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伊藤美来5番勝負を振り返る その3

○はじめに

 皆様こんにちは、たろうです。今年もこの季節がやってきました。読者をクロックアップじみたスピードで置き去りにしつつ、伊藤美来さんの2024年の現場等を振り返っていく当企画、前口上もそこそこに早速スタートです!


○はじめるまえに

これまでの戦績です。いずれも3勝2敗でZAIAエンタープライズが勝利しています。


○1回戦 Pyxis 9th Anniversary Party 2024 ~ピクみんと作る宝石箱~

 5月17日(金)に開催された本イベント、Pyxisの周年イベントとしては実に5年ぶりとなるリアル開催!しかも、会場の初台 The DOORSはPyxis結成の地であるとの話。筆者が事務所主催のPyxisイベントに参加するのはこれが初。ワクワクに胸を弾ませ、現地に向かいました。

 めっちゃ地下だった。驚異のキャパ350。薄暗い階段を下ると、そこにはワンドリンクの受付、素朴に並べられたパイプ椅子、そしてド級に近いステージだった。


サイズXで草 バグヴァイザーで変身してんのかよ

 イベントの内容は、Pyxis9周年…ないし伊藤美来&豊田萌絵の歩みを貴重な内部資料と共に振り返る、というもの。まさか出勤時の初対面から振り返るとは思いませんでしたが…(しかも本人たちの朗読で再現とは)

 更に、会場ではPyxis結成の瞬間を記録した秘蔵映像が大公開。
筆者も「その場の思い付きとノリで結成が決まり、その後なんか勢いでメジャーデビューに繋がった」という大筋は把握していましたが、実際のところどんな感じだったのかまでは知らなかったので驚きました。
 
 具体的には、StylipSのキャラ付けが現役であった当時、委員長キャラだったみっくがめっちゃ客を煽り、妹キャラであったもえしが全然喋らないという、現環境では考えられない光景。そしてファンを煽ったみっくの決議によって誕生していたことに…

当時の様子がモニターに映し出されたときの2人、かなり味のある表情をしておりとても面白かった

 だいたい1時間ちょっとの尺でしたが、イベントは終始リラックスした雰囲気で進行。2人の息の合った掛け合いは流石の面白さ&安定感でした。Pyxis現場でしか見られないだよな、このキャラの2人…



 かつては声優アイドルユニットとして、今は美人声優おしゃべりユニットとして。時代と共にその在り方を微妙に変えながら続いてきたPyxisという看板は、いまや多方面で活躍する両名にとって、まさしく実家のような安心感を与えてくれる場所なんだと改めて思いました。


 来年は遂に結成10周年!!「ライブもやりたい」というお言葉もいただきましたので…マジで期待してます。


○2回戦 伊藤美来 Live Tour 2024 “from now on” 東京公演

 今年は愛知→宮城→大阪→東京の4都市を巡る過去最大規模のツアーでした。筆者は千秋楽である東京公演(7月15日)に参加。

 FCの2次先行で当てて無事アリーナ席を確保できたからよかったものの、変な位置だとステージ見ずらいとの噂がある立川ステージガーデン。でも椅子はふかふかだった。それは保証できる


今回のライブツアーは、11thシングル「点と線」、12thシングル「Now On Air」を引っ提げたもの。



 ここ数年の傾向としてあったミュージカル調、物語性、といった具体性の高い要素はいったん隅に置き、今年は「音」と、それが伝播して広がっていく「宇宙」がコンセプトになっていました(宇宙要素は「点と線」、音要素は「Now On Air」から)。


 分かりやすくいうと、いつもと逆で、なんか抽象的。ステージセットがすごくシンプルで簡素な感じだったのがとても印象に残っています。
 曲の途中でデカい液晶パネルが出てきて、夕焼けを沢山の鳥が飛んでる映像とかが流れるもんから(家電量販店…?)てちょっと思ってしまった


