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育ちの良い人と結婚すると金がかかる
「ちゃんとした結婚」にこんなにお金がかかるなんて知らなかった。
結婚資金?役所に紙出すだけやろ()
私は割と育ちが良くない方らしく(社会人になって思い知った)、お金や社会のアレコレについて知らないことが多かった。
社会人になってまで親のせいにしたくはないが、親は明らかに「お金」の話は避けてたし、聞けば怒られるまであった。
だから「結婚」にお金がかかるなんて知らず、「結婚資金ってなんや?役所に婚姻届出すだけでそんな金かかるんか?」とすら思ってた。
ちゃんとするには金がかかる
もちろん制度上はそれでも間違いではない。
しかし、育ちの良い私の婚約者は、「結婚指輪も用意したい」「結婚式も小規模でいいから経ておきたい」と言う。
結婚式も指輪も、金持ちのぜいたく品だとすら思っていた私にとっては、ちょっと重い…。
とはいえ、お金を理由に結婚式を挙げないと後悔するという話もよく聞くし、挙げるけれども…。
金を稼ぐには「今」を犠牲にしなければ
「新婚」は「今」しかないし(まだ籍は入れてないが)、結婚式も指輪も「今」買うしかない。
でもその資金が出せないってんなら、稼ぐしかない。
でも稼ぐには、「今」を犠牲にするしかない。
子どもができたら今のように徹夜で無理して副業して稼ぐことも難しいだろうから、今のうちにゴリゴリ稼いでおくしかない。
でもそれって、「親」ではなく「カップル」「夫婦」でいられる期間を犠牲にする必要があって、なんだか寂しい。
が、子どもができてからスキルを付けたり転職…というのは現実的にはかなり不利だ。
じゃあ子どもを先送りにするか?といえば、それもまたリスクが伴う。
じゃあいつ結婚するのが最適なのか
では、私はどうすればリスクを最小限に抑えられたのか。
20代中盤で今の婚約者と出会っていれば、子どももある程度先送りにできるし、結婚資金も数年かけて貯められたかというと。
おそらく「20代のうちに結婚!」に焦っていたと思う。
お気持ちは置いておくにしても、20代で結婚してしまっていたら、それはそれで「出産」を懸念されて今の条件で転職できなかったと思う。(実際、20代既婚の女性からは「出産」を危惧されて転職が難しくなると聞く)
今の私は、20代で独身だったからこそがむしゃらにスキルを付ける余裕があったし、20代で独身だったからこそ「出産」を懸念されずに好条件で転職できたのだ。
結局、現代の女には結婚適齢期などないのである…という、社会問題提起のような話になってしまう。
結論:がんばる
はい、というわけで頑張ります。
何を頑張るかというと、
情報収集:結婚を経験した友人らに「どこにお金がかかるか」「削れるポイント」「式場探しで注意すべきこと」をヒアリング
取捨選択:「何が」「今」「我々に」必要なのか、常識やべき論に囚われずに婚約者と突き詰める
資金調達:「いつまでに」「何に」「いくら必要か」を考え、お互い副業などで稼ぐ、積み立てていた投資信託を許容範囲で崩す
あたりですかね。
「今」や「婚約者の気持ち」も大事ですが、「私の資産」もとても大事なものなのでね。
そもそも「結婚式とは?」「結婚指輪?婚約指輪?なにそれ2つも必要?」レベルなので、まずは情報収集からはじめて、お互いが納得する形を突き詰めたい。
せっかく育ちの良い彼が私を選んでくれたのでね。