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夜勤明けの爆買いシリーズ:コジコジ全4巻まとめ買い

まとめ買ったのだが、意外と文字が多くて夜勤明けの脳みそに入ってこなく、まだキチンと読めていない。

だが既に「はっ…!」とするセリフもちらほらで、コジコジ様の深み、感じています。

集英社りぼんマスコットコミックス新装再編版『コジコジ』1巻より ©️さくらももこ


これ看護師にキャリアチェンジした自分にハッとくるものがあるんですよね。

会社員から思い切って再受験、看護大学へ編入。
せっかくもう一回学生やってるんだからと必死に勉強、勉強。
国試終わってついに手に入れた看護師免許。

看護師免許を手に入れたら何者かになれると思っていたけれど、
結局ワイはワイのままだった。

しかも看護師にキャリアチェンジして新しいことをはじめたことによって、何もできない事実、知識不足を日々突きつけられ、
むしろ停滞感すら感じる。

しかし、この感情を他者に伝えてもよく分かってもらえないんですよね。
エー看護師!資格得られたなら食いっぱぐれることないじゃん!
一生職に困らないからいいじゃんと。
(本当に看護師諸君はよく言われるセリフだと思います。でも医者にも同じこと言う?ってよく思う。でもこれはまた違う話ですね!)

でも私は食いっぱぐれないために看護師になったわけではなく、
何らかのきっかけがあって医療の現場に触れてみたい、看護というあり方を通して自分の能力を発揮してみたい、ま、要は「成長したい☆」と感じたから看護師になったわけなので、
食いっぱぐれないウンヌンより、
「結局わたしって何者にもなれないんだ…」と感じてしまってるその事実が苦しいのです。

看護師になっても結局自分は自分だった。
この感情は看護師になったから、より強く感じたのかもしれない。
しかし転職していても、していなくても、年齢があがり挑戦するモノ、経験するコトが増え、壁にぶちあたるたびに、結局自分は自分で、ちっぽけだなあと感じるんだろう・・・

そんなときにコジコジがこのゆるーい画風で
「コジコジはコジコジだよ」と言ってくれたのです。

所詮自分は自分か~、
ま、ちっぽけでもいいじゃん?
そんな感じて生きていていいんじゃん?
そんな風に肯定してくれる要素がコジコジのこのコマにはある。


看護師になって立派になる、医療に貢献するだなんてデカすぎるハードルを己に設けて自分を苦しめない。

未来に期待しすぎず、大きすぎる夢や目標を掲げるのはやめて、今、目の前のことに注目して取り組む。

そして、今日もおいしいもん食って寝て、人に優しく接することができる自分のままで生きていれば良い。

そんな感じでいいっすよね。コジコジ様!

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