Shopifyを使ってみて不便だったこと【6選】
こんにちは。おのじです。
普段はWEBサイトやECサイトの制作を主に行っております。
今回は話題のECサイト構築サービス Shopifyを1ヶ月ほど使ってみて不便だったことをメモ代わりにシェアしておきます。尚、これはディスではなくただのウィッシュリストであることを前提としておきます。
1. 代金引換手数料に対応していない
日本のECサービスでは普通にできる代引手数料の設定がありません。おそらくアメリカと日本の商習慣の違いだと思います。
今のところは「Advanced Cash on Delivery」というアプリで対応するのがベストのようですが、これは単純に「送料」として手数料を合算して請求する仕様になっています。
2.送料の追加に対応していない
前述の件に絡めて、代引手数料が設定できないのであれば後から手動で設定してしまえ!…というささやかな願いも、Shopifyにおいては叶いません。Shopifyにおいて注文後に可能なことは「商品の追加」のみです。特別対応の割引をしたり追加の送料を請求したりすることはできないようです。
3.日時指定に対応していない
これも海外との商習慣の違いだと思いますが、Shopifyでは配送の日時指定に対応していません。日時指定機能を追加したい場合は、「Delivery Date and Time」というアプリを利用して、決済画面の一歩手前で入力する仕様です。
4.デフォルトで分割払いに対応していない
これはそこまで困っていないですが、Shopifyのデフォルトのクレジット決済機能、Shopifyペイメント には分割払の機能がありません。高額商品を扱うショップなどは外部の提携決済サービスを検討する必要があります。
5.注文一覧画面が分かりにくい
注文画面の一覧に「決済方法」の欄がありません。その注文が代引なのか銀行振込なのかクレジットカードなのか、ひと目で判断することが難しいです。
6.配送がややこしい
商品の配送まわりの仕様がなんだか色々ややこしいです。
例えば、同梱の処理ができなかったり、デフォルトで配送番号の一括入力ができなかったりします。また特異な点として注文1件に対してではなく商品ごとに追跡番号を登録する仕様になっています。海外ではこれがメジャーなのでしょうか。
以上、長々とほとんど愚痴のような文章になってしまいました(反省)
しかしこれら以外の部分ではとても優れている点が多く、Shopifyが完全に日本にローカライズされる日がくればスーパー神ツールへと変貌すると思っています。
とはいえ、かなりの短いスパンでアップデートがリリースされているので、今後の動向に首を長ーーくして待っていようと思います。