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《 some ori 通信 》21通目のメルマガ【歌舞伎号】

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(ちなみに上の写真は、本文中にある歌舞伎に行った日の、着物姿をセルフィーして失敗したものです。なんでこんなになるのかなあ。。。。)

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《 some ori 通信 》21通目のメルマガ【歌舞伎号】 (2018/8/28)

染織吉田のメルマガ、《 some ori 通信 》にご登録いただき、ありがとうございます。21通目のメルマガをお届けいたします。

こんばんは。

今日も蒸し暑い日でしたね。

天候も定まらなく何かと落ち着かない8月の終わりですが、どんな夜をお過ごしですか?

メルマガ、よかったらごゆるりとお付き合いください。

 《 目次 》

  1. 歌舞伎座へ!

  2. 和の精神?

  3. 民藝のある暮らし

  4. にっぱち

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1. 歌舞伎座へ!

さる日曜日、歌舞伎座へ行ってきました。私は観劇にあまり縁がなく、歌舞伎座が新しくなってからは初めての歌舞伎でした。東銀座の駅について、地下が縁日ひろば(?)みたいになっているのを発見したときから、舞台がはねて軽くお食事してお開きになるまで、ずーっとドキドキし通しでした。

いえいえ、もっと言えば、お誘いいただいたときから、まあどうしましょう、着ていくものは、、など選択肢もないのにもんもんと悩み、当日の予報が36度など知ってしまえば、さらに悩む悩む。で、前日にせめて帯揚げを夏物にと思い、急きょ、絽の帯揚げを染めたりと、バタバタといたしました。

で、歌舞伎はとっても、面白かったです。歌舞伎って、とことんエンターテイメントなのね!

観たのは、東海道中膝栗毛のパロディで、なんと喜多さんが幽霊で、最後には弥次さんまで幽霊になり、キリスト様に見送られ、天使とともに宙乗りでふわふわと天国へ召されるのです。早替わりもバンバンあり、舞台の背景も何幕も目まぐるしく変わって、観ている者は目がずーっと釘付けです。文句なく楽しませていただきました。

日本が誇るエンターテイメントは心底すごいなと思いました。


2. 和の精神?

弥次さん喜多さんのドタバタを観ながらケラケラ笑っておりましたが、一体この舞台を作るのに、何人の人が携わっているのだろうと思いました。

舞台の上に上がっている役者さんや囃子方さんや黒子さんだけで何十人もいそうだし、衣装や道具や床山さんとか直に携わる人だけで100人はゆうに超えそうだし、歌舞伎座を支える人は1000人は軽く超えそうよね。もう一つ広げて、お土産作ったり、チケット売ったりする人まで入れれば何千人?

こうやって、それぞれが自分の持ち場をしっかり努めて、みんなで大きなことを作り上げて行くのって、和の精神かしらなどともちょっと思いました。外国にもあるだろうけど、和を尊んでないと出来なさそう。


3. 民藝のある暮らし

前回のメルマガでもちょっと話題にしましたが、先日取材を受けた雑誌が出版されました。

「民藝のある暮らし」という宝島社のムック本です。表紙は、桐島かれんさんが松本の民芸館の椅子に座ってまったりしている素敵なショットですので、本屋で探してみてください。(下の写真)

私は「丁寧な暮らしに寄り添う 10 PEOPLE 私が愛する民藝品」という特集のところに載ってます。

一足先に見本誌をいただきまして一読しましたが、歌舞伎を観たときと同じような、「一つのものをみんなで作り上げて行く感覚」を感じました。

私がお会いしたのは、依頼をくださった編集者、実際に書いてくれたライター、写真を撮ってくれたカメラマン、この3人だけですが、実際には、多くの人がそれぞれの持ち場で携わって、目標に向かって力を出し合ったということかなあと。

ま、この本に関しては、取材時には私は全く全体像を知らされてないので、どこらへんをターゲットとして話をすればいいのか分からず、話しづらかったりもしました。

みんなで作り上げて行く一つの輪の中で自分のポジションを演じ切るというの苦手なのかしら、私、、、、、そこまで求められてないかもけど、できる人は自然にできるんだろうなあ、、、などなど思ったりいたしました。

その辺もかね合わせて、読んでみてください。今、本屋さんで売ってます。1200円税別です。


4. にっぱち

2月と8月は物が売れないと言いますが、私の8月も悲惨でした。営業すれどすれど撃沈ばかり。

つらい8月ですが、いいこともありました。

昔なじみの呉服屋さんに作品をお送りしたら電話くださり、とてもいいものだから、自分と仲が良い他県の呉服屋さんにも見せていいかとおっしゃってくれたのです。

はあ、なんといい人なんでしょう。

なかなか苦しいのは本音ですが、人に恵まれてどうにか生きています。

some ori マーケット、のぞいて下さいね。
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これからも、some ori や、きものや、モノ作りを通して、あなたさまとご縁を育んでいきたいと思っております。

どうかよろしくお願いします。

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きものと帯の注文制作

染織吉田 吉田美保子
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