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歳をまた重ねる。大人になっているのか、なりたくはないけど。
今週の月曜日、6月22日に誕生日を迎え、24歳になった。
毎年友人に囲まれて祝われているけど、今年は普段とは違う。オンライン飲みでハッピーバースデー。
移動制限も緩やかになったが、やはりまだ大勢で集まることには抵抗がある。嫌味ではなく、この状況で遊べる人を羨ましくも思う。
実感もないまま24歳に。大人になっていく実感もまだない。
大人っていったいなんなのだろうか。
法律上は20歳で成人しているし、社会人2年目にもなり自分で稼ぎ生きていく手段も得た。ただ、24歳はまだまだ若いし、大人になった実感も全くない。
子どものころは、24歳なんてすごい大人な印象を受けたし、自分もそのころには大人になっているんだろうなと思っていた。もちろん、子供のころに比べたら、知識もついたし経験も増えた。自分にできることも増えたとは思う。
でも、大人ではないんだろうなあと思う。いい意味でも、悪い意味でも。
「大人」がなんなのかはよくわからないが、自分の周りにいるいわゆる「大人」という存在に憧れはない。私は、一生若く子どもでいたい。
これは、私が20歳を超えてからもずっと言っていることだ。
「子ども」は、好奇心の塊で未来に可能性しかない。私は一生そんな存在でいたい。
「曇りなき眼で見定め、決める。」(もののけ姫)
今映画館で再上映している「もののけ姫」を先日観てきたが、アシタカのこのセリフは、子どもようなの誠実で純粋な真っ白な状態で物事を見ることに意味があるという言葉に聞こえた。
私は、好奇心と自分の純真さで選択をし、先入観や偏見を取っ払って物事をみていきたい。
私は、一生「大人」にはならない。
24歳、自分のすべきことを見定める、決める。
私は、未だに自分のやるべきこと、すべきことがわからない。
就職活動では嫌になるほど自己分析したのに。そんな簡単に自分が分かれば苦労はしないけど。
まずは、知ることからだ。世の中には知らないことが多すぎる。自分の知らない世界、知らない人、理解できない考え方、すべて含めて自分の「曇りなき眼」で見定めていきたい。
私は、まだまだ若い。子供だ。
だからこそ、なんでも知れる。なんでもできる。
24歳、一年も始まったばかりだ。人生も始まったばかりだ。