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【フランス街レポ】リヨン(Lyon)について独自調査 パート④

2024年6月以降フランスの街を色々回っているので、個人的な印象を自分の記録用として「フランスの街レポート」を残しています。

Lyonは私がまず活動拠点として選び、半年間過ごした街なので4部構成の長編レポートとなっております。パート1からパート3まで街の色々な採点項目について記録しておりますので、興味がある方は以下にリンクからお読みください。

※作者の実体験、個人的主観と限られた情報源を元に作成するデータです。
あくまで自分の記録用の調査結果です。
と言いながらも、今後フランスに旅行する予定のある方、移住を考えている方に、フランスの様々な地域に興味がある方にとって少しでも参考になれば幸いですと言う気持ちもあります。



総合評価

独自の項目に基づきフランス各地を比較する為にレダーチャートを作成しております。

Lyonの総合評価

採点項目について…

  1. 気候:屋外の気候、過ごしやすさ

  2. 公共交通機関:利便性、値段、手段の豊富さなど

  3. 交通安全:信号無視が当たり前なフランスで(横断歩道がある道で)横断する際どれほど注意を払わねばならないか、交通事故の少なさなど

  4. 観光地:観光地の多さ、観光施設の質など

  5. 人情:住民の温かさや親切度合

  6. 日用品物価:「日用品」と記載していますが、日常生活で必要な食品なども込みの物価。スーパーなどの日常で頻繁に利用をする場での買い物しやすさや・お買い得さ。

  7. 治安:外でスマホを出してもビクビクしないでいられるか

  8. 日本人女子20代生きやすさ:正確には「日本人女子20代としての生きやすさ」と言う偏見に満ち溢れた項目。

  9. 景観:建物や公園などの外見的要素。清潔さ以外の街並みの美しさ

  10. 清潔さ:ゴミが散乱していないか

採点について(※あくまで個人の感想。語彙力が欠落しておりすみません。)

  • 0-1:終わってる

  • 2-3:悪い

  • 4:ちょっと悪い

  • 5:普通

  • 6-7:良い

  • 8-9:とても良い

  • 10:すごすぎ

Lyonのスコア

街レポパート1では気候、公共交通機関と交通安全、パート2では観光地、人情と日用品物価、パート3では治安と日本人女子20代としての生きやすさについて記載しております。本no+eのパート4では残り2項目について詳しく説明して参ります。

景観

【Lyonのスコア:10】

有名なフォトスポットも、何てことない道角も、とにかく美しい街です(もちろん美しいと思わなない場所もわんさか存在しますが…)。
落ち着いた色味の建物が多く、築年数も同じくらいの建造物が並んでいるので街全体に統一感があります。

Lyon1区
Fourvèreの丘から眺めるLyon市内
市役所
Maison du Crible
旧市街の路地
ショッピングエリア
旧市街のMaison des Avocats
Croix-Rousseエリア

Lyonの南に位置するConfluenceと言うエリアは新しく洗練されたデザインの建築物が多く、Lyon中心部の雰囲気とは印象が全く異なります。

Confluence
Confluenceのショッピングモール
曽麻がお世話になった毎日放送(MBS)さんカラーを連想させるテレビ局もあります

建物自体も美しいですが、街中で見受けられる木々や植物、緑の多さが街をより一層美しく感じさせます。建造物と自然のバランスが非常に優れている街のように思えました。

Cathédrale Saint-Jeanの裏庭
ランチを食べたり、休憩したり、自由に腰を掛けれるフリースペースが多数存在します
Presqu'île de Lyonエリア
Croix-Rousseエリアの公演

中でもLyonの街で出会うソーヌ川とローヌ川を含む景色は、見る度に「いつになったら見飽きるのだろう」と考えます。個人的にLyonで一番「美しい」と感じる景色です。

ローヌ川越しに見えるNotre-Dame de Fourvière大聖堂
ソーヌ川
ローヌ川と市民プールCentre Nautique Tony Bertrand、通称「ローヌのプール」
天気が微妙でも写真を撮りたくなります

立派な自然公園も多数あるので、さらに自然の美しさに浸る事もできます。中でも規模と質に感動したのがParc de la Tête d'Orと言う公園。

作者が一番好きなLyonの自然公園、Parc de la Tête d'Or入り口
入り口の門を通ると果てしない広さのParc de la Tête d'Or
Parc de la Tête d'Or内
亀さんが公園の至る所にいます。愛しくて泣けます
Parc de la Tête d'Or内の湖

Parc de la Tête d'Or内には植物園や動物園もあり、一日中いても公園の全てを見尽くせない程盛りだくさんな公園です。

動物園のお猿さん
動物園のシマウマさん
鹿さん。「ここは奈良?」レベルの至近距離で観察可能
植物園エリア
ラベンダー
植物園内
植物園のカエルさん。可愛い。

公園としてのレベルは勿論、動物園としても植物園としても非常にレベルが高いです。しかも年中無料で楽しめるのは魅力的すぎます。

清潔さ

【Lyonのスコア:5】

景色に見とれながら何も考えずに道を歩けない事が残念です。場所によってマシなエリアもありますが「きったねー」と汚い言葉遣いが一日に何回脳内を過るかわからない程そこそこ汚いです。歩道を見渡せば犬の糞やゴミ、吐瀉物… 日本と違ってゴミ箱が無数にあるのに何故ポイ捨てがこんなにも多いのか理解に苦しみます。

街中だけでなく、注意すべきは公共交通機関内です。バスや地下鉄にも沢山ゴミが落ちており、座席に排泄物が漏れていたるするので空いている席があってもしっかり見極める必要があります。特に電車などは座席だけでなく、前の席のヘッドレスト部分に土足で足を置く人や、食べ物や飲み物をこぼしてもそのまま放置する人が多いです。前の席にくっついている折り畳み式テーブルを降ろすとゴミや液体が溢れて来る悲惨な状況も珍しくありません。

ただし、作者の感覚で「そこそこ汚い」がフランス基準では普通のようです。日本基準で測るとスコア2ぐらいですが、あくまでフランス国内で比較した数値の為、スコア5です。

パート④まとめ…

  • 観光地:素晴らしい。歴史好き、芸術好き、自然好き、様々なニーズに応える施設が多数。無料で楽しめる所もいっぱい。

  • 清潔さ:そこそこ汚いけど幻滅するほどではない

市民・地域住民について

  • 年齢層は幅広い(子供からお年寄り、カップルから家族連れまでどの層も満遍なくいる)

  • 観光客も多い

  • 様々な国籍の人を見かけるが、その割にはほぼフランス語しか聞こえてこない。

最終まとめ&一言で表すなら…

Lyonを一言で表すなら…

《飽きない》

と言うか、これだけ長文街レポを記載している時点で一言で表せる訳がありません…が、どうしても選ぶなら「飽きない」です。
美しい街並みは繰り返し見ると新鮮ではなくなりますが、慣れとは違って「今日も綺麗だなぁ〜」と言う印象。見て回る場所が多い上、頻繁に行事やイベントも開催しています。都市なのでもちろん観光地以外の施設も充実しており、公園、図書館やスポーツセンターなど、各施設の規模も立派なので何年も住んでいても隅々まで見尽くす事はないと思います。

上で挙げたレダーチャートに基づき、Lyonに点数をつけるとすれば66点と言う結果になりました。

以上、独自の経験と視力のみに基づく街レポートでした。
長編レポートにお付き合いいただきありがとうございました。

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