 このシンプルなスタイルは、タイトル「from now on」のとおり、アーティスト伊藤美来の"これから"の道を示すためのもの。


「ワタシイロ」「あお信号」「パスタ」「Good Song」と、作詞・伊藤美来の楽曲がセトリの多くを占めたのは、美来さんの「音」≒語る言葉を振り返ることで、"これから"の道を探っていく仕掛けの表れだったのではないかと、筆者は思ったのでした(この見解は公式の大会で使用できません)


1.Now On Air
 
伊藤美来&豊田萌絵のW主演アニメ「声優ラジオのウラオモテ」OPテーマ。

 キャラクター達にみっく&もえしの声が付いたのはアニメ化のタイミング…ではなく、第1巻が発表された4年前。作者・二月公先生の強い要望により、異例のキャスト続投によるアニメ化が実現したとのこと。というか、この2人が続投しないアニメ化企画は作者自ら断ってたらしい。マジですげえ。

 高校生の新人アイドル声優2人が主役の作品…とだけ聞くとちょっと険しい顔をしたくなる部分はあるけど、実際はしっかりした「お仕事もの」作品。
 声優という職業に対する作者の強いリスペクトと、キャラクター達の熱い思いが感じられるいい物語です…!


 ちなみにEDはW主人公の歌種やすみ(CV:伊藤美来)と夕暮夕陽(CV:豊田萌絵)が担当しており、これはもう脱法Pyxisといって差し支えないと思います。

そしてこの曲、歌詞がすごく良くて…シングルでは「No.6」に並ぶくらい好きになりました。

 これはミュージックビデオという名のドキュメンタリー。「物語を演じる伊藤美来」という近年の指向性とは違う「伊藤美来という物語」。それが絵になり、曲になった感じだ。

4.らびちゅ
 B面で暴れる定期。
なんだかすごいタイトルですが、文字どおり潤沢な糖分が含まれているのだから驚きである。

 それでいて結構おしゃれな曲調が癖になる。今のみっくがスイーツな曲歌うとこんな感じになるのか…!という新鮮みも感じられるのが面白いところ。もう塾サボってクレープ食べたりしないからね流石に


14.空色ミサンガ
 昨年リリースされた「点と線」のB面。サンバだ。なんで???????
B面も気を抜けない伊藤美来サウンドの伝統は健在。これ、ライブだと結構盛り上がるんね…!


そしてライブはクライマックス。アンコール前ラスト1曲、みっくのMC前振りから繰り出されたのは…!


18.No.6

伝  統  芸  能。いや流石に、今年は流石にないんじゃないかと思っていたんですけどめっちゃいいポジションに置いてくれてるじゃないですか!

 白黒つけずに違いを認め合おう!というメッセージ性、2年ぶりのライブでサプライズ披露された経緯、色々なことを考えてみると、この曲は美来さんにとっても結構大きな意味を持つ曲なのかもしれないな…

そんなこんなで終わった今年のライブツアー。最後の「Good Song」も、筆者初参加だった2021年をライブツアー思い出して感慨深かった…


 開演までの間、筆者の全ての身分証が入ったカードケースをうっかり紛失してしまう事件もありましたが(無事開演前に特定)、最後はいい感情の中で終えることができました。来年はどのタイミングでやるのか…そろそろ5thアルバムが来てもおかしくなさそうだし、色んなこと含めて来年の展開も楽しみにしております…!



○3回戦 Animelo Summer Live 2024 -Stargazer-

  さいたまで行われる夏の伝統行事、昨年に引き続き参戦しました。8月30日~9月1日の3DAYS開催のうち、みっくが出演する2日目に参加。

 一曲目は新曲の「Now On Air」。2曲目はなにかなぁと思ってましたが



・Plunderer  伊藤美来
 
未知数だった2曲目はこれ!今年のサブタイトル「Stargazer」にちなんだ楽曲というお話でしたが、赤いドレス衣装からも"らしさ"を感じられますね(シングルのジャケット参照)。にしても、アニサマの衣装は毎年本当にいいんだよな…


 みっくソロ現場においては、この曲は赤色のライトを点ける文化があるところ。一見さんが多いアニサマでは流石に青が9割程度を占めてましたが、そんな中でも赤を点灯させて自我を保とうとする気高き民たちが1割くらいいた事を、ここに書き記す…まさしく孤高の光


みっくソロの出番はこれで終了。もう出てこないかもしれないし、あとは蓮ノ空を楽しもう!と気持ちを入れ替え、わりとすぐ後に出てきたみらくりえーしょんレディバグアオクハルカ→Dream Believersで盛り上がった直後。



 ・おジャ魔女カーニバル!!  伊藤美来×TrySail
 何これ????????!?
まさかの再登場でしかもトラセと!?

