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ゴキブリ詐欺!?消費者庁が注意喚起してるらしいよ。

タイトル画像および記事内の画像は「消費者庁」が公表しているPDF資料から切り抜いたモノを利用しています。

引用元:PDF

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【執筆者の感想】ゴキブリ以上に危険なのは「ゴキブリをも食いモノにする極悪人」なのかもしれない…と思いました。まずはゴキブリホイホイ買って設置しておきましょう。


ゴキブリ詐欺!?の概要

消費者庁は最近、ゴキブリ駆除サービスに関する虚偽広告の問題を調査し、結果を公表した。

2024年4月以降、主に20~30代の女性から、ゴキブリ駆除業者の広告をめぐる相談が各地の消費生活センターに数多くよせられていた。これらの消費者は「関東エリア 最安レベルに挑戦! 追加料金一切なし! 税込550円~」といった低価格をうたう広告を見て駆除を依頼。しかし実際には、不安を煽られた上で高額な料金を請求されたという。

調査の結果「株式会社ORBITAL PERIOD」による虚偽・誇大広告が判明。消費者庁は消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項に基づき、同社の名称を公表したようです!

どのような手口で高額請求をしていたのか?

1.ウェブサイトで誘引

PDF資料をみたところ「550円だけでサービスが受けられる」と誤認させるような書き方がされ、ゴキブリを発見後の気分が高揚した状態でみると、飛びついてしまう内容でした。

2.コールセンター予約受付

上記サイトから電話やLINEで連絡すると、コールセンター等につながり「具体的な料金の説明をせず」に訪問の予約を受け付けます。

料金を尋ねた一部の利用者のでは、基本料金が6,600円と説明されたり、ゴキブリ1匹あたり6,600円と説明されたりしたケースもあったようです。

3.作業員が到着

作業員は消費者からゴキブリの発見状況を聞き取った上で、点検と駆除を称して消費者宅で作業をおこない。

・「ゴキブリの卵があった」
・「ゴキブリ3匹がいた。駆除はできなかった」
・「ゴキブリが出入りできるすき間ばかりある」

などと消費者に対しゴキブリに対する気持ち悪さや不安感をあおる説明をしてきます。

4.高額料金の提示

上記内容から追加作業をしたほうが良いと説明した上で、10~20万におよぶ高額な作業料金を提示してきます。金額に躊躇(ちゅうちょ)する消費者にはさらに不安を煽ります。

・「卵があるから数日には赤ちゃんが生まれる。卵からフェロモンが出ている」
・「3匹ってことは実際にはこの何倍もいる。これからの季節は更に増えてくる」
・「薬剤の分量を減らせば価格も抑えられる・・・駆除の効果はある」

などといった説明で、消費者を追い込んでいきます。

5.追加作業の承認を受けると

浴室の通気口、室内、屋外等に薬剤を散布するだけで、料金に見合わない10~15分程度の作業をおこなった後に「作業請負契約書」をみせ料金を請求してきます。

6.支払いは「現金」を要求

作業員は、その場で現金で支払うように要求します。 現金がない場合は、深夜でもコンビニ等のATMで現金を引き出すように指示されることもあるようです。

消費者庁からのアドバイス

極端に安い料金表示に注意!

ウェブサイトに表示されている最低料金は、あくまでも状況次第。 予想外の料金になる危険性があります。

パニックにならずに落ち着いて!

ゴキブリに対する気持ち悪さ・不安感をあおるトークが手口です。 契約判断は、あくまでも冷静に。

迷った・困ったときは 188 へ!

クーリング・オフが適用できる可能性があります。

188(いやや)は全国共通の電話番号で、消費者が商品やサービスに関するトラブルや相談をしたい場合に利用できる窓口。本件のように「現金」で支払った後でも相談可能です。


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