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自分の性別って何??分からなくなってきた。
今日、美容室に行ってきた。初めての美容室だったので、書かされるカルテ。
性別欄のチェックをみて、
「男性」or「女性」の選択肢。
今って、性別欄に「その他」がある書類も多くなってきたけど、
改めて「自分の性別」ってなんだ、って戸惑ってしまった。
生物学的性別と社会学的性別。社会学的性別のあいまいさ。
私は、「男性らしい」とか「女性らしい」といった言葉を嫌悪しています。
この記事でも触れましたが、性別差ってあくまで偏見、ただの先入観であると思います。
こういった考え方で生きてきて、改めて「自分の性別」って何かと考えたときに、「あれ?分からない」ってなってしまいました。
SOGIという考え方。性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity)の2つの要素からジェンダーを考える見方があります。
私の場合、性的指向は「女性が好き」ということで分かるのですが、性自認については「分からない」ということになってしまいます。
普段から性別差を否定する考え方をしてきたので、男性と女性の境界線があいまいになってしまって、自分に当てはめた場合によく分からなくなってしまいました。
もちろん生物学的には男だということは分かっていますが、社会学的に考えると性別がよく分からないという状態です。
SOGI的考え方もそもそも必要?なくてもよくない?
LGBTやLGBTQといったセクシャルマイノリティを指すだけのものから、SOGIというすべての人に当てはまるジェンダーについて考えることに移り変わってきました。
でも、そもそもSOGIも必要なのか。
SOGIも性別をカテゴライズするという点においては、性別差とさして変わらないのではないでしょうか。
きれいごとかもしれませんが、すべての人がそれぞれのアイデンティティに寛容になればいいだけだと思います。
私は「花の写真を撮るのが好きなこと」や「休日はマニキュアを塗っていること」を、「女性っぽい」とよく言われます。
自分がやりたいことをやっているだけで、性別なんて意識してもいないのに。
そういった女性観や男性観が蔓延っている社会が気持ち悪く思います。
自分の性別について考えてみると、いろいろなことに気づきました。
「性の多様性」を認めるという社会よりも、「性についていい意味で無関心」という社会のほうが私は心地よい。