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961『Re:FLAME』お疲れさまでした‼‼

○はじめに

 皆様こんにちは、たろうです。今回はロームシアター京都にて、令和6年8月24、25日に行われた「961 PRODUCTION presents『Re:FLAME』」について振り返ります。

 同年3月に行われた「菊地 真 ・ 萩原 雪歩 twin live “ はんげつであえたら ”」に続く765ASのxRライブ企画第2弾。「はんげつ」が終わった頃は(次があるならプロジェクトフェアリーでやってほしいが、まぁ1年後とかだろうなw)とかのんびり構えてたけど、まさか半年も経たずに開催通知が出るなんて!久々の四条貴音案件、しかもプロジェクト・フェアリーの看板を引っ提げての舞台ときました。これは本気出していくしかあるまい!!

 24日夜に「Re:MEMBER/MOON」(以降、"月公演")、25日昼に「Re:SIST/STAR」(以降、"星公演")25日夜に「Re:FRAME/SUN」(以降、"太陽公演")という3公演体制で行われた今回のライブ、筆者は月公演、星公演のみ現地参戦、太陽公演は配信視聴で参加しました。

"Re:FRAME"=再定義というワードが示す意味とは。961の、765の、そして20周年イヤーを始動させたアイドルマスターの新たな一歩に迫ります。ついでに、2泊3日の筆者の京都旅行にも迫ります。


○はじめるまえに

 知らない人向けに、設定周りをかるーく説明。筆者の京都旅行にしか興味ない人は飛ばしてください

・961プロダクションって?

→2008年発売のPSPソフト「THE IDOLM@STER SP」にて初登場した、主に765AS・ミリオンの世界線におけるライバル事務所。社長・黒井崇男(CV.子安武人)が自らプロデュースを手掛けており、その実力は業界でも折り紙付き。絶対的な強さ、孤高の美しさを魅力として打ち出していくアイドルプロデュースが特徴で、その点において仲間!個性!みたいな雰囲気の765プロダクションと対比になっている。
 現在は玲音、詩花、亜夜の3人がおり、過去にJupiterも在籍していた。

 アイマスという凹凸歴史コンテンツの都合上、非道な妨害を行ってきたり(アニマス)、アイドルに海に落とされたり(ミリオン)、765の社長と熱い人間ドラマを繰り広げたり(朝焼けは黄金色)と媒体ごとに描写が安定しない。


・プロジェクト・フェアリーって?

→今回の主役。メンバーは星井美希四条貴音我那覇響。前述した2008年発売「アイマスSP」にて、961プロ所属のライバルユニットとして登場したもの。
 美希は前作(XBOX360版)から、貴音、響はこれが初登場。美希がなんで敵になってるのかについては長くなるため、この場は歴史の凹凸ということでご容赦願いたい


 「アイマスSP」後にこの3人も765に合流、現在の13人体制になったという経緯がある。以降「プロジェクト・フェアリー」というワードが公式側から表立って使われる機会は激減したものの、ファンの間ではこの3人組を示す呼称として語り継がれてきた。


・xRライブって?

 ライブ会場に観客を集める点はいつものライブと同じだが、実際にステージでパフォーマンスするのはスクリーンに映された2次元のアイドル。声優は登場しない。アイドルの声・歌唱(CD音源)はおなじみの声優が、ダンスはモーションアクターが担当する。

XRとは、現実世界と仮想世界を融合することで、現実にはないものを知覚できる技術の総称だ。そのため、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、MR(複合現実)といった技術は、いずれもXRに含まれる。

注目の「XR」(クロスリアリティ)とは?VR、AR、MRとの違いと最新事例を紹介
https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20180816/2406.html

 
XRライブをひとことで表すなら、現実(実際のライブ会場)と仮想(2次元存在であるアイドル)の融合が織りなすライブ、といった感じだろうか。


 ちなみに、バンダイナムコグループが2022年に発表したIP軸戦略「PROJECT IM@S 3.0 VISION」にて掲げた柱のひとつに、「アイドルプロデュース体験」の進化に向けた「複合現実」への挑戦、というものがある。

 同社は2021年に「未来研スタジオ」というXRに特化したスタジオを設立させ、バーチャルなコンテンツ展開に力を入れている。これの連動でvα-livの3人が登場したことからも分かるとおり、現状アイマスがそのフラッグシップとなっているのだ。

 2024年の最新技術で描かれる、2008年にのみ存在した伝説のユニットによるライブ。この『Re:FLAME』は、アイマス、ひいてはバンダイナムコグループの未来がかかった一大イベントなのである…!!


