〈童話で解説!〉新卒1年目からコンサルタントできる理由
早速ですが、みなさまは裸の王様という童話をご存じでしょうか?
小さい頃に読まれた方も多いと思いますが、
ある服好きの王様のところに偽物の機織り職人がやってきて、
「バカにしか見えない服」をつくります。
布は無いので本当は何も見えないはずなのに、
王様の王様の家来たちも「素晴らしい服だ!」と褒め称えます。
その服でパレードをしていると、
通りかかった子どもが「王様が裸だ」と言われたことで、
王様を含めた全員が、裸であることを思い知らされるお話です。
読んだときは「そんなことは起こらないだろう」
と思われるかもしれませんが、
会社で、自部署で、クラスで、部活動で・・・
ご経験があるのではないでしょうか?
「今までのルールが古くて対応できない」
「○○さんは協力してくれない」
など、おかしいと分かっていながらも、
閉鎖的な発想や、同調への圧力などにより、
「言ったら怒られるかもしれない」
「自分が間違っているかもしれない」
「周りに呆れられるかもしれない」
と思い、“おかしいと言えない”ということは、
どんな組織にも存在しうる問題です。
弊社ではそんな状況の企業様へ
第三者として介入するという
コンサルティングを行っています。
コンサルタントとしての経験を持ったテクニックでなく、
(もちろん必要な場合もありますが・・・)
裸の王様に出てくる子どものように、
社会人としての時間が短い1年目だからこそ
持っている素直さで“おかしいことをおかしい”と
お客様に伝えられるからです。
そうして現状の組織に閉鎖的な発想や同調圧力が
存在しているということを認識していただきます。
もちろん、このような介入は猛烈な反発や
非難を浴びる可能性が高いため、
非常にリスクの高いことである、
ということも自覚しています。
それ以上に、間違った指摘は
お客様に混乱を招くだけの結果となるので、
なにより社内を修練の場とし、
まずは自分が所属している組織内での違和感や
疑問をそのままにせず、
まずは声に出すようにしています。
こうして社内で実践しながら
コンサルタントとしての実力をつけていくのです。