腹腔鏡手術による子宮筋腫・子宮ポリープ摘出②
①の続きです。
入院2日目 手術後
意識を取り戻した時には手術は全て終わってベッドに寝ていました。そこから手術室のある階から病棟へベッドを運んでいただき、リカバリールームへ入る直前に夫と面会。一言二言（無事終わったこと、手術にかかった時間など）交わし、リカバリールームへ入りました。
私のかかった病院では、手術直後は心電図などが取り付けできるリカバリールームに入り、そこで常時看護師さんに見守っていただくという流れだったようです。（てっきり術後はすぐ自分の病室に戻れるものだと思ってました）手術が終わったのがお昼過ぎ。この日は痛み止めの効果か、うつらうつら寝たり起きたりを繰り返し夜を越しました。入院3日目 手術翌日
前日にリカバリールームに入ったのがお昼過ぎ、そこからずっと寝たり起きたりしていたため、さすがに手術後とはいえ早朝（恐らく5時頃）に目が冴えてしまいました。ここから自分の部屋に戻るまでの時間が、今回の入院の中で一番きつかったです…
何がきつかったかというと、術後の痛みではなく、とにかく暇なのです。
ちょこちょこ看護師さんが声をかけてくださるのですが、眠くもなく、何もやることもなく、ただ横になって天井を見ているというのが私にとっては苦痛でしかなかったです。
幸いにも痛み止めがよく効いており、また吐き気など他の症状がなかったので、今思えば「暇」もありがたいことだったのですが。
その後朝8時過ぎに主治医の先生の回診があり、お腹の音が問題ないので飲水OKと言われました。看護師さんにベッドを起こしていただき、飲んだお水のおいしかったこと！
ただ自分の病室に戻れるのは10時過ぎくらいと言われ、軽く絶望しました。
10時…あと2時間もこのまま…
手術後ということで、体には点滴の他に心電図や尿道カテーテル、血圧を自動測定する器具が取り付けられていました。血圧自動測定器は、恐らくですが30分に1回圧がかかり測定されるもののようでしたので、この回数を数えながら10時を待ちました。
圧が5回を数える頃、看護師さんが来てくださり、着替えと尿道カテーテルの抜去をし病室へ戻ることができました。
病室にてようやくスマホを触れたため、夫と家族に一報を入れ、お昼まで少し横になっていました。
お昼ご飯は全粥で8割ほど食べられたため、点滴も抜いてもらうことができ、この時点で体につながっている管は全てなくなりました。晴れて自由の身！
ですが、腹腔鏡手術はお腹にガスを入れて膨らまして行う手術のため、術後はお腹の張りがありました。そのため、横向きに眠ると苦しさ・気持ち悪さがあり、この日は仰向けでずっと寝てました。入院4日目 手術2日後
前日寝入る際に、瞼を閉じると色々な映像が浮かんできてあまり寝つけませんでした。
・暗闇の中に赤い閃光があり点滅している
・ホラーちっくな外国のお人形がゆっくり動く
・いくつものキノコのようなものが伸びたり縮んだりする
覚えているのは上記ですが、目を閉じるとこのような映像が浮かんでは消え浮かんでは消えしていました。
ネットで検索しても似たような症状に行き当たらなかったので、ここからは考察ですが、、、麻酔がかかっていたとはいえ、脳は手術（恐らく恐怖体験に分類されている）を覚えている。そのため、眠りにつく＝麻酔と似た状況＝手術を再度される＝恐怖 と脳は考え、眠りを妨げるようにおかしな映像を流していたのかなと思いました。
一度眠るという経験をしてしまえば、恐らくこの映像は流れなくなるだろう、と考えた推測は見事に当たりました。翌日以降はおかしな映像が流れることなく、眠りにつくことができました。
この日から食事はお粥ではなく、通常のお米になり嬉しかったです。
ただ、水分を摂りすぎた時のようなお腹の張りは続いており、完食はできませんでした。思い返すと、術後、この日が一番体調が悪かったです。
続きます。