 極めて余談だが、「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のOP主題歌「俺こそオンリーワン」の撮影も未来研スタジオで行われている。


○1日目

暑かった。動いてないのに(倒置)。物販整理券の事前抽選は見事に外したので、昼過ぎから長蛇の列に並ばざるを得ず。文庫本1冊終わるくらいは立ってた


お昼は少し移動して無限の漬物が食べられる「阿古屋茶屋」にて。いった時間がよかったのか結構空いており、最後の方は店内で一人黙々と漬物を回収する人間になっておりました。大変美味でした!

 今回のライブ、月公演も星公演も見切れ席で当選したため若干の不安があったのですが、いざ座ってみたら全く見切れていませんでした。見切れ狙いにシフトしなかったら落ちてただろうからな…この判断ができたのは間違いなく伊藤さん案件で同会場を訪れた経験のお陰。そんな懐かしい過去を思い出しつつ、遂にライブの幕が上がります!!!!


○月公演・開演

1.オーバーマスター 星井美希 四条貴音 我那覇響

 
「プロジェクトフェアリー」といえばこれ!「アイマスSP」当時に出た曲です。直近だとMOIW2023で披露されていましたが、四条貴音を含めた完全体で披露されるのは2018年の初星演舞以来になります。自分は当時ASに嵌ってなかったので、積年の願いがようやく叶った気分で…!


てかその前に


実在してるよこれ!!!!!!!!!!!!!!

 
 この現地映像、筆者が目撃したモノがかなりの鮮度で捉えられているので是非みてほしい。とにかく美希、貴音、響がそこに居るようにしかみえない。奥行きのあるステージ映像、普段とは異なった調整がなされた3Dモデル、現地のそれとリンクする映像内の照明演出。これが「実在性」の作り方、いわゆる「クロス・リアリティ」の真骨頂なんだ!すごい!

 ただでさえ四条貴音案件が結構久々なのに、こんな極上の演出+極上の楽曲+極上の技術をお出しされてもうたまらんですよ…


そんな衝撃と共に開演した月公演。全体を通したうえで振り返ってみると、961のライブとはなんたるものか、を一番押し出していた公演だったように思います。具体的には、「楽曲とアイドル、765と同じ材料を使えるとして、961ならどんなライブを作るか?」という視点。筆者的にはこの公演が一番好き。


3.目が逢う瞬間 星井美希
 メトメガアウー765においては如月千早の曲とされているもの。961ならこの曲は千早じゃなくて美希に歌わせる、といった感じか…!
 このライブのノリが一発で分かる選曲に思わず頭を抱えるしかなかった。リフレーム=再定義…なるほど、うんうん…

4.I Want 四条貴音 我那覇響
 ヴァイ!!765においては天海春香の曲とされているもの。というか2曲ともMA1からの引用じゃんマジでやってんな黒井社長!
 春香楽曲の中でも異彩を放つこの曲、個人的にすげーすきなので嬉しかった。最後に披露されたの7年前のハッチポッチなのに、皆この曲のコール完璧で笑った 全員不意打ちのはずなのに 面構えが違い過ぎる


 終わった直後はだいぶ様子がおかしかった

8.風花 四条貴音
 
 「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 2」シリーズに収録された、四条貴音の代表曲!歴代の披露回数は多いけど、最後の披露が香港のイベント(2019)なので結構久々。いうまでもなく筆者は初です

 孤高にしてミステリアスという、貴音が持つ魅力の王道が詰め込まれたこの曲。765AS、そして四条貴音を知って以来、この曲をライブで聴ける日を楽しみにしていたのでつくづくこの機会には感謝しかない。

 はらみーさんの生歌唱はまた別の機会に期待するとして、「四条貴音の風花」としてこれ以上ないものを会場で感じることができて本当に嬉しかった…!


9.FlaME 星井美希 四条貴音 我那覇響

 このライブのために書き下ろされたプロジェクト・フェアリー(狭義)として18年ぶりの新曲。
 祖・オーバーマスターの空気を残しつつ現代風のサウンドを取り入れたこの曲は、ブランドを超えたユニバース的展開が盛り上がりを見せる2024年のアイマスシリーズにおいて、「令和961プロの流儀」を知らしめる強烈な一曲に仕上がっておりました。

 この展開、「はんげつ」の頃からめっちゃ期待してたんだよなー!!!フェアリー新曲やってくれるって信じててよかった!!!マジでありがとうございます黒井社長

上記動画を見ていただければ分かるのだが、ダンスが本当に凄い。歌もめっちゃムズイ。これを現地で目撃して衝撃を受けないわけがない!歌詞の方も、一行目から"Project Fairy in your Heart"というフレーズから始まる激アツ仕様。

