
シアタークリエと、帝国劇場
(唐突に自分語りします。)
そこに私はいるはずではなかった
それは去年のいつ頃からか、静かに始まっていた。
病棟の機能の変更とともに
緩やかに、しかし確実な業務内容と患者層の変化、業務量の増加とともに
次々に押し寄せる監査とともに
新たに個人に課せられた役割と、委員会による業務負担とともに
ラダー制度による、講義とレポートとともに
重なる人事異動による、病棟内の空気と意識の変化とともに
入職時からずっと支えてもらっていた、先輩達の異動
1番辛い時も、悩みも怒りも全部聞いてくれて受け止めてくれた人
ずっと見捨てず見守って、叱咤激励してくれた人
優しく受け入れて、支えて、気持ちを預けてもくれた人
そういう人達との別れ
これらの出来事が少しずつ積み重なって
去年の年末から今年の1月に向けて
私は「あ、これもう無理かも、、」という感じになっていった。
そして今年の1月某日、私はこの仕事をしていて初めての『決定的に嫌なこと』と対峙することとなった。
相勤者も悪かった。
相談できない後輩の若い男性看護師2人。
その『嫌なこと』を1人で抱え込んでしまった私は、夜の病院で1人隠れて泣いた。
そして明けの師長室で涙して訴えた。
「できない」「自信がない」
長々と話した結果、まとめると
「あまり追い詰めずに気楽に」という恐ろしく解決策の薄いアドバイスと
「来期◯◯委員やってみない?」という謎の追加負担を師長からいただいた私は
考えるのを止め
記憶をなくした。
そして、意識を取り戻した2月某日私は、シアタークリエの前に立っていた。

長い前置きでしたが、そういうことです。
終わり。🙃
追記
私の大好きな師長さん。学生の時は先生だったから、意外に病棟では付き合いは1番長い。
あの時「こっちの方が大事だから」と病床調整会議を蹴ってまでそばにいてくれたこと、申し訳なかったけどとても嬉しかった。

追記2
折角なので、建て替え前の帝国劇場を最後にと(外から)見に行ってきました。
Sexy Zoneにとって、特別な場所
有り難いことに何度かご縁をいただいて、中に入ることができた。
生まれ変わるこの先も、ご縁がありますように。
望むことができるなら風磨くんが、0番に立ってるのをまた観たいな、なーんて。