私が、理念を伝える“以外に”大切にしていること【情熱社長倶楽部】VOL.175
平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。
10月に入り、下半期がスタートしている中で、
若手との社内外での打合せが増えてきました。
オンライン・対面での新規の営業活動や、
クライアント様のご支援やフォロー状況の確認など、
改めて、下半期戦略を実行するために
現場のリアルな現状確認に時間を費やしています。
共に時間を過ごす中で、強く感じていることが、
経営者として未来を創造し、
理想の組織を創り上げるためには、
社員の前で理念・ミッション・ビジョンを伝えることも
もちろん大切ですが、
クライアント様への関わり方など、
現場で大切にしていることを、共に現場に立って、
現場目線で伝えることも同じように重要であるということです。
全社員が、クライアント様のことを考え、
一生懸命に関わっていることはよく伝わるのですが、
例えば、効率化や生産性の向上を優先するが故に
今まで大切にしてきたプラスワンの気遣いや心配りが
出来ていない場面を見ることもあります。
しかし、その一つひとつに対して
私からフィードバックする機会がないからこそ、
共に時間を過ごす際には
「ここぞ!」という想いで伝えています。
若手メンバーは、私と過ごす時間ということで
少し緊張している様子も見受けられますが、
組織における些細なズレは、
気づかないうちに大きな誤解、勘違いにつながってしまいます。
だからこそ、伝えるべきことを妥協なく伝えていくことで、
安心して働くことができたり、
より成果に繋がる行動をすることができます。
また、現場で若手と時間を共にすることには
もう一つメリットがあります。
それは、クライアント様先への移動中などに、
何気ないプライベートの話をしたり、
過去の思い出の場所に寄り道をしたり・・・
と、より相手を“知る”きっかけになるということです。
私は四半期に1度、全社員と個別面談をしていますが、
その場では、聞くことができない本音や質問が出てきたりと、
とても貴重な時間であり、
もしかすると、私が一番この時間を楽しんでいるかもしれません。
現場を責任者に任せることも大切ですが、
時には経営者自らが現場に下りて、
現場メンバーと共に汗をかきながら過ごす時間も必要ですね。
もちろん、直接現場と触れる分、
たくさんの組織課題を発見することになると思いますが、
“組織の可能性”も同じぐらいに感じることができるでしょう。
ぜひ、そのような時間を
つくってみてはいかがでしょうか。
意外な発見があったり、未来に対する希望を
見出すことが出来るかもしれませんよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長友 威一郎