 また、間違いなく偶然なんだけど、サビが"Da-rat-a-tat wow oh oh Yeah Yeah Da-rat-a-tat like a Flame in the Darkということで2023年の765に対する意趣返しみたいに見えるのが面白い。まぁこのライブ、本当に765の別イベントの裏でやってるんですけど…

 声優ライブにゲームMV、それぞれの魅力は確固としてありますが、この「FlaME」という曲に限っていえば、xRライブという選択肢の存在が生んだ曲だよなぁとつくづく思います。

 20年近くキャラクターに寄り添ってきたキャストの歌声、その道のプロとして3人の骨子になってくれているモーションアクター、最新技術でxRライブ空間を作り上げた技術者の方々。それぞれの強みを結集させたからこそ、これだけのクオリティの楽曲になったんじゃないかと。

 2024年に復活したプロジェクト・フェアリーが掲げるに相応しい楽曲、その存在そのものが黒く、強く、激しく、マジに素晴らしい…

 まぁ、それはそれとして中の人たちは全然普通にやる気だったので(オーコメにて)8月のAS単独とか期待しちゃうよ!!!!


10.Nostalgia 星井美希
 美希ソロで一番好きなんですこの曲。現地で聴くチャンスはこれまで(推定)二度あったんですが

美希MR(2019)は中止になり…

サンリッチ2日目(2022)は参加できず…

5年越し、3度目の正直で聴くことができました。むしろ直近のサンリッチでやったこの曲を拾ってくれたのはだいぶ奇跡

MA3がサブスク解禁されてないので知名度が怪しい。ぼちぼちミリシタにも来るんじゃなかろうか。というか来い!流石に勿体ないって!


12.ふたつの月 四条貴音
 公演タイトル回収的な意味合いも込めつつ、これまたレアなMA3楽曲!9thでやって、それ以来2回目とは…本当にありがとうとしか言えないこの公演
 孤高、孤独、だからこそ人に恋い焦がれる…という貴音流ラブソング。壮大な伴奏と「雨」「深緑」「花」「空」そして「月」といった自然を想起させるワードが散りばめられているのもポイント。そうそう、こーいうのが貴音の曲なんよ…!


そして公演が終わった後もすごいのがxRライブ。なんとアイドルがお見送りしてくれます。

筆者の気がおかしくなっている可能性は排除しないが、おそらく何らかのギミックが仕込まれている筈…。今後、是非ともスタッフトークとかで種明かしの機会が来ることを祈るばかり。


そんな感じで月公演は終了。これがなんと…明日もある!!ワクワクを抱えて宿に帰りました。
 スマホの充電残り2%だったのでギリギリ帰れない可能性もありましたが、耐えたのでよかったです。


○2日目

 昼からすぐライブだったので、午前中は寝てました。ホントならニチアサだったんだけど…

名言で会話するな

○星公演、開演

そんな感じで漆黒の炎を燃やしながら参加した星公演、テーマとしては月公演のそれを引き継ぎつつも、少し目先を変えた構成に。「プロジェクト・フェアリー」という枠組みそのものにフォーカスが当たります。

1.インセインゲーム 星井美希 四条貴音 我那覇響
 
初出は2016年。ライブは勿論、CD音源以外の披露はこれが初。流石にやらないと嘘だろー!と思ってたけど初日やらなかったので若干ヒヤヒヤしてたぜ…ホントここ逃したら次はなかったと思う

 作詞作曲は「オーバーマスター」と同じ顔ぶれ。「プラチナスターズ」期に出たCDということで、ブランドとして原点回帰的なノリを強く感じる一曲。特に間奏がすごい!オーバーマスターのイントロがそのまま挟まってて…最初聴いたときはマジで鳥肌だったなぁ

 上記のとおり、961時代の血を強く引いてはいるものの、961の曲です!という触れ込みで出たわけじゃなかったのであくまでも広義のプロジェクト・フェアリー楽曲というカウント。だったのですが、幕間MCにて「961プロを代表する楽曲です」と紹介されたので今後はそう読み替えてください。

4.炎の鳥 四条貴音
 泣く子も黙る和ロック!!月公演のNostalgia同様、サンリッチ2日目で披露された曲なのでここで聴けて本当に嬉しい…!
サビでは地面から炎が上がり、天空からフェニックスが翔ける大胆な演出がなされました。すげーなxR。でもそれはもう鳳翼天翔だろ

フェニックス最大の拳!(バサバサ

この「RE:FLAME」を通して、貴音はMAシリーズの曲を3/4披露しました。大盤振る舞いであります。唯一披露されなかった「フラワーガール」はキュートに振り切ってるのでコンセプト的にキツかった…ん

定期ネタですが、貴音のMAシリーズは「フラワーガール」「炎の」「花」「ふたつの」で花鳥風月.netを結成していることで有名。最後の一つは…やはり来年8月を期待してしまう…!
 

