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06/week39 トレーニング開始。想像と違う。現実は甘くない。を改めて31歳で知る。

月曜日からハウスキーピングのトレーニングが始まった。日本での仕事を休職してから、こっちに来てトータル1ヶ月はニート状態だったので、久しぶりの労働。楽しみ半分、不安半分。けど、今までやってきたから大丈夫だろうという気持ちもあった。

仕事は8−16じ
ハウスキーピングで8時って早くないか?と思ったが、
ここは残業を一切しないみたいなので納得。(日本は9−16または10−15など)

ちなみに私は日本で、副業も含めて、約7年はハウスキーピングの仕事をしていた。ホテルは、5つ星のリゾートホテルからシティホテル、バッグパッカーズホステルまで。同じ会社に属しても繁忙期は移動も多かったので、ホテル数は、15タイプは越える。様々なクオリティの部屋を作ってきた。
どれがいいとかではなく、ただ、1を0にする作業が好きなのと、
基本干渉されないのと、慣れたら有効的に時間を使えることが好きでこんなに続けてやってきた。あと接客業よりも給料もいいし、精神的に疲れない。
7年もやってると、研修などはほぼなく、自己流でいいから、仕上げてという感じで、特にトレーニングなどない。むしろ、教える立場になってしまう。

会う人会う人みんな名前を覚えてくれてて嬉しかった。
初めましてなのに、みんな前から知ってるかのように
親しみ込めて話かけてくれる。
朝礼から英語わからず先行き不安になる。

今回トレーニングするホテルは、5つ星のランク高めのホテルで、
日本ではニセコに行ったときに経験したホテルと同じ会社である。
(ただ、オーナーはそのホテルごとに違うのでフランチャイズみたいなもの)

2週間のトレーニング後に正規採用。
雇用形態は、”カジュアル”と言って、
フルタイム(正社員のようなもの)、パートタイム(バイトのようなもの)
と違って、不安定なシフトになる。
繁忙期はいっぱい入れるし、閑散期は入れなくなる。
時間の最低保証がない。そして、解雇も自由。「明日からクビね!」ということも可能。その代わりパートタイムよりも時給はいい。
そして、ここのいいとこはランチが無料で食べれること!
日本でハウスキーピングと言ったらお昼休憩なんてないんだけど、
食べれるなら食べたいよね(笑)


教えてくれるトレーナーは18年勤務ているベテラン選手。
わかりやすい英語で教えてくれるが、たまに急いでると
オージーイングリッシュ的な英語になるからわからない。

道具の単語さえわからないのに、トレーニングは続いていくので
とりあえず、数字と単語を聞き取るのに必死だった。

最初は1部屋するのに2時間ちょいかかった。
それでも日に日によくはなっている。

マネージャーに今日はどうだった?と聞かれるたびに、
「better than yesterday」と答える。

トレーニングは2日目以降から1人で部屋を作っていく。英語ができないだろうとお構いなし。足りないものや、修理が必要なものは全て英語でやり取りしなければいけない。
ニセコでは、チームでやっていて(まぁ日本語だけど)困ったらベテランに聞いて、そこからオーダーをしたりできたのに、ここでは全て1人でしなければいけないので、まずは、使う英語から必死に覚えていかなければいけない。

ゲストや他のスタッフに話しかけられるが、マジでわからない。
出勤するたびに心配事は増えるが、その分復習もしてるし、
良くもなっているので、なんとか楽しみつつやれている。

まだトレーニング段階でなんとも言えないが、
しっかり採用までいき、自分のペースでできるようにまでなりたいと思った。
せっかくならね!

と本当はこんなに仕事面で大変な思いする気なかった。
(ハウスキーピング経験あるから適当にどこかのホテルで働いて、あとは自分の好きな時間に使おう!と安易に考えてこっちにきたから笑)
実際結構きつくてカメラを持ち歩いてスナップする体力は今のとこなし。
帰宅後ソファで1時間はぼーっとしている、、、。


ただ、ここまで頑張ってたら日本で活かせるのではないか?と思ってきた。
最終ゴールは、一番好きな景色のなかでairbnbまたは宿をすることなんだけど、だいぶ遠回りしていて、まずは自分で何か事業できないかと考えてるとこ。そして趣味の写真での作品作りも並行してやっていきたい。

そうずっと思っているのにだいぶんかけ離れている。
ハウスキーピングは得意ではあるけど、理想の世界ではないので
ケジメをつけて縁を切ろうと思ったのに、こうなっている。
なので、これもおそらく活かす時が来るのかもしれない。。。


金曜はパブリックホリデーで休みだったので3連休。
土曜はバスで10分のビーチに行って癒された。
まだ寒いけど、海は寛大で最高だ。


また次の休みもどこかの海に行こうかな。

とweekdaysはとことん仕事に向き合った週であった。。


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