幸福"量"と幸福"感"を間違えるとブラック企業にハマるかもの話
社会人なりたての頃、ヤ◯ザのようなお客様方から毎日のように叱責を受けながら仕事をしていた頃がありました。
毎日の幸福"量"は最低でした。
でも不思議なことに、この頃のPJ完了時や金曜の夜には心の底から湧き上がる形容しがたい気持ちよさがありました。
この瞬間の幸福"感"は最高でした。
当時を思うと、幸福には2つの要素がありました。
おそらく、幸福"量"は「その時の状態(Y軸)」で決まり、幸福"感"は「状態の変化(傾き)」で決まります。
例えば、極端に低い地点(-100)から一気にフラットな状態(0)に向かう時の傾きは凄まじい上昇を描きます。この時の幸福感は最高潮で、脳汁ドバドバです。
もちろんこのジェットコースターのような環境を心から追い求める方々がいることは重々承知しています。ただ、無自覚にこの幸福"感"を幸福"量"と勘違いしてしまうと危険です(自分がそうでした)。
確かに、大きな変化の中では「今、生きている!成長している!」という実感が得られます。でも今おかれている状態って本当に幸せなのか?というのは一度冷静に考えてみるといいかもしれません。
あれ、苦しみから抜け出した(マイナス→0)だけで、幸せ(0→プラス)にはなってない…?と思ったら、新しい可能性を探すチャンスかもしれません。
いいなと思ったら応援しよう!
お役に立ちましたらご支援いただければ幸いです!励みになります。