 曲は言わずとしれた名曲。一応25周年だったらしい。おジャ魔女どれみ25周年??????????近年のアニサマにみられるアニソン汎用技枠、みっくに当ててきたか…!去年は2曲で終わっちゃったからシンプルに嬉しいし、なんか実質ミリオンライブだし、なぜかおジャ魔女的な衣装だしで色々と面白かった。



 ライブは進み、舞台はクライマックスへ。本日のトリを務めるのは…内田真礼!!!!!4月は本当にありがとうございました。全力で応援させていただきましたよ…新曲「パラレルなハート」「創傷イノセンス」、痺れました。そして最後は…



ギミー! レボリューション Special!!  内田真礼 with ANISAMA FRIENDZ(MOTSU/GRANRODEO/TrySail/土岐隼一/フラガリアメモリーズ/MASOCHISTIC ONO BAND/愛美/伊藤美来/岡咲美保/小倉 唯/カノエラナ/鈴木このみ/芹澤優/太陽と踊れ月夜に唄え/蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ/早見沙織/MyGO!!!!!)

なんかすごい絵を目撃した…内田真礼、伊藤美来、蓮ノ空104期がみんなでギミレボ歌ってる…なんだこれ 春映画?夏だよこれ

総じて、シンプルにアニソンフェスとしてしっかり楽しませていただきました。今年はサプライズ枠が最初からなかったため、変な一撃(2022年)に怯える必要もなかったのはよかったポイント。来年の去就も注目していきたいです。


○4回戦 伊藤美来 BIRTHDAY EVENT 2024 HOME&NIGHT Party

 もはや説明不要の奇祭。令和6年10月21日、今年も伊藤美来さんの生誕を祝し竹芝ニューピアホールで開催されました。
 今回は伊藤美来Official Fanclub 「all yours」(以後、「FC」とする。)に加入している者のみ参加可能。また、FCサイトにて有料生放送を実施する都合上、毎年恒例だったカバーソングコーナーは無いことが事前に告知されていました。ドンブラ、世界に修正される
 
 氏曰く「キャラソン・カバーソングライブもいつかやりたい」とのことなので、今後に期待していきたい…!そして、そこで「俺こそオンリーワン」やりましょう

 今年のMCは音楽評論家・音楽プロデューサーの冨田明宏氏。みっく的にはアーティスト活動関連の絡みが多く、新曲記念生放送などによく出てくださってる人、という印象が強い。それだけに、こんな奇祭に招いてしまって大丈夫なのか…?と多少の心配はありましたが、始まって5分で馴染んでたので杞憂でした


また、今回のイベントは昼・夜で異なる「ドレスコード」が用意されており。ざっくり昼はカジュアル、夜はフォーマルといった指定だったのだけれども、夜の部は観客の4割くらいがスーツで参加しており(マジか)、会場はさながら新入社員説明会となっていました。…て伊藤さん本人が突っ込んでて草MIKKUエンタープライズだったり伊藤インテリジェンスだったり有限会社all yoursだったりしろ


 昼の部で行われた余興「Wリーチを決めるとみっくのサイン入りカードがもらえる(みっくは別のご褒美がもらえる)ビンゴ大会」では、"鍋の具といえば?"というお題に対し「さかな」「肉」といったえげつない範囲攻撃を行い会場の失笑を誘うみっく。



 また、夜の部の「高級レストランにおけるマナー講座」では、ギャルソン(給仕)の使い方に四苦八苦した挙句、"帰る際、使ったエプロンはどうする?"という問いに対し、「感謝の言葉を述べながらくっしゃくしゃに丸めて机に叩きつける」というアンサーを示し会場を熱狂させたり。



