フリーランスの価格戦略と考え方
単純なタスクが溜まれば溜まるほど、脳はパンクしてると思い込むようです。最近はそんな感じで、見事に酒量が増えてきました。
…という近況は置いておいて。今日はフリーランスの価格戦略について持論を基に考えたいと思います。
ぶっちゃけ価格自由!
早速、結論が出てしまいました。いや、フリーランスで価格設定に悩んでいる人は意外と居るはず。さらっと終わらせるわけにはいかないのでまずは個人の価格戦略についてです。
作業ベースと知識ベース
フリーランスのフロー(単発)収入について、ざっくりと2つに分類できます。
作業時間ベースで課金される収入、そして知識に対して課金される収入です。
作業収入について
これの算出は簡単で、自分の欲しい金額を考えながら相場も見て決めます。
例えば手取りで時給2,000円は欲しいなぁ、と思うとします。
何も考えずにそれを2倍にしてください。これ、大事です。
打ち合わせの時間コスト(費用が生まれない)、税金、毎月固定で掛かる経費などを考えると手取で欲しい金額の1.5倍くらいの売価でちょうど良い程度になります。
さらに1ヶ月のうち仕事のない期間も当然あるので、そのあたりの収入確保も考えると2倍くらいが妥当な金額になります。
手取り2,000円欲しいと思ったら4,000円で見積もりましょう。
これをおおよその相場と照らし合わせてください。相場よりも高ければ調節します。また、クライアントの予算によっても適宜調節をします。
僕自身は基本的には5,000円/時間を売価にしています。このあたりが相場くらいかなとは思います。
知識収入について
コンサルティングやちょっとした困り事に関して解決策を提示する場合、つまりは自分の知識に対してお金をいただく場合は、相場は天井です。
目安として、僕自身は 10,000円/時間 くらいになるように設定しています。
稼働時間をいかに抑えるかが重要ですが、同時にクライアントに相応の価値を提供する必要があります。責任は重大です。
この辺のお仕事で実績を出せれば強いですね。僕はまだまだですが…。
迷ったら強気でOK
駆け出しの頃はどうしても自信が無いので自分を安く見積もりがち。
僕も時給250円みたいな頃がありました笑
でも迷ったら強気でOKです。その分クライアントに価値と安心感を提供できれば大丈夫です。そして高く見積もった分、責任を持ってお仕事しましょう。
そうやって徐々に価格設定に慣れていけば良いと思います。
ビビって弱気な見積もりを出したら予算がもっとあったということも大いにあります。強気な見積もりを出したらすんなり通ることもあります。
自分を安売りしないこと。
という理念があるので、僕は後輩フリーランスにお仕事を頼む時は、適切な値段でなければ値上げするようにしています。商売人としては失格ですがね。
ボッタクリや暴利はダメですが、自信を持って高く見積もりすること。その分の価値を出せばいいだけです。そしてお金に余裕を持って自分自身が成長することが結果的に社会にとっても価値を生み出します。
そして適切にブランディングをすることも大事。「あなただから頼みたい」という状況を作れば、強いフリーランスになれます。
どうしても見積もりが通らない時は
とはいえ、お客様も予算があると思います。どうしても見積もりが通らない場合は予算内でできることを明確にしつつ、代替案を出すようにしましょう。(テンプレートで対応するなど)
どうしても低い価格で請けてしまうと継続して依頼を請けた場合に大変なことになります。しんどい思いをしないように、そして楽しんでお仕事ができるような価格設定を心がけてください。
仕事が充分取れてきた段階になれば、どうしても気が乗らないお仕事は高めの見積もりを提示して断られる前提というワザもあります。
大事なのはしっかり食べていくこと。
スキルを磨いて自分に自信を持ちましょう。
駆け出しフリーランスの方で価格設定に悩んだらいつでもご連絡ください。
当然、相談も何もかも無料です。お気軽にTwitter経由でDMください。
ということで、もっと知りたいことがあればコメントください。
無ければ今日のお昼ごはんをコメントしてください。同じものを食べます。
それでは、また。