マイナンバーカードを作るのがこわい。でも、作った方がいいの?
いよいよ保険証を持ち歩かなくてもマイナンバーカードで医療機関に受診できるシステムが本格的可してきました。
マイナンバーカード。コニーもなんとなく怖くて、作るのを後回しにしてきました。だって、新しいシステムって理解不能だし、何に悪用されるかわからないし、今作ればポイントたくさんあげるよ~と言われても、裏がありそうじゃないですか?
調べているうちに、マイナンバーカードって無いと困るんじゃない?ってことになって、慌てて申請しました。その内容について分かりやすくまとめてみました。
身分証明書
必要書類の中に、写真入り身分証明書が必要なケースがほとんどですね。しかも、通知カード内に記載されている個人番号を記入したり、通知カードをコピーを添付する機会が増えました。普通自動車免許を持っていない人は、写真いりの身分証明書は持っていませんよね。そのために何十万円も出して普通自動車の免許を取りに行く人もいました。
ご高齢になっても免許証がないと身分証明書が無くなると困るという理由で免許返納しないケースもあります(これに関しては運転経歴証明書という身分証明書を申請できますが、1100円の手数料がかかります)。
マイナンバーカードは無料です。時間とお金の節約になりますね。
健康保険証代わり
2021年10月20日から多くの医療機関・薬局で顔認証システムを導入されるところが増えてきます。マイナンバーカードを機械に入れるだけで、保険証を提出しなくて良くなります。
「コピーを取らせてください!」と言われて、どうして必要なの?と思ったことはありませんか?受付が入力ミスをしてもコピーがあれば後から訂正ができるし、医療機関側が支払い基金から資格喪失後の受診なので支払いできませんと言われても、保険証を返還させずに使わせていたそちら側に落ち度があるのだから支払ってください!と戦う術だったんですね。
今はクレジットカード決済なども自分でカードリーダーに通す時代になりました。
他人に大事なものを渡さなくても色々できるようになっています。
保険証も渡さなくていいのです。マイナンバーカードは誰にも触らせる必要はありません。
しかも、健診の結果や医療費の確認もできるようになります。
コンビニエンスストアで住民票がとれる
市区町村によって取得できる内容は変わりますが、住民票は殆どの自治体でコンビニエンスのマルチコピー機で発行できるようになっています。
午前6:30から午後23:00まで取得できるところが殆どです。
住民票のために仕事で有休をつかって早退するとか、友人とのランチを早く切り上げて役所に行くとか、そんなことは不要になります。
交付手数料も若干安くなっていますよ。
他にも妊娠届や児童手当の申し込み、保育所の入所申し込みなどもオンラインで出来るようになります。
青色申告している個人事業主はお得に
個人事業主であれば、青色申告をしているところも多いと思います。
e-Taxを利用して青色申告をした場合の特別控除額が65万円になります。マイナンバーカードを持っていないと55万円。10万円で納税金額がかなり変わるケースもあると思うので、ぜひ申請してくださいね。
紛失したらどうなるの
24時間365日電話で停止依頼ができます。
そして、警察で遺失物届を出します。
再交付してもらう時に「遺失物届」必要になるので、必ず手続きをしましょうね。
紛失したことによって、誰かが悪用できるかというと、意外に難しいようです。
マイナンバーカードは個人番号に合わせて暗証番号又は顔認証をクリアしないといけません。顔が似ている人でない限り、その犯罪は厳しいですね。
無くて困った!出来て困った!
市外へ引っ越しの際、かなり面倒なことになってしまいます。
通知カードには個人番号に加え、住所なども書いてあります。つまり、転職や申請の際にマイナンバーカードもしくは通知カードのコピーを求められるのですが、そこには住所が記載されています。
以前は引っ越し後に通知カードを役所に持っていけば再発行してくれました。今は手続きができないんですよ。しかも、通知カードの再発行は行われていないのです。
否応なしに引っ越し前の役所にマイナンバーカードの申請をする必要があります。
カード発行までには数週間かかりますし、発行してもらうためには自分で役所に取りにいかないといけません。しかも、今は取りに行くのもコロナ感染予防のために予約制です。
引っ越しで大変な時期にそのような時間を作るのも大変ですね。
いつかは作らないといけない仕組みになっています。
コニーは近い将来に引っ越し予定があるので、まだ時間が作れる今のうちに作ろうと思いました。
そして、マイナンバーカードの有無とは関係ないのですが、個人番号があることによってこんな不便さが出てきます。
今までは孫や成人した子供に送金するときに、数回に分けて別の通帳に振り込む…といった裏技を行っていた話は聞いたことはありませんか?追々、銀行などの金融機関、証券会社などにも個人番号が必要になってきます。
副業だし、週2日のバイトだから、収入の確定申告は省いちゃっていいや!なんてケースもあったかもしれませんね。
こういうのもバレバレになってしまうので、面倒だなぁと思って放置していたことが放置できなくなります。身辺をスッキリ管理できるようにしておくといいかもしれません。
突然の歯痛やケガで医療機関に受診したいが、さすがに保険証まで持ち歩いていない、なんてことは多いですよね。印鑑証明もカードが必要だったりするし、そんなに何枚も持ち歩きたくない。
ついつい避けてしまっていたマイナンバーカード。
一枚で併用できることがどんどん多くなります。
クレジットカードや電子マネーと連携しているマイナンバーカードはハードルが高いので、そういった機能型のカードはちょっと置いといて、ひとまずマイナンバーカードの申請。真剣に考えてみてくださいね。