9.Rebellion 我那覇響
 このために赤ライト持ってきた。響の曲の中でも随一の人気を誇る楽曲。2番サビ"目覚めゆく真実の!赤!"で一斉にペンライトの色が変える文化、ずっと参加してみたかったんだわー!

沼倉愛美さん(響の中の人)も涙した奇跡の光景、公式が切り抜いてくれてるのでぜひ見てほしい
てかあっきーもぬーさんもはらみーも現地いたの後から知ってビビった

14.1st Call 星井美希 四条貴音 我那覇響
 
星公演ラスト!家庭用ソフト「スターリットシーズン」にて、961プロの新ユニット「ディアマント」の切り札として登場した楽曲をまさかのカバー!よかったちゃんとスタマスクリアしといて

 危険な恋とか、深い愛とかをテーマに置く「オーバーマスター」とは違い、思いに揺れる繊細な感情が描かれているのが特徴。しかしその中でも勝利への欲求、プライドのようなものがしっかりと表れているところに961らしさが感じられて、個人的にすごく好きな曲。

 今回のライブに連動して出た「FlaME」を除くと、この曲が最新の961曲。それを961の原点であるプロジェクト・フェアリーが歌い、この公演は幕を閉じました。



 このあたりで小括。
 月、星公演で披露された曲たち。それらは

・オーバーマスター、FlaMEのような、明確にプロジェクト・フェアリーとして歌った曲。

・KisS、きゅんっ!ヴァンパイアガールのような、765時代に3人で歌った曲。

・インセインゲームのような、歴史上の位置付けが定まっていなかった曲。

・1st Callのような、961プロ生え抜きの曲。

 このように分類できる。これらの曲は共通して、ファンの間で「プロジェクト・フェアリー」の記号を与えられて愛されてきたものだ。だが、公式設定上「プロジェクト・フェアリー」は2008年にしか存在せず、「オーバーマスター」以外の曲は本質的にフェアリーの曲ではない。
 だが、今回のライブはそれらを同一に扱い、同一のライブで、「プロジェクト・フェアリー」として披露してみせた。
 
  セットリストという「枠」に組み込むことによって、これまでファンの間で語り継がれてきたが故に曖昧な部分が多かった「プロジェクト・フェアリー」の歴史を整理し直す。これこそが再定義、これこそがクォーツァーのRe:FLAMEの真意なのではないか。そんな白銀の炎のような感情を抱きながら、筆者のRe:FLAME現地参戦は終わったのでした。

(ライブ終わった後ってだいだいこんな感じ)

○太陽公演・回想

 前2つの公演を一言で表すなら、月公演は「961プロの再定義」、星公演は「プロジェクト・フェアリーの再定義」だったと言えるでしょう。ならばこの太陽公演はどーなのか。明らかに様子がおかしいセトリから考えるに…「美希、貴音、響という3人の再定義」というのが、筆者の考えたところです。せっかくなので簡単に振り返ります。

09:06:01

3.キミはrelations-mix MEDLEY 星井美希 四条貴音 我那覇響
 
現実のライブセトリでこの文字列を見ることになるとは思わなかった。ステラステージやってる人じゃないと分かんねぇよこれ!!
 
キミはメロディ→relations→歌マス2ndMIXをサビのワンコーラスで繋ぐメドレー。ゲーム内では普通の曲と同じように使用可能であり、3曲選んでライブする形式とかだとメドレー曲を確定でいれなきゃいけない場面もあるため結構重宝する。

これ現地で浴びてたら爆笑してたと思う。あまりにも面白すぎる(褒)

13.ダンス・ダンス・ダンス 星井美希 四条貴音 我那覇響
 TAKU INOUE、私の好きな言葉です。
デレステでソシャゲ実装(上位報酬は神崎蘭子!)、そのままデレの現場で初披露された経緯こそありますが出典は「スターリットシーズン」。オリジナルメンバーに四条貴音、神崎蘭子、白石紬を含むとんでもねぇ楽曲ということもあり、個人的に強い信仰がある曲。

 ですが今回のポイントはそこではない。この曲、なんとオリジナルに玲音(961)を含んでいる。プロジェクト・ルミナスという765中心の合従軍と961がコラボレーションした曲、という部分が大事。そして…

