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半月板手術 その2 手術を決めるまで



1. 手術を受ける決断に至るまでの葛藤

怪我をしていると言っても、足がぶらんぶらんしてしまっているわけでなく、なんとかなってしまう(実際にはなんとかなっていませんでしたが)のと、痛みが日常になっていることが、感覚を麻痺させていました。

そして、6ヶ月ものリハビリ期間があり、その間、競技も練習もできないことも悩みました。

また、手術を受けても、しゃがめる、正座できるが保証されるほど治るか未知数というのも、悩みどころでした。

私はアラカン。

あと、何年ゴルフ競技ができるでしょうか?

やっと介護が終わり、学費の支払いも終わり、自分の楽しみを中心に暮らせる日がきたのになあ。

その6ヶ月は痛いよね。

と、手術を避けて、毎日練習して、ゴルフ競技にも出ていました。

もちろん、痛みがあり、踏ん張ることも100%できないし、試合途中で、バンカーからあがれなくなってしまったこともありました。

今考えると、無理なことをしていたなあ。

でも、当時は、マイナスなことから逃げてたことも判断がついていませんでした。

そして、打ったあと、テキパキ歩けない。

傾斜や勾配のあるゴルフ場の芝の上を歩くのが無理になってきました。

誤魔化しながら練習しても何も積み上がらないと思えてきました。

そして、寝返りも打てなくなって、もう無理だなあと思う気持ちが強くなりました、

先生から手術を勧められた時に、決断していたら、もう、リハビリも中盤だったのに。と悔やまれました。

もう、潔く手術して、イチからスタートするしかないと思えてきました。

入院に向けて、様々なことをキャンセルして、なになくなっていくと、何もかもキャパオーバーだったことが実感できました。

そして、もう、諦めというか?踏ん切りというか?

全てをキャンセルして、前に進める気持ちになり、スッキリしました。






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