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彼氏ができたら逆に自由になった
「彼氏」だの「恋愛」だのって、自分の行動を制限する不自由なものだと思っていた。
…というより、今までそうであった。
毎週会いたがられるから、友達と遊ぶ日や副業・勉強の時間が減る。
異性の友人と遊びづらくなる。
一人時間が減る。
しかし、最近彼氏ができて思うのは、独り身の時より心が軽く「自由」なのだ。
その要因を分析してみた。
好きな時間・服装・場所のお出かけができる
彼氏ができたことで、好きな格好で、好きな時間に、好きな場所に彼氏と出かけることができる。
もちろん、これらは"物理的に"は独り身では可能だ。
しかし、独り身の女や女グループでのお出かけは、ナンパや痴漢、付きまとい、盗撮などの性被害に遭いがちだ。
私も近所の雑貨屋で至近距離で付きまとわれ、おそらく盗撮までされていたので、近所に一つしかない雑貨屋に行けずかなり不便を強いられていた。
が、彼氏が付いてきてくれることで、時間や場所を問わず安心して買い物ができるようになった。さすがに隣に男がいる女を、犯罪でしか女と関われない男が狙うはずもなく。
…もっとも、女性一人で買い物すら安心してできない世の中がちゃんちゃらおかしいというのは大前提だが。この性犯罪歓迎大国ジャパンで女性が生きていくうえで、彼氏という存在が与えてくれる自由は大きい。
コンプレックスが解消された
恥ずかしいのであまり言わなかったが、ぶっちゃけ、「好きな人と付き合えない」「好きになってくれる人を好きになれない」「ゆえに恋人ができない」というコンプレックスが、ずっと私を支配していた。
なかなかにプライドの高い女なので、「恋愛でコンプレックスを抱いている」ことすら認めたくなかった。それもまた苦しく、不自由だった。
しかし、彼氏ができたことで「好きな人と付き合えた」「好きになってくれる人を好きになれた」「恋人ができた」と、コンプレックスすべてを払拭できたのだった。
正解のないデカい選択肢が減った
結婚するのかしないのか。
子を持つのか持たないのか。
持つにしても自分で産むのか養子を取るのか。
そういう、「正解のない」「でもインパクトのデカい」選択肢が、ずっと歯に挟まった油淋鶏がごとくモニョモニョしていて苦しんでいた。
しかし、結婚を前提に付き合ってくれる(そして私自身も結婚したいと思える)男性と交際し、以下の記事書いたように「子を持たない理由がなくなった」ことで、挟まっていた油淋鶏が取れたのだ。
「諦め」とは違う形で、悩みあぐねる選択肢が減った。
これを自由と呼ばずしてなんと呼ぼうか。
好きに過ごさせてくれる
これは「彼氏ができたからできた自由」ではないが、懸念していた不自由さがなかったのだ。
友達と遊ぶ時間が減るのでは?
お互いの予定に合わせて「夜だけ」「土曜だけ」と組んでいるので問題ない。
副業や勉強の時間が減るのでは?
彼氏がご飯を作ってくれる間にできている。また、彼氏も私の影響で副業を始めたので、一緒にやっている。
デートの段取りや予約に労力使うのでは?
ほとんど彼氏が提案してくれて、予約までしてくれる。
異性の友人と会いづらくなるのでは?
彼氏も異性の友人がいるので私も会いやすい。「彼氏がいる」というのは異性の友人へのけん制にもなる。
ここは私も彼氏も「友達が多い」「業務時間外に勉強や作業をすることを厭わない」という特徴が合っていたのも大きいかもしれない。
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というわけで、「彼氏」という存在に不自由さを感じていた私でも、不自由さを感じないどころかむしろ「独り身より自由では?」とすら感じるようになった。
今の彼氏ができて、「彼氏」「恋愛」をどう感じるかなんて、まじで相手次第だと学んだ。
男は十色、選べよ乙女。