14.Colorful Days(12 Colors) 星井美希 四条貴音 我那覇響
 「アイマスSP」のテーマソング。
ライバルであるプロジェクト・フェアリーの「オーバーマスター」は、これのカウンターという位置づけにあたります。

 最後の最後、純765の楽曲を披露してこのライブは終わったことになる。961プロ、そしてプロジェクト・フェアリーを再整理したこれまでの公演を踏まえた上で考えると、「961としてこの公演をやってきたけど、やっぱりこの3人は765プロのアイドルなんだ」というメッセージが浮かび上がってくる。故に「3人の再定義」。
 

歯車のような舞台装置、時計の演出は、過去(961)から遡って現代(765)に戻るというストーリーの伏線だったと…

時は星公演終了時に戻り。その後、何故か現地にいた関西のM先輩と感想戦をしながらラーメンを食し、帰りました。

本当は色々やることあったんですけど、上記のとおり見上げた空からのThunda a-yo!Wake up! が荒荒荒波立っていたので…



京漬物に嵌ってしまった。多分次行った時も同じような食事をすると思う

アルコール3%!?いけるいける!なお


○3日目(観光編)

こっからは全部観光パートになります。

 この「Re:FLAME」開催が決まった時点でこの店の予約を入れたくらいには楽しみにしていた「八代目儀兵衛」過去2回は予約いっぱいで入れなかったので、結構念願の来店。

これで2,500円くらい。艶やかで、甘みがあり、歯ごたえもよく…これ本当にお米???と思ってしまうほどの美味しさ。漬物とか色々ついてたけど、米だけで一生食えるレベルです。ちなみにお代わりは無限。接客もすごい丁寧でザ・高級料亭って感じでした。マジでおススメです。



いわゆる"ダブルデッカー"の車両での移動も体験。グリーン車みたいな見た目だけど普通に乗っていいらしい(乗ってから調べた)


 霊山歴史館が月曜定休日と知らなかったので、予定を変更しこちらへ。宇治は「響け!ユーフォニアム」の舞台ということで、昨年夏に1期→2期→アンコンと見てドハマりしてからずっとマークしておりました。今年放送の3期も面白かったね…

数ある聖地の中でも「大吉山展望台」は行きたいなと思っていたので、とりあえず地図どおりに歩いてみたのですが

これ普通に登山だな??????と途中で気づく。でもせっかく京都まできたんだもの、山のひとつやふたつくらい…と思い、汗を沢山かきながら意地で上りました。こんなことをしても特別にはなれませんが…こういうのはプライドの問題なので

 この3日間、というかこの夏で一番しんどかったけど無事たどり着きました。山から眺める町の景色は本当にきれいで、なんか普通に達成感ありました。

良い絵もとれてよかった



 宇治といえば宇治抹茶。山に登る前に伊藤久右衛門で巨大なかき氷を食したのですが、これどうやって食べればよかったんだろう。横を削ってアイスを落としてから食べればよかったのかな…


その後は平等院鳳凰堂にて。かつて仏を必要とした時代に思いを寄せました。
 世界遺産なだけあって内部は殆ど撮影禁止。写真で紹介できないのが悔やまれますがホントにいい場所でした。阿弥陀如来坐像の迫力は凄かったし、その近くにいた雲中供養菩薩像の多彩なバリエーション(52体。13+39体!?)にも心奪われました。ポストカード何枚か買ってしまったくらいに…知識なしでもなんとなく楽しめます。



新幹線遅めにとってたのでこの時間に。若干時間余りましたが、特に大きなトラブルもなく無事に終わることができました。
 久々にしっかり旅行して大満足。京都、まだまだ楽しめそうなのでまた行きたい…!

○おわりに

 いかがでしたか?実はこの記事ライブ感想記事で961プロが再定義によって現世に示した新たな歴史は、アイドルマスター(765AS)20周年イヤーとなる2025年に向けた大きな編纂作業、その一片なのではないかと思います。876とか竜宮小町とか、近頃は懐かしい名前がよく聞こえてきますし?

 また、2008年を知らない筆者のような者にとっては、当時の設定を強く意識した公演をやってくれること自体が本当に嬉しいもの。この時代に「プロジェクト・フェアリー最高!」と言わせてくれる体験、感謝してもしきれない…
 
 そしてxRライブの展開は今後も続いていきます。12月のアイマスエキスポ、1月のシャニマス、そして2月にはなんと「Re:FLAME」の追加公演が決定!!まだまだワクワクは尽きません。
 xRライブは、アイマスのライブ展開におけるひとつの結論だと思っています。どこまでこの技術が進化するのか、アイドルマスターという最前の特等席で、今後も見守っていきたいと思います。それでは!

-tarou-


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