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【フランス街レポ】ディジョン(Dijon)について独自調査

フランスに来てから数ヵ月経った今、拠点としているリヨン以外の街をいくつか回ってみたので、個人的な印象を自分の記録用として「フランスの街レポート」を残しています。

前回のMarseilleに続いて、3か所目はDijonについてレポートします
(独自調査2か所目の街、マルセイユ(Marseille)についてはこちら↓)

※作者の実体験、個人的主観と限られた情報源を元に作成するデータです。
あくまで自分用の調査結果です。
と言いながらも、今後フランスに旅行する予定のある方、移住を考えている方に、フランスの様々な地域に興味がある方にとって少しでも参考になれば幸いですと言う気持ちもあります。


Dijon(ディジョン)

Place François Rude

Dijonは、フランス中東部に位置する都市です。これまでにレポートした二都市は南部の都市だったことに対し少々雰囲気が異なりました。(ブルゴーニュ地方の)州都でありながら、徒歩で全域散策できる小さな州都だなと言う印象。

総合評価

独自の項目に基づきフランスの地域を比較する為にレダーチャートを作成しております。(以前のレダーチャートに含まれていても、経験不足により判断しかねる項目などは除外しています。)

Dijonの総合評価

採点項目について…

  1. 気候:屋外の気候、過ごしやすさ

  2. 観光地:観光地の多さ、観光施設の質など

  3. 交通安全:信号無視が当たり前なフランスで(横断歩道がある道で)横断する際どれほど注意を払わねばならないか、交通事故の少なさなど

  4. 治安:外でスマホを出してもビクビクしないでいられるか

  5. 人情:住民の温かさや親切度合

  6. 景観:建物や公園などの外見的要素。清潔さ以外の街並みの美しさ

  7. 清潔さ:ゴミが散乱していないか

  8. 公共交通機関:利便性、値段、手段の豊富さなど

採点について(※あくまで個人の感想。語彙力が欠落しておりすみません。)

  • 0-1:終わってる

  • 2-3:悪い

  • 4:ちょっと悪い

  • 5:普通

  • 6-7:良い

  • 8-9:とても良い

  • 10:すごすぎ

Dijonのスコア

各項目について詳しく説明します。
気候【Dijonのスコア:6】
可もなく不可もなく、2024年8月に訪れた結果お日様にも恵まれた暑い夏の日でした。

観光地【Dijonのスコア:6】
有名な観光地が沢山あるわけではなく、思い浮かべる「州都」にしては少なく小規模な印象。

Palais des Ducs et des États de Bourgogne(ブルゴーニュ大公宮殿)
Église Notre-Dame de Dijon(ディジョンのノートルダム教会)

ランドマークになるような建物は少ないですが街の至る所にフクロウのイラストが地面に見受けられます。

お見苦しい生足大変失礼します

地面の三角印を辿って行くとやがて…

大きいフクロウ(chouette)のイラスト

大き目のフクロウに辿り着きます。ちなみに自分が追った三角の先にはこの10番フクロウがいましたが、様々な三角を辿ると別のフクロウに辿り着くそうです。
そもそも何故フクロウが至る所に散らばっているのか?と疑問に思ったので調べたところ、Dijonのノートルダム協会にあるフクロウの彫り物を左手で触れると願いが叶うだの幸運に見舞われるなどという言い伝えがあるからだそう。
こんな書き方してる作者は多分何しても願いは叶わないでしょう。

交通安全【Dijonのスコア:6】
フランス基準で平均的です。信号無視はフランス基準により99.9%許されていますが目立った素行の悪さをする車やバイクなども特にいませんでした。

治安【Dijon:7】
フランスの他の都市と比べると人口密度も低く、最も人が集まっている中心部でも安心して街を散策できました。

可愛い赤い家がシンボルのエリア前
大公宮殿前の広場

スマホは相変わらずズボンのポケットには入れられませんが、道中ちょっと立ち止まって調べ物はできるくらいの治安の良さを感じました。

人情【Marseilleのスコア:6】
フランス南部で感じた「温かさ」はありませんでしたが、道行く方々の表情を眺めていると総合的ににこやかな雰囲気ではあります。
大きな市場(Halles centrales et marché central)があったので訪れてみました。

Les Halles de Dijon
賑やかな見た目の入り口
施設内は人口密度高め
午前中からチーズとワインテイスティングを楽しんでいらっしゃる方々
Triperie=臓物屋。牛、豚や羊などの心臓、じん臓、レバー、脳みそを販売する店
屋外にも露店が多数

笑顔で接客する習慣がないフランスではムスッとしている店員さんが割と標準なので、それを踏まえると…無口でムスッとしている人もいるし、阪神百貨店の食料品売り場の活気を感じる店員さんもいました。

節約愛好家の曽麻綾は何も買わずに写真だけ撮って去ります

景観【Dijonのスコア:8】
個人の思考強めな意見ですが「かわいい!」「和む!」「平和!(景観関係ない)」と脳内で連呼しながら街を歩いていました。

かわいい家
ちょっとした壁画がおしゃれな路地

中心部に美しい公園があり、緑に触れられるのも魅力です。

Jardin Darcy入り口
綺麗な噴水エリア

可愛いだけじゃなく美しい建築物の数々がDijonの街を構築しています。

建物の上の部分までこだわりが見受けられます
Place Darcy前

清潔さ【Dijonのスコア:6】

普通。ゴミは落ちてたり落ちてなかったり、落書きはあったりなかったり…。第一印象で「汚っ」とは思わない程度に清潔でした。

公共交通機関【Dijonのスコア:6】
フランス各地を繋ぐSNCF(フランス国鉄)の駅、いわゆる「新幹線の駅」もありますが外観に関しては特にこれと言った特徴があるわけではありません。

Dijon駅前の汗だくの女
Dijon駅構内

利用していないので料金や利便性はわかりませんが、一般公共交通機関に関しては路面電車(Tram)やバスはあるそうです。

DijonのTram

シェアサイクルサービスも充実してい。

シェアサイクルで利用可能な自転車

市民・地域住民について

  • 年齢層は幅広い(子供からお年寄り、カップルから家族連れまでどの層も満遍なくいる)

  • 観光客は少な目。フランス語しか聞こえてこない。

  • 国籍:どうしても自分がアジア人だから注目してしまう点ですが、自分以外のアジア人を見かけませんでした。滞在時間も短かったのでたまたまの可能性もありますが、割合的にフランスの他の地域に比べ圧倒的にCaucasian多めの印象

まとめ&一言で表すなら…

Dijonを一言で表すなら…

《 かわいらしい 》

街並み以外の点からしても、街の規模や流れている時間や空気感、フクロウなど…
情報を伝える身としては失格ボキャブラリーですがDijonの雰囲気がかわいらしい。

日々のお買い物にも不便さを感じることなく、また映画館などのエンタメ施設も揃っているので、日常生活は穏やかに過ごせそうな言う印象でした。

PS.こんな感じの可愛らしいショーウィンドーが沢山ありました

上で挙げたレダーチャートに基づき点数をつけるとすれば64点(51点を80点満点で割る)。

以上、曽麻綾独自の経験と視力のみに基づく街レポートでした。

#海外生活 #フランス #旅日記 #異文化 #フランス生活 #Dijon #ディジョン #街レポ

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