
人に認められる、3つの頭を下げること
人の上に立つこととはどういうことか。
世の中にはいろんなリーダーが存在しますよね。
部活やサークルのキャプテンや、プロジェクトのリーダー、企業の社長。
それぞれで求められるものは異なると思いますが、共通する部分ももちろんあると思います。
「周囲の人に認められること」です。
マンガのNARUTOでもイタチが言ってますよね。
「火影(リーダー)になった者が皆に認められるんじゃない。皆に認められた者が火影になるんだ。」
私が思う、人に認められるために必要なことは一つです。
「頭を下げること」、ただそれだけです。
私は大学時代、サークルの幹事長を務め、サークルのメンバーの前で「人の上に立つこと」についてレクチャーを行いました。
レクチャーで話したことを抜粋して、頭を下げるという3つの意義について話します。
頭を下げること|①謝る
ミスをしたとき、自分の思い通りにいかなかった時、
「頭を下げて、謝ること」は、人に認められるうえで重要だと思います。
私もいままでいろんなミスをしたり、人の信頼を失いそうになったこともありますが、真摯に謝れば大抵のことは許してもらえると思います。
ただ、謝ることを強要させるようなタイミングもあると思います。相手が上司や取引先だったりすると、理不尽にも謝らなくてはいけないときあります。
世の中には、どうしようもない理不尽なんて無限にありますし、とりあえず謝っておくのもありですね。しかし、自分の価値観や考えを捻じ曲げる必要はないです。
「謝る」という行為自体は、人に認められるうえで重要なことだと思います。
頭を下げること|②お願いする
リーダーになってやるべきことはたくさんあると思います。小さなことから大きなことまで。
それを実現するためには一人では不可能です。
仲間の助けが絶対に必要になります。
人によっては、「リーダーは道を切り開いて進んでくものだ。そうすれば人がついてくる。」という人もいると思います。が、私はそうは思いません。
道を切り開いていくためにも、仲間が必要だと思います。
周囲の人にお願いして、協力を仰いでいくからこそ、一人では実現できないものがつくれるようになると思います。
頭を下げること|③感謝する
これが一番大事だと思います。
人に感謝できない人間は、人に認められる資格もリーダーになる資格もない、と思います。
自分が支えてもらうことは当たり前のことではないです。周りの人間が自分を信頼して、期待して支えてくれています。
支えてくれた人への感謝を忘れてはいけません。
「ありがとう」を言えるって当たり前のことのようですけど、できていない人が多いと思います。
正直、「ありがとう」を言えないプライドとかは無駄な感情だと思うので、その辺をなくしていける人が人に認められると思います。
当たり前なことを当たり前にできること
人に認められるために必要な「頭を下げること」。
「謝る」「お願いする」「感謝する」、この3つは当たり前のことだと思います。
いまさら何を当たり前のこと言ってるんだ、と思うかもしれません。しかし、大事なことだと思います。
私もリーダーを実際に経験して感じました。
当たり前のことを当たり前にできる人こそが人に認められ、リーダーになる資格があります。