【日本vs海外】交通機関 全国で使える○○の凄さ
見た目は日本人、頭脳は外国人、その名もただの人 曽麻綾です。
カナダから日本に移住して感動したことの一つが公共交通機関の利便性と優秀さです。
海外出身の私が感動した点
特に都会や町中に住んでいるとこのような素晴らしい点を目の当たりにします。
電車の時間が正確
路線が多い(鉄道会社が複数ある)
目的地へ行く為に予算や時間に合わせて色々なルートがある
新幹線が存在する
手段を問わなければ日本のほぼどこにでも1日あればたどり着ける
等々…
これらについても語りたいのですが、上記はそこそこ語りつくされている気がするので、このnoteではこれら以外のある点に着目します。
それは…
交通系ICカード
「Kitaca」「Suica」「PiTaPa」「ICOCA」「nimoca」「SUGOCA」など、ざっと検索にかけただけでもこれだけ出てきます。
個人的に魅力に感じる点を3つご紹介します。
魅力① 全国で利用可能
皆様もご存知の通り、JRなどの各運営会社の協力によりこれらは日本全国の鉄道やバスで使えます。
当たり前になっている為、有難みを感じにくいですがこんなカードは地元のカナダや、フランスではありません。
国の大きさも関係しているかもしれませんが、それでも全国どこでも自分の地域のICカードが使えるのは非常に便利ですよね。
カナダの交通系ICカード
せっかくなので地元カナダ、バンクーバー市の交通系ICカードをご紹介します。
TransLinkと言う会社のCompass Card(コンパスカード)です。バンクーバー市ではTransLinkと言う交通行政を管轄する団体が発行するCompass Cardが地域に存在する唯一の交通系ICカードです。このカードはTransLinkのバスや電車でしか利用できない上、当然電子マネーとしての機能はありません。
つまり国はおろか、同じ州内でも利用できません。
TransLinkがメトロバンクーバー(カナダのブリティッシュコロンビア州、南西部のバンクーバー都市圏)のエリアのみ対応している為、私的にはICカードと言うより「メトロバンクーバーのTransLink社限定のプリペイド切符」と言う感覚です。
魅力② 交通機関以外での利用可能
日本にお住いの皆様には当然の事でしかありませんが、電子マネーとして利用可能です。
上で紹介したバンクーバーのCompass CardはTransLinkのバスや電車でしか利用できない上、当然電子マネーとしての機能はありません。
電子マネー機能以外にも、(条件はありますが)ポイントが付くカードもあります。
魅力③ かわいい
何が?と思うかもしれませんが、デザインが可愛いです。
フランス人の友達で交通系ICコレクターがいるのですが、その子に「九州のICが欲しい」と言う、関西在住の身としてはそこそこ難題クエストを強いられました。その際(SUGOCAの)カエルがとてもかわいいと喜んでくれていました。
ちなみにこのカエル、名は「カエルくん」で九州・福岡「ケロケロ団地」のマンションに暮らす20才の青年らしいです。鉄道会社にキャラクターがいて、そのキャラ設定までしっかり存在するのも日本の魅力の一つだとキャラ好きな私は感じています。
「魅力②」にてご覧の通り、地元バンクーバーのICカードは自分で可愛くする術を身に着ける他ありません。
まとめ
私が挙げた3つの魅力以外にも、定期を買えたり、アカウントの紐づけが可能になったり、新幹線を予約して切符替わりに使用できたりなど、益々利便性が増す日本の交通系ICカード。
私が来日してからの5年間でもICカードは進化して行ったので、今後も更に使いやすくなり可愛くなってくれる事を期待しております。
以上、曽麻綾のSo Much to Wonderでした♪
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