38歳バツイチ東京てぃん活日記〜#4ギンギラ金融MBA年下ばっくれ君32@東京
おじさんは違うんかな。
と、思い
30歳までは下げるか!と
若い人に挑戦。
年齢設定を変更すると、
すぐさまマッチした32歳慶應出身の子と
サクッと昼デートしよう!ってことになる。
*
私は平日昼の方が時間が作りやすいので
その旨を伝えたら
なら明日有給取る!と、休み取ってくれたのだった。
指定された場所から
とりあえずスタバ行こうか、と歩く。
あ、身長書いてなかったけど低いな。
私があんまり気にしないからまぁ良いんだけど。
歩いてる時に、その時の話で、既に
なんとなくその人がどんな人か、は想像がつく。
歩いてる距離感、スピード、リードするのか否か
持ってるもの、着ているもの
気を配るのか
緊張をしているのか
感じいいのか、悪いのか。
女に慣れているのか。
早くてパキパキしてて自信あって偉そうで
クラッチバックでロレックスだった。
*
だいたい
ティンダーのやりとりで
下ネタ、猥談を挟んでこない奴などほぼいない。
8割の人は、そんな話を挟んでくる。まじで。
彼も変わらずそうだった。
適度にいなしていたけれど、結局ぶっ込んでくる。
私は最初からするのは嫌だよ、って伝えても
うん、でも好きでしょ?
だからティンダーでしょう??
いつ最近したの???
やりたくなるでしょ????
隠すことないよやろうよ。
と、まぁ
こんな感じで、セクハラばっかである。
目くじらたてたときもあるし、悪ノリしたときもあるし、マッチ解除したときも、何回かある。
今となっては歪みあっても仕方ないよーと思うけれど。
やっぱりまともに相手する気にはなんない。
でも、なんとなく
高スペみたいだし、頭は回るし
昼間なら
とりあえず行ってみるか、と私は好奇心で向かったのだ。
*
仕事の話をしている彼は明確な目標があって
その年齢なりの目上を馬鹿にした感があって
勢いと性とパワーみなぎる様子だった。
前日の、#3おじさんとは正反対である。
刺激を欲してて、仕方ない彼は
それをなんの悪びれもなく大肯定してて
エロに感してもアイスコーヒー越しにめっちゃストレートに口説いてきた。
つまり
「タイプだから
(諸々活愛)やろうよ」
ってことだった。
この先も、彼みたいにストレートにやろう、って人と
言葉巧みにやろう、って人と、
雰囲気と長期戦でやっちゃう?って人と、
色んな人が出てくる訳なんだけど、笑
どちらかというと巧みな技術タイプってよりは
ストレートな強さとマウントでねじ伏せるタイプだったのだ。
私は
屈しなかった。
とっても丁寧に
でもわたしは嫌です、って
目を見てお伝えをした。
決して、タメ口にはしなかった。
こんな奴に股開いたって、どうせ乱暴なセックスされるだけである。
*
トイレ行ってくる、と彼は席を立って
もう戻ってこなかった。
トイレに立たれた瞬間、なんとなく気づいたけれど
お互いのプライドもあるし叫ぶことができなかった。
*
その日の帰り道は
大丸のシャネルで口紅を買い
いつもの銀座のバーに寄って一杯飲んで帰った。
そんな書き方してるけど
くそ腹が立った
私をみくびってんじゃねーよ
ふざけんな死ね!と、心は叫んでいた
でもね、後でわかったことは
違和感に素直になれなかった、私が招いた自分の責任だということ。
最初のうちは、好奇心でこうやって人に会いに行っていたなぁ
結論
目の前の人は自分の鏡
ってことは?
自分が招いてるってこと
こうして私のメンタルは強くなるのである