マレーシアのインターナショナルスクール学生、ペアレントVISA更新まとめ

ビザ更新について

新規ビザ発行については学校がサポートしてくれますが、翌年からは個人で学校付きビザエージェント、または個人で別のエージェントに対応をお願いすることになります。

我が家は学校エージェントではなく個人で別のビザエージェントへ依頼しました。基本パスポートは、エージェントに預けたままになるのでしばらく手元に戻らない場合もあります。個人依頼のメリットは、手元にパスポートがあること。旅行にもいけますし、パスポートを携帯できるので安心です。その代わり、書類の作成、スケジュール管理を個人で行うので大変かもしれません。不備があると、ビザ発行の日程が後に後に押されますので注意が必要です。書類を集め作成するのは個人で行いますが、日本国内の書類についてはエージェントを頼れないため、大使館とやりとりをしながら集めることになります。これが思いのほか時間がかかるので、早いうちから集めたいところですが、日本の戸籍謄本やパスポート証明については期限があるため（6ヶ月）、郵送や予約は計画を立てて行う必要があります。

書類が揃ったら学校の住所がある移民局へ。基本は移民局へはエージェントを通じて予約します。申請時はエージェントと一緒に移民局へ行って手続きをしますが、私はこれも一回で申請が通らないことを予想してエージェントに予約を取ってもらいます。基本は学生ビザの更新が終わってからペアレントの申請ですが、ペアレントの書類に問題があった場合、例外としてペアレントからの申請もできます。

まずは更新のための書類を揃える。

更新のための書類（子供二人①②、親一人の場合。２０２１年１１月現在）
１、婚姻証明　３通（日本から取り寄せた戸籍謄本利用）
２、出生証明（子供①２通、子供②１通、日本から取り寄せた戸籍謄本利用）
３、パスポート証明（子供①１通、子供②１通、ペアレント１通、父親１通、マレーシアにいる３名は大使館へパスポート本人が持参して申請。日本のお父さんからは、承認済みパスポートのコピーを送ってもらう。）※パスポート残り12ヶ月を切ると担当者によっては受け付けない場合があるため要注意
４、ローカルバンク(Publick bank 本店）の銀行の利用明細証明、最新のもの3ヶ月分（要銀行印）10,000リンギット以上の残高。
５、保険契約レシート、オリジナルの保険証券（Hong Leong Insurance）
６、最新のMOEレター（毎年学校が発行します）

※大使館発行の書類であっても印がないものは移民局は認めません。日本大使館は印（割印）を押さない書類も多くありますので、必ず大使館のレシートが必要になります。（これが手元にないとアウトです。発行し直しになります。）大使館からの証明書発行時には一つにはまとめずに一人ずつレシートを発行してもらいます。
7、パスポートサイズの写真（申請人数分ブルーバック）

各種証明書発行

父親のパスポート承認について

マレーシアに観光ビザで入国できる場合は入国後大使館へ行ってパスポート所持申請、４日以降に書類引き取りをすれば簡単です。父親が入国できなかった場合は、日本でパスポートをコピー後に公証役場と法務局の承認をもらわなくてはいけません。この書類の有効期間は6ヶ月。そろった書類は外務省での承認はもらわず、必ず在マレーシア日本大使館の最後の承認が必要です。
それと、どこにも書かれていませんが、申請の際は夫の委任状が必要です。
委任状はA4サイズの紙に、「官公庁の印章証明の申請を妻〇〇に委任します。」という旨と日付、御主人の直筆署名入りのものをPDFまたは写真を
印刷して持参。
（本来は原本が望ましいのですが、時間が無い場合PDFで対応可。）

ちなみにマレーシアに滞在していれば本人がパスポート一つをもって大使館へ行けば所持証明は発行してもらえます。

私文書・外国文認証-神田公証役場

スケジュールを立てる

2020年11月のスケジュールです。前回のビザ更新でペアレントビザの書類不備があったため、ペアレントビザから申請をしました。MCO中のルール変更も加わりペアレントビザと学生ビザの期限が別になってしまいました。基本は学生→ペアレントになります。今回は大きな不備はないので学生→ペアレントの順に申請です。

費用

パスポート証明（夫、日本での公証役場、法務局での取得）¥10,000

マレーシア大使館での夫の証明取得RM175

婚姻証明、出生証明各RM45

パスポート証明（マレーシア大使館にて取得）１点RM80

（エージェント支払い）

学生パス一人RM450 

ガーディアンパス（ペアレント）RM500

（移民局への支払い）

学生パス一人RM60

ガーディアンパスRM90