解決策なんて求めてない
”人生が一回じゃもの足りないなと思ってしまう”
#goodyousay の特別付録の”ドラマの交差点”の初めの文章。
インスタグラムにgoodyousayのことをUPしたら、「興味がある」と久々に連絡をしてくれた友人がいた。ゲストハウスもZINEもなんのことかわからない友人が、こうやって興味を持って連絡してくれたことが嬉しかった。
それから友人は実際にゲストハウスに来てくれて、サンプルのZINEを読みつつ、いろんな話をした。友人とは長い付き合いではないけど、以前働いてた職場の同僚であり、私には珍しい同い年の友人でもある。なんとなく同い年って親近感があり、悩みも似ているような気がする。こんな私でも、まだ一人で生きていくっていう決心はないし、いつかは家庭を持ちたいとも思っているので、一般的な悩みもあったりする(そんな人がフラフラしているのはどうなんだろうという疑問もあるけどね、笑)
友人の悩みは今の仕事を辞めて、もっと自由にしたい!ということだった。
でも、親のこともあるし、年齢のこともある。今の仕事は向いてないなとはっきり思っているが、次にすすむ勇気はない。このまま迷走するくらいなら、自分で事業をしたい。
友人の話を聞いて、自由にしたい!と思ったらその気持ちを大切にすべきだと思ったし、でも自由とは果てしなく深く時にブラックホールのような感覚もあるので、自由は怖いよということも知って欲しいという思いもあった。
友人の話を聞いてただけなのに、自分さえも優柔不断になっている。
ただ、これは私の思いなので、はっきりと言えないな。と気づいた自分もいる。
昔だったら、思ったことはすぐ言うし、なんでもやってみようと!と気軽に言っていた。でも今は結構躊躇している自分もいる。
結局、解決策なんて無く、ただ、友人の悩みを聞いて、私も悩みを話して、みんな大変だよね〜っていうので終わった。(これって結構重要で、いいことなんだと、コロナで引きこもってた時に気づいた。同情なんて、、とか。あるけど、少しでも誰かに話すことはとても大切だし、幸せなこと。本当の気持ちは、自分の心の奥にあるのに、あえて口にすることで、楽になることも多いってのに大人になった今さら気づいた。)
友人は、ゲストハウスの居心地の良さも知ってくれて+ZINEも買ってくれた。
そして、後日
ZINEを読んだ感想と+冒頭の”人生が一回じゃもの足りないなと思ってしまう”に共感し、勇気をもらったと言ってくれた。
いろんな悩みはあるし、制限もある。
でも、その中でより良い改善策を探し楽しむ。
”人生が一回じゃもの足りないなと思ってしまう”
みんながそう思うように、私もそう思う一人だ。
だから、言い訳しながらもしたいことをする。
そのちょっとした勇気がきっと、何かに繋がる。そう信じて、今日も生きていく。