「寂しさ」は時に前に進む力になる
人生で出会う人は駅のようなものなんだ
その人との学びが終わったら
次に行かないといけないんだよ
本当に素敵な女性なんだから
胸を張って前に進んで
大好きだった人に言われた言葉
頭ではわかっているのに
心では、悲しくて、寂しくて
どうしたらこの感情を抑えられるのか
わからなかった
止まらない涙
きっともう会えないって知っていたんだ
この気持ちは好きな人だけじゃない
27年間生きてきた
色んな人に会って、そして時がきたらさようならをする
時々は会えるかもしれない
時々は連絡が取れるかもしれない
でもずっと一緒にはいられない
家族も、友人も、恋人も、仕事仲間も、お客さんも
みんなそうだ
頭の中では物語を次のページに進ませないといけないと思ってる
でも心はちょっと寂しい
その人と一緒にいた日々が愛しかったから
その寂しさは、大きな力になる
きっと人は寂しい時、大好きなことをする
そうすると気分がよくなるから
それをしている間は時間や、悩んでいたことも
忘れられるから
私は最近友達が亡くなってしまった
長野で3か月を共にしたオーストラリアの友人
まだ19歳か20歳くらい
笑顔を思い出すたびにとても寂しい
そして目を瞑って、今まで出会った人の笑顔を思い出すと
また会いたいな 寂しいな
涙がこみあげてくる
本当は、私、寂しい
私の中の小さな本音
だから私は一歩前に進む
そしてまた人と関わりながら人生という名の旅をする
そして寂しさとともに生きていく
寂しさは人を愛せる証なんだと思う