高いスキルを惜しみなく見せてくれて、尚且つ、どんな技術かしっかりと楽しげに教えてくれるマーノさんは非常に好きなタイプです。笑
建築系の仕事をしていたこともあるので、職人さんの技術を「何がどうとは正確に言えねーけど、すっげぇなぁ!」と憧れの目で見ていた事もありますw
対人スキルも非常に重要な美容師さんを職人と呼ぶかは分からないところですが、とにかく高い技術を持っている人って素敵ですよね。
本日マーノさんのしてくれたカットの技術については、こちら
とまあ、話を戻し?まして。
今回は愛用の革製品の経年変化のお話。
去年買ったヌメ革のペンケースですが、かなり良い色になってきたのでご紹介を。
毎度おなじみイルビゾンテです。
購入してすぐの写真は撮影していなかったので、画像の一番下のペンケースが購入したものだと思って下さい。
おさらいしますが、ヌメ革の製品は基本的に買ってからすぐに使用する事はよろしくありません。
窓際などに置いてあげて、製品の各面を日焼けさせていきます。財布だとかは内側もしっかり日焼けさせてあげてくださいね。
そうすることによって、革自体の油分が外に染み出てちょっとした水分なんかは弾いてくれるようになります。なりますが、過信せずにオイルを塗り込んであげたり、場合によっては防水スプレーをかけてあげてくださいね。
僕個人的には防水スプレーはあまり使いたくないんですよね。水や汚れを防いではくれますが、その分色の変化だとかも遅くなっていってしまいますので。
で、購入から1年7か月くらい使ったペンケースがこちら。
なかなか良い色になってますでしょ?
美しい琥珀色までもうちょい使い込まないといけないですが、今のところ育成成功していると思います。
イルビゾンテの革は割と早熟タイプなので、早くに色が濃くなりますが、その後もしっかりと手入れを続けることでベテラン選手になっても輝きます。
ちなみに、このペンケースデスクの上にあっても汚さないように遠くに置いてます。(超不便)
絶対にコーヒーだとかの飲み物の対角にありますw
カバンの中に入れて持ち運びするので、カバンの中にペットボトルだとかは絶対に入れませんw
中身は万年筆2本、ボールペン2本、ジェットストリームの4色+シャーペン、消しゴム、替芯、シャチハタとしっかり収納してくれています。
実はこのペンケース、大雨で濡れてしまって水ジミがついてしまったんですよね。
多少の水ジミならしっかり固く絞った濡れウエスで拭いてあげると消えるケースもあるのですが、全然綺麗にならなくて禁断の丸洗いをしているんですよ。
基本的にヌメ革に水は厳禁なので、丸洗いなんて以ての外なんですが、落ち着いて丁寧にしっかりとやれば水ジミを消せます。
1部だけ濡れて水ジミ付くくらいならいっそドボンして全部同じにしてしまえ!的なやつです。
あくまでも僕流の最終手段なので、詳しいやり方は書かないですし、マネはしないで欲しいですが…
基本的には固く絞った濡れウエスで暈してオイルを塗り込むという方法にして下さい。
ちなみに、どうしてもびっしょびしょに濡れてしまった場合はしっかり拭いて型崩れしないように詰め物をしてから陰干ししましょうね。
カビがはえてしまうので、風通しの良いところに置くのも大切なポイントです。
きちんと中も外も乾いたらオイルをしっかり塗り込んであげてくださいね。
最近はあまり写真をあげていなかったのですが、長財布の方も元気です。
良い色ですね!
しっかりと色がでてきたので、革(牛)自体の元々の傷だとかシワだとかのナチュラルスタンプもはっきりしてきましたね。
イルビゾンテのライオンマークの左上にある傷みたいなものが、この革自体に元々あったものであるナチュラルスタンプですね。
確実に一番触る部分である、財布のスナップボタン部分だけ色が濃くなっているのは僕の手の油分を吸っているからですね。
愛情を込めて育てた財布なので、ボッテガの方は手放せますがこいつは「冗談言わないでくれよ、ちょっと売れないね!(ギュネイ)」です。
皆さんもどうですか?貴方だけの革製品育ててみませんか?
(底なし沼からの呼び声)
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