企業の魅力を伝える、ある取り組み【情熱社長倶楽部】VOL.166
平素より大変お世話になっております。
ソリューションの長友です。
夏の甲子園が連日開催されていますね。
3年ぶりにアルプススタンドにブラスバンドの応援が復活し、
テレビの前で「これぞ夏の甲子園!」と感動していました。
さて、夏季休暇前の1週間(8月1日~5日)、
感染防止対策をしっかり実施した上で、
大学3年生のインターンシップを受け入れました。
このインターンシップの目的は、
学生さんに社会人をイメージしてもらうと共に、
初日の自分から少しでも成長をしてもらうことです。
そのため、当日は既存社員と
ほぼ同じ業務をすることで弊社を知り、
自分自身をより理解していただけるようにしています。
中小企業様の企業調べやお電話、ご訪問など、
社会人と同じように“目標数字”を設定した上で
取り組んでもらいますので、
正直、学生の立場からすれば慣れないことも多く、
簡単なものではありません。
そのため、インターンシップ前は、
「楽しみしています!」
「社会人と同じ業務が出来て嬉しいです!」
「コロナ禍で直接訪問できる企業がないので嬉しいです!」
など前向きな発言が多く聞こえてきますが、
いざインターンシップがスタートすると、
社会人の厳しさや自分自身の弱さなど、
様々なものに葛藤している姿があります。
もちろん、簡単なインターンシップではないからこそ
社内での事前準備やリスクを想定した対策等していますが、
それ以上に、可能性の塊である学生さんにとって
これからの糧となるような
良い経験になって欲しいという想いがあり
このような内容で実施しています。
その想いが通じてか、
弊社でインターンシップを終えた学生さんの多くは、
「インターンシップでこんな成長ができました!」と
自信を持って伝えてくれたり、
「終わってしまうことが寂しい」と言ってくれたり、
後輩に弊社のインターンシップを紹介してくれたりと、
弊社での経験をとても前向きに捉えてくれています。
世間で実施されているインターンシップの多くは、
業務のサポートやワークショップなど、
リスクが少ないものや経験値を高める目的のものが多く、
企業が本来持つ魅力や、
仕事の面白さや達成感を感じられるものが
少ないのではないかと感じています。
採用市場においては、
早期の母集団形成が求められることから
“まずは経験を積んでもらう”ことは
とても大切だと思いますが、
入社後のGAPを埋めることや、
1人ひとりの社会人としての成長を考えていくと、
もっとインターンシップの内容を
ブラッシュアップしても良いのではないか
と考えています。
特に中小企業様はインターンシップに対して
高いハードルであるというイメージを持っている方が
多くおられますが、
中小企業だからこそできる、
自社の強みを発揮できるインターンシップが
あるのではないでしょうか。
インターンシップに関する相談が
増える時期ではありますが、
1歩踏み出して実施する企業様は少ないように感じます。
もしかしたら、貴社の魅力に心惹かれる
学生さんとの出会いがあるかもしれませんよ!
ぜひ、一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
長友 威一郎