「NO転職」で「2年に1回キャリアの軸をずらす」意図について
こんにちはsomekichiです。
私は、現在某IT企業にて「QAエンジニア」を担当しております。社会人7年目のサラリーマンです。(一応自己紹介)
7年目の今ふと自分のキャリアを振り返ってみると、丁度「2年に1回のペース」で少しずつ仕事内容を変えてきているのです。しかも結構意図的に。今回はそんな「2年に1回キャリアの軸をずらしたことによってどのようなことが得られたのか」をお話しできればと思います。
2年に1回で少し移動する
👆私の業務経歴としてはこのような感じです。絶妙に軸をずらしながら「転職をせず」に色んな事にチャレンジしてきたように思います。まずはバックエンドをやって基礎を固めて、ロワーな管理職を行って、QAの組織立ち上げのタイミングでJOINしSET(自動テストを作る人)エンジニアを担当。今年から副業でQAエンジニアにも挑戦しています。
振り返るとちょうど2年でなにかしらの軸をずらしながらお仕事をしてきたわけですが、非常に良いことが幾つかあったのでご紹介できればと思います。
学び直しにおける「仕事の楽しさ」の再確認
軸をずらすということは少なからず「学ぶことが増え」ます。
例えば私の経歴の中でも顕著だったのは「4→5年目のバックエンド→SET」になったときなのですが。多少プログラミングの素養はあったものの自動テストを作るというとまた別の視点・知識が必要になってくるわけです。
この時に私はQA・SETエンジニア周りのオンラインセミナーに出てみたり、書籍を読み漁ったり、品質に関する資格を取ってみたりと、色々「学び直し」をしてみた訳です。
そこで、気づいたのは「仕事の楽しさ」についてです。学び直しをして「新しい領域に挑戦」することは「不安」とは裏腹に「ワクワク」や「大きな自己成長」が感じられ、私のエンジニア人生において良い刺激になりました。
勿論一つのことを突き詰めるのも良いと思います。しかし、私のようにまだ「経験が浅い方」や「業界に入ったばかりの方」は色んなことを経験することも大切だと思う訳です。
学び直しは「頼れる自分をもう一人作りだす」
学び直しをすると「頼れる自分」をもう一人作る感覚に陥ります。(何言ってんだこいつと思われた方。ごめんなさい。もう少しお付き合いくださいませ。)
今ままでと同じ仕事を続けていたのでは、「同じ事例」「同じルーチン」「同じ人」と「同じ三昧」な毎日を送ることになります。勿論この「同じ三昧」な毎日を送ることによって得られることもありますが、これでは「同じ知識や経験が蓄積されている」だけのお話になります。
私はそうではなくて、「2年ごとに業務を積み重ねて」その2年の蓄えを持って次の領域・環境にチャレンジすることで、新しい自分をそこで発見し「以前の自分」と「新しい自分」の2人の力を借りて足を進めていくことが楽しいと思えるのです。
例えば10年やれば5人。20年やれば10人。強力な味方がそばにいてくれる。そう思えば色んな事にチャレンジする勇気が湧いてきませんか?
最後に「なぜ2年なのか」「なぜNO転職なのか」
最後に「なぜ2年」なのかについてお話します。これは「2年」が経験者だと言える年数なのではないかと思うからです。これは人によってスパンを変えても良いと思う部分なのですが、基礎を学び自ら考えて提案・行動ができるようになるまで大体2年くらいは同じ仕事をしたいと私は思ってしまう訳です。
大体1年で仕事の1周を経験して、2年目で応用していく。と言う感じです。
転職しないのは「環境を大きく変えないため(軸ずらし)」です。転職というモノは言わば完全に住処をガラッと変えてしまう事であり、私は今の職場にある程度満足を感じているので、その中で挑戦したいという意図があります。
これは人によって感覚が変わるところだと思いますので、是非ご自分の「周期」「住処」を考えてみて下さい。
以上、今回は『「NO転職」で「2年に1回キャリアの軸をずらす」意図について』をお話しました。
ここまで本記事をご覧いただき有難うございました。
somekichi