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【世界の通知表】通商白書2024から見える、世界経済の「今」と日本の現状を分かりやすく解説!

記事に利用している画像は「経済産業省」の資料から切り抜いたモノを使っています。

引用:通商白書2024通商白書2024概要版

みなさん、こんにちは!今回は、経済産業省が公表した「通商白書2024」の内容をわかりやすく解説します。この白書には、私たちの日常生活にも深く関わる情報がたくさん詰まってるんです。今回は重要ポイントだけに絞って見ていきましょう。

通商白書、それは通知表!

「通商白書」って聞いたことありますか?簡単に言うと、世界の経済状況や貿易の動きを分析した、いわば通知表のようなものです。じつは毎年作られていて、今年で何と76回目!法律で作ることが決められている白書ではないけど、とても重要な資料なんです。ちなみに、日本が外国と貿易するときの政策立案に役立ててるんですよ。

世界経済、回復の道のりは?

白書によると、世界経済の回復にはばらつきがあるみたい。国や地域によって、経済の調子が違うってことですね。では主要国の実質GDP成長率の見通しを覗いてみましょう!

アメリカ経済

ここは結構いい感じなんです。2023年の成長率は2.5%で、2024年も2.7%くらいいくんじゃないかって予想されてます。物価も落ち着いてきたし、失業率も3.7%くらいまで下がってるんです。みんなが働いてお金を使うから、経済がぐるぐる回る感じですね。

ヨーロッパ経済

ここはちょっと大変そう...。2023年の成長率は0.4%で、2024年も0.8%くらいかなって見込まれてる。ウクライナ情勢の影響でエネルギー価格が上がっちゃって、みんなの家計を直撃してるんです。例えば、電気代やガソリン代が高くなると、他のものを買うお金が減っちゃいますよね。そういう感じで経済全体が少し息切れしてる状態なんですよ。

中国経済

ここは面白いことになってます。2023年は5.2%、2024年も4.6%の成長率が予想されてる。数字だけ見るとすごいですよね?でも、中国の経済規模を考えると、実はこれでも「まあまあ」くらいなんです。特に若い人の就職が難しくなってて、大卒の失業率が20%近くまで上がってるんです。それに、不動産市場もちょっとグラグラしてて、みんな様子見の状態なんですよ。

グローバル・サウス!新たな経済のエンジンに?

「グローバル・サウス」って聞いたことありますか? 直訳すると、世界の南側って意味なんだけど、別に地図の南側だけじゃなく、今どんどん成長している新興国や発展途上国のことを指すんですよ。

例えば...インド。ここはもう爆走中! 2023年になんと7.8%も経済成長したんです。日本の約6.5倍のスピードですよ!それにASEAN諸国は東南アジアの国々(ベトナムとかタイとかフィリピンとか)、若い人が多くてイケイケどんどんって感じですね。

それに、アフリカ諸国のナイジェリアやケニアなども技術革新が進んでて、特にモバイル決済とかは日本より発展してたりします。これらの国々が、今や世界経済の新しいエンジンになりつつあるんです。

日本企業の海外進出、どんな動き?

日本企業も、こういった新興国でビジネスを広げたいと考えてるんです。アンケート調査によると、多くの日本企業がインドやASEAN諸国での事業拡大に意欲的と回答してるみたい。

でも単に進出するだけじゃダメで、その国の成長をサポートすることも大切だと白書では指摘してるよ。例えば、現地の人材育成や技術移転を行うことで、お互いにWin-Winの関係を築くこととかね。

日本の貿易収支、どうなってる?

海外に打って出たい企業が多いのは分ったけど、気になるのが日本の貿易収支ですよね。2022年、じつは日本の貿易収支が大幅な赤字(日本が海外から買ったモノの方が、売ったモノより多かった)の知ってました?

主な理由は…

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