《 some ori 通信 》38通目のメルマガ【織和号】
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《 some ori 通信 》38通目のメルマガ【織和号】
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こんばんは。
すごい暑さですね。
お身体、大丈夫ですか?
私は昨日、一日中外出し、楽しかったのですが、さすがに疲れました。
注意力さんまんになったのか、日傘を置き忘れました。
柄のところが曲がり竹で、タッサーシルクで、持ちにくくてお手入れも大変だったけど、お気に入りだったのになあ。
傘立てに立てたのが敗因です。日傘も折りたたみにして、傘立てに立てないで持ち歩くのが正解かも。
すてきなものは、実用にはイマイチってことありますね。でも、実用一点張りじゃつまらない。何が大切かってこと、問われてるような気がします。
《 目次 》
1. 織和
2. 巻き込み型個展
3. 野口整体
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1. 織和
10月の私の展示会、タイトル決めました。
「織和」です。
「織り」と「和」にフォーカスした展示会にします。
「織り」って「和」そのものです。
お蚕さんが絹糸を吐いたところから、さまざまな織りの工程をへて着物や帯にになり、着る方がすてきにコーディネートして人と集い、場を作るところまで、大きな和で繋がっています。
今回は、そんな「和」の世界を、ヨシダ独自の織りの世界観で表現したいと思ってますよ。
さあ、お立ち会い。
10月10日木曜日から、10月13日日曜日まで、東京の南青山、イトノサキさんでです。
2. 巻き込み型個展
今回の展示会は、私が個人で開催するのだけれど、「個」にはあらず。
周りの人を巻き込んで、拡張型個展にしたいと計画中です。
孤軍奮闘するのではなく、周りの人にお力を借りて、参加してもらって、増幅させて、展示します。
きっと、観に来てくださる方にも楽しいはず。新しい出会いや、意外な取り合わせや、輪が広がって、楽しいこと起こりそう。その仕掛けを企てたい。
ただいま、素晴らしい方々にお声がけしてます。
また改めて、ご紹介しますね。
3. 野口整体
野口整体をご存知ですか?
体のことに詳しい方には、とても有名かと思いますが、私は本を読んだことがあるくらい。なんだかすごそうだけど、今一歩近づけないって感じでした。
そんな私なのですが、先日、野口裕之先生が講師を務められる、公開講話を見学させていただきました。
野口先生、きものに野袴姿でした。多分、日常からこのお姿なのでしょう。板についてるとはこのことか。とてもかっこよかったです。
お話しの中で、きもののことも話題にされました。
曰く、日本人は洋服を着るようになってから、肩こりを発症したと。それまでは、肩こりなんていうものはなかったと。
洋服を作るとき、袖は肩を支点に長さを測る。だから、洋服を着ると腕を肩から動かす。だから、肩がこる。
きものの支点は、肩でなく「ぐりぐり」。そこから裄を測って作る。腕を動かす時の支点は「ぐりぐり」または「腰」。だから肩はこらない。
(野口先生は、ぐりぐりという言葉は使われなかったけど、きもの関係者はぐりぐりって言った方がわかりやすいですよね。)
きものが日常着でない私は、恥ずかしながら肩こりです。
きものをもっと身近にと言いながら「万年肩こり」とほざいてます。まったくもって消え入りたいです。
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きものと帯の注文制作
染織吉田 吉田美保子
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