 更には、みっくがハイ&ローを10連続で成功させるとみっくの秘蔵写真が大公開される(損しかしてなくて草)オークション?企画では、何度リトライしても3連続くらいしか成功できない圧倒的な勝負弱さを発揮した挙げ句、なんやかんやで写真は公開される不憫な一幕も。
(事務所のオーディション応募した時の全身写真)(ちょいちょい言及されていたとおりでした)(よく出したなこれ)


 各部最後には「仮面舞踏会ゲーム」なる、仮面でクソコラした写真に映る物の正体を当てるだけという常軌を逸したゲームも開催され、謎すぎて会場大興奮でした。何食べてたらこんなゲーム考えつくんですか


上述のとおり「カバーソングコーナー」はありませんでしたが、「自分の曲なら歌っていいのでは?」ということで昼夜各3曲を披露。最近のライブで出番が少なかった曲を中心にピックアップしたとの話。個人的には「Sweet Bitter Sweet Days」が2021年以来で嬉しかったね…

all yours 伊藤美来
 昼夜共通、〆はこの曲!FC名の由来にして、みっくがファンと作り上げた大事な一曲。会場に響く究極に洗練されたクラップとともに、イベントは幕を閉じるのでした。


そして最後に。

ちょっと想定してなかったかな~~~~~~~~~~~~~~~~という感じだったのだけれど。本日の感謝を述べつつ、昼と夜、二回もハイタッチ&お見送りいただきました。今回も本当に楽しくて、最高の思い出になりました。ありがとうございました…!



記憶は半分飛びました(してます)


 FC1周年を祝して開催された今回のバースデーイベント。28歳の抱負や今後について話す場面も多々ありましたが、その中で、美来さんの口から一貫して語られていたのは、「自分を一番に応援してくれる人たちに喜んでもらえるような仕事をしたい」という思いでした。


美来さんの指向性、ないし仕事観のひとつとして「誰かの幸せに寄り添うこと」というものがあります。
 だから、「幸せに寄り添う」ことを考えたとき、その最優先対象になる"誰"とは、自分を最も応援してくれるファンたち=「all yours」なんだ、というのは確かに最もな話なのかもしれません。


 しかし、そのような見返りを求めてファンやってる民は凡そいない訳で。単に、声が届く限り応援したい!と思う人が殆どでしょう。


 
 「all yours」とは、美来さんとファン、それぞれにとっての関係性の結晶。本当に、伊藤美来を取り巻く全てにとってめちゃめちゃ大きいモノなんだな…ということを改めて感じます。
 1周年を迎えたFC。次はどんな施策が飛び出してくるのか、今後の活動にも注目していきたいところです。


○最終戦【エッセイ連載】伊藤美来のmoi!


学生の頃からものを書くことが好きだった。作文の授業では、とにかくアイデアが浮かんでしょうがなかったし、迷いがなかった。誰よりも早く原稿用紙を埋めることができた。友達の読書感想文を、本を読まずに想像で代筆したこともある。代わりに友達には、算数のプリントをやってもらっていたので、ウィンウィンだ。

【エッセイ連載】「伊藤美来のmoi!」第1回:第一歩
https://www.lisani.jp/0000258898/?show_more=1

 

 これまでもアメブロやチョクメなど、文字モノは色々と取り組んでいた美来さんでしたが、「リスアニ!」サイト内連載という形式にて、新たな企画が始まりました。

 
 この手のモノに珍しい"である調"で綴られるのは、今の美来さんだからこそ形にできる、素朴で飾り気のなく、されど温かい言葉たち。


 筆者は2021年4月にこの「タロウのnote」を書き始めて以来、3年半で合計48の出来事を言葉にしてきました。


 これまで、圧倒的にずれていた両者の世界。だが、この場、物書きという意味において、私と貴方は平等。本当の"勝負"は、これからだ…!


「all yours」が美来さんの仕事観の具現ならば、この「moi!」は人生観の具現か。はじめから強烈な自我を得ていたのではなく、使命感・責任感からスタートして"指向性"を手にした人間の、モノの考え方。

考えてみれば「満足する」というのは大事なことだと思う。一般的には、何事も追い求めることや突き詰めることがいいとされている。続けることで、自分を精神的にも成長させてくれる。これができる人は天才だと思う。それはもちろんわかっているけれど、じゃあいつ止めたらいいのか。生きているうちは、ずっと何か1つのことを続けなくてはいけないのか。それではいつかすべてのことに疲れてしまうのではないか。今の現状に満足し、足りないと感じたら補えばいい。私はそう思うことで、心と頭の中のごちゃごちゃを解消することがある。十分足りていると感じていたほうが、日々の幸福感も高まる……気がする。

【エッセイ連載】「伊藤美来のmoi!」第2回:いいわけ
https://www.lisani.jp/0000260753/?show_more=1

三日坊主の自分への「いいわけ」というタイトルな訳だが、青天井の世を厭つつも上手く向き合っていこうとする美来さんの価値観が表れている一節。


 また、情緒的な文章表現も見逃せないポイント。

海……行きたいな。大人になってから、またそう思うようになった。当時は「また海か」と思っていた車の中も、そこで流れるラジオや音楽も、潮風で体中がベトベトになるのも、今となっては恋しくてたまらない。ウインドサーフィンもちゃんとやってみたいな。私にはサーファーの血が流れているはずなんだ。実はものすごい才能があったりして!夢だけは膨らんでいく。

【エッセイ連載】「伊藤美来のmoi!」第4回:ウインドサーフィン
https://www.lisani.jp/0000265806/?show_more=1

父がウインドサーフィンをやっていて、小さい頃はよく海に行くことが多かった、という書き出し。とっくの昔に置いてきたようなことが、急に懐かしくなることだってありますよね。


最新記事は上記のもの。11月の更新まではもう少しあるけど、次はどんな文章が上がるのか楽しみでなりません。


 曰く"自分の頭の中を見てもらう気持ちで"書いているという文章。正直なところ、それなりにファンをやっている人からすれば、いい意味であんま普段と変わらないよねという感想に尽きる。この思考から、あのフレーズが生まれ、歌や声となって私たちに届いているということ。それが一義に、とっても嬉しいのでした。




 美来さんは、エッセイを「私が経験していない、その人の生活の欠片を覗かせてもらっている感覚が、私の凝り固まった考えや感覚を丁寧に綻ばせ、人生の幅は無限大に広げられる」ものと解釈している。


 思い返せば、毎月の連載…いや、それだけじゃない。「all yours」の更新、イベント、webラジオ等、貴方を通して出会う世界によって、筆者自身、その考えや感覚をたびたび綻ばせてきた。
 ともすれば。3年連続で投稿したこの「5番勝負」シリーズは、"そういう"モノだったのではないか。その人の欠片を観測することで世界を広げるという点において、この戦いの日々は、美来さんが送るエッセイと本質的に重なっていたのだから。



 最終戦冒頭にて、「私と貴方は物書きの世界において平等」という表現をした。だが、それは違ったのかもしれない。

 記憶に残り続ける限り、可能性のパラメータが少しでも振れる限り、両者の世界はどこかで繋がる=平等なのだ。そんなことを、ここまで書いてようやく気付いたのでした。


○おわりに

 いかがでしたか?わりと全力で書き切った気分です。過去2作と併せて読んでいただけると嬉しいです。

 次回、遂に幕を開けるミリオン11th!2日目の主演は七尾百合子(CV.伊藤美来)ということで、最高のフィナーレを迎えた10th以来、約半年ぶりに百合子を始めとしたミリオンスターズの雄姿を見届けます。

 そんなタイミングということもあって、THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 11thLIVE DAY2 百合咲き誇るレムリア編を「伊藤美来"5"番勝負を振り返るにおける真の"5"回戦と位置づけ、記念すべきタロウのnote第"5"0回目の記事とする予定です。そういう訳なので、是非に次回の更新を"STANDING BY…"していただけると幸いです。それでは!


-tarou-


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