TikTokを通して音楽で稼ぐには何があるのか?解説
こんにちは、「音楽で生きていく」の可能性を紐解くミュージックラボのpandaです。
このミュージックラボコンテンツは、株式会社サムシングファンが運営しています。弊社では、現在シンガー系のクリエイターが300人以上います。
「がっつりマス的な活動はしていないけど、音楽系のインフルエンサーとして成長したい」「自分の曲をもっと多くの人に届けたい」という方々が集まっているため、その方達の可能性を広げていくにはどのような手段があるのかを日々深ぼっています。
今回の深掘りテーマは、「TikTokを通して音楽で稼ぐには何があるのか?」について書いていきます。
「TikTokでバズる音楽」が成長する
世間的には、なんとなく「TikTokで音楽がバズると人気になる」というイメージが持たれ始めていると思います。私も持っていました。
参考記事の中でもTIkTok経由でバズった曲は、年々増えているように思います。20年と比べて、24年の現在はTikTok経由で倍以上の楽曲が「流行った」と言われるものになっています。
「音楽で生計を立てていきたい」「音楽を通して知名度を上げたい」と思っているシンガークリエイターにとって、TikTokは重要な打つべき手段の一つになっているのは間違いないでしょう。
TikTok音楽を通して収益化できる手段は2つ
では、実際にバズっていくとどのようになるのか、どうすればバズを起こしトレンドの波に乗れるのか、収入を得ていくことはできるのか?そんなことを思って深ぼっていったところ、大きく2つのパターンがありました。
1.自分の投稿でバズらせる
過去にシンガーソングライターひらめさんの、「ポケットからきゅんです!」の投稿が1,300万回再生を超えました。
そこから他のクリエイターたちが、このひらめさんの音源を使って投稿し、なんと16万コンテンツもの投稿にこの音源が使われました。その後カラオケ配信がスタートし、ひらめさんのデビュー曲となりました。
このような形でバズを起こすと、多くの人によりコンテンツ拡散され、一気に曲の認知が広がり、音楽ダウンロードに繋がります。そのため、全てのきっかけの一つとして、投稿をバズらせるということが大きな一歩になっています。
再生回数でのマネタイズが大きい
自分の音楽を認知してもらう、人気を得ていくための一つの手段として投稿をしていくのですが、それでも自分の投稿がバズるだけでも収益を得れる手段がTikTokにはあります。
それが、再生回数です。収益の仕組みはYouTubeと同じ様な形で、「自分の投稿したコンテンツが再生されるごとに収益を得る」ことができます。(5秒以上再生されている回数が収益カウントです)
再生回数の単価は約0.05円と言われているので、仮にひらめさんの「ポケットからきゅんです」動画の80%の人が5秒以上試聴していた場合、この1動画分の収益は52万円見込みとなります。たった1動画がバズるだけでも大きな収益ですね。
ただし、こちらは条件があり
・18歳以上であること
・フォロワーが1万人以上いること
・間近30日での動画視聴数が10万回以上あることで参加できるものです。
等身大の発信でトライ&エラーを繰り返しやすい
ひらめさんの投稿を見ると、首から下の上半身のみの姿でギターを弾いている投稿です。投稿するために、何か着飾ったマスメディア的なMVやかっこいい撮影をするのではなく、今できる等身大で発信をしています。
他にも、レコード大賞を取ったり、韓国でも大人気アーティストになっているimaseさんは、TikTokの投稿でバズり、結果的に音楽活動1年にしてメジャーデビューとなりました。最初の投稿では「音楽経験0の素人がオリジナル曲を作ってみた(dtm歴4カ月)」と等身大の状態を見せています。
「全方向美少女」で大きなバズを生んだ乃紫(noa)さんの場合は、曲が出てからコンテンツを出すのではなく、最初はキャッチーなサビのみを投稿し、その後にフル音源を作りリリースしています。
また、乃紫さんは音楽を作り始めたのとTikTokの投稿をほぼ同時にスタートし、活動1年半の間だけでも複数のバズヒットを生んでいます。TikTokの投稿を等身大で、トライを繰り返し改善できるからこその速さですね。
2.音楽だけを収益化させる
TIkTokに頑張って投稿したり、顔を出したりするのではなく、音楽だけで収益化するパターンもあります。こちらは、TikTokのフォロワー関係なくできるので、TikTok上で「自分の音楽だけをアピールしたい。」と思っている方にとって良いのではないでしょうか。
ただし、手段1に比べて収益単価は低いです。
収益単価を実績公開している人を見ると、おおよそ1試聴あたり0.00004円ほどです。ちりつもですね。
自分で投稿をするのではなく、音源を使用してもらうこのケースの場合は、「TikTokで投稿する人たちにどれだけ自分の音源をBGMとして使ってもらえるか」が重要になります。
TikTokに楽曲を入れアップする方法は「sound on」を使います。
楽曲を作った後、このsound onに入れるだけでOKです。
その後はTikTok公開申請をすれば編集アプリCapcutやTikTok上で自分の曲がBGMリストに入れられています。
また、このsound onはTikTok公開だけでなくApple musicなどのストリーミングサービスにも一括で公開作業ができるので、便利だなと思いました。
シンガーではない作曲家や、音楽BGMを作ることが好きな人にとっても嬉しいサービスだと思います。
参考のものは、楽曲のみのアップで世界480万以上のコンテンツにBGMとして使われています。sound onを通して収益化ができるため、TikTokのBGMだけにフォーカスしている方も増えているようです。
自分の音楽の広げ方を決めると動きやすい
音楽を通してTikTokで稼ぐ2つのパターンを紹介しましたが、どちらが良いかは自分の強みによって分けることができると思いました。
SNSネイティブで自分を使ってアピールすることが楽しい方は手段1で伸ばすのが良いでしょうし、どちらかと言うと自分でアピールするのが苦手だけど、音楽を作ることが好きな方は手段2で実施するのが良さそうです。
自分の音楽がどのような形でも広げていくことができ、かつ収益を得ることができるTikTokはやはり魅力的ですね。